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SWEET GREEN LAND

A blog of Japanese fly fisherman living in Otago, New Zealand

Autumn is here

今日は車の関係でいろいろあって、もう英語で物事を考えたくない気分なので、久々の日本語で更新です。

まもなくWoF(NZの車検)が切れるんですが、先日車のフロントガラスに飛び石をくらい、ブルズアイのような傷だけなら良かったんですが、そこからけっこう長い15cmくらいのクラックができてしまったので、ガラス交換しないとたぶん車検が通らない。

車の保険にGlassCoverというオプションをつけてあるので保険で直せます。この際、交換してから車検に出そうってことでまずはオートグラスの業者に予約して、保険会社にも電話してフロントガラス交換をする旨を伝えて、仕事の前に車を預けてから出勤。すると仕事中に電話が掛ってきて、古いガラスを外したら枠が錆びているので新しいガラスを入れる前にPanel Beater(板金屋)に錆をとってタッチアップするなりしてキレイにしてもらう必要がある。板金屋はこっちで手配するか、自分で知っているところに頼むかどうするか?という話でした。Dunedinに越してきてから初の車検なので知ってる板金屋なんかいるはずもなく、そっちでオーガナイズしてくれと頼みました。

するとまた電話があって、残念ながらうちと取引のある板金屋は忙しくて空きがないのであなたが自分で探して予約しなくてはならないということでした。

今日フロントガラスを交換して、明日別の業者に車検の予約をしてあったけど、どうやら明日の車検には間に合いそうもない流れになったので、まずは車検の予約のキャンセルを入れがてら、板金もやってないか聞いてみようってことで出向いて事情を話すと、うちは板金やってないけどあそこに一軒あるよって教えてくれました。

それで今度は教えてもらった板金屋に行って、なんとか明日やってもらう予約が取れて段取りは整った。

板金屋がガラスの入ってない車を拾いに行って、錆をきれいにしてからガラス屋に戻す。

次にガラス屋が新品のガラスを入れてから車が戻ってくる。

それで自分が車検の予約を取り直して車検。

という流れ。

日本語の通じない海外で生活していて、いくつもの業者に電話してやり取りしなくてはならないようなこの手の問題が発生するととてもやっかいです。
まあ、この程度であれば自分でなんとかできるし、実際したわけですが、かなりのストレスになるんですね、これが。

いつもいいブラウンが釣れていいなあって思うかもしれませんが、やはり海外での生活は大変です。逆に釣りの方があんまり素晴らしいので、生活が大変でも頑張れるとも言えるような気もしますが。


さて、先週のきびしかった日曜日とは一転、今週は良い釣りが出来ました。

すっかり秋らしくなってきたホームリバー。


午前中はこの40cmないくらいの小さいブラウン1匹のみ。

あまり生命感の感じられない静かな川でしたが、


午後1時過ぎにこの3lb、50cmのまあまあサイズをキャッチ。

ここは最近の釣行で毎回いい魚が出ている場所なので、まだいるでしょうってことで反応の止まった速いランにチェコニンフを投入。

 
これが当たっていいサイズが出た。


57cmあるのに3.5lbしかないスキニーなヤツですが。


やっぱりいるんだよな~、この流れには。ただ少し増水したので、魚のポジショニングが若干変わって、ガンガン流れの中の石に囲まれたわずかなフラットスポットから、もう少し下のプールになじんでいく少し緩くて深い流れに。
増水時に魚が取る行動のセオリー通りともいえますが、それを読み切ったから捕れた2本でした。


リグを再びドライ&ニンフに戻して、3時を回った辺りからバイトが頻発。


2本追加して、この日の魚の着き場の傾向が見えてきた。

この読みに応えてくれたのが次の1発。


この日のベストフィッシュとなった4.5lb、57cmのジャック。


 


ちょっと細身だけどストロングファイターだった。ガンガン流れを下られて、こっちも丸石の上をこけないように気をつけながら頑張って追いかけて、対岸のエグレ下と、大石に張り付かれて2回ほど動かなくなってやばかったけど何とか捕れた。


この川のブラウン美しいです。素晴らしいです。何回釣っても嬉しいです。


今週もまたいい魚に出会えて大満足!


そして同様の要素を兼ね備えた別のスポットでももう1発!

 
これもなかなかのサイズ。


3lbちょっと、51cmのジャック。

すっかりいい感じになってきた。


だんだん日も短くなってきた今日この頃。


ちょっとサイズダウンしながらも魚を追加。


夕暮れ時になって、この日初めてのライズを見つけた。

ここまですべての魚をニンフで釣っている。よく釣れたけど、夏場とは違って全くライズのない一日だった。

さあ、どうするか?

まずはドライ&ニンフのままフィーディングレーンにフライを送り込んでみる。

3投目でニンフにバイトしたものの完全にフックアップせず。

う~ん。。

この場所を一旦やり過ごし、30分ほど少し上流をやりながら場所を休めて、再び戻ってみる。

もう1度ライズした。

まだいる。

ティペットを交換して#16のアダムスパラシュートを結び、ドライで勝負する。

少し下手の外した場所からフライを置き始めて、3投目でピッタリのレーン上にドライが乗ると、1発で出た!


いいサイズだっ!


ほぼ3.5lb、54cmのジャック。

夕方、遅い時間帯にメイフライのハッチがあった。


NZのメイフライはこんなダークなトーン。サイズは#16くらいだ。

ストマックポンプを失くしてしまって、現在ストマックのコンテンツがチェックできないんですが、最後にドライで釣れたのはたぶんこれのおかげだろう。


この日9本中の5本が50cm越えだったので十分でしょう。いいサイズはすべてジャック(オス)でした。

釣れ方がすっかり秋っぽくなった気がする。張り切って朝早く(自分の場合は早くといっても9時過ぎですが)川に入ったところであまり動きがなく、釣れ始めるのは気温の上がる昼から。これなら11時くらいから始めればいいかなといった具合です。まあちょっと早めに始めておいて、魚が動き始めるのを感じ取ることも大事ですけどね。

今年2015年になり、何か新しいことを始めようと思い立ったのと、移住前は頑張って勉強していたのに、今はやらなくなってしまった英語を進歩させたいという思いと、南に来てから知り合いになった何人かの釣り仲間は日本人ではないということもあって英語での更新を始めました。

今後は時間があれば2ヶ国語で書こうとも思いますが、それもなかなか大変なので、たぶん英語中心、たまに気が向いたら日本語で書くかもしれません。

早くもNZ南の今シーズンは残すところ1ヶ月半と少なくなってしまいましたが、最後まで釣りまくりたいと思いますのでよろしくお願いします。




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