Fly Fishing 2016/10/18 Harder start of the new season 待ちに待った解禁から3週間が経過した新シーズン2016-2017。 今年はちょっときびしいスタートとなりました。 9月中の降雨量が少なかったために、Mataura Riverを含め、例年であればこの時期はまだ水量が多すぎることの多い南方面の川や、自分のホームリバーも標準水位で迎えることとなった1週目。どの川にするか、選択肢は多かったわけです。 まずシーズン初釣行に選んだのは、去年の10月の1週目、2週目にいい釣りが出来た北方面のこの川でした。 やはりアーリーシーズンリバーのこの川をまず釣っておきたい。 ところが今年はほとんど見える魚がいない状態。この曇天の影響もあるとは思いますが。。 川のブラウンはやはり晴天のほうが圧倒的に釣れる魚です。 晴れて魚が活発に動き回ってフィーディングしている日。魚によく遭遇する日がいい。 この日のような曇り空で、魚が沈んでしまっている日、見えない日は難しい。 それにしてもあまりにも魚が見えないので、この川は見切ることとし、すこし戻って毎年通っているサイトフィッシングリバーへ。 この川では多くはないものの、ポツリポツリと見える魚に遭遇する。 ただ、一度姿を消してしまうともうそれっきり出てこなかったり、魚があまり浮いていないといった印象。まだ本格的に魚が動いていないように感じた。 ここは去年9lbを仕留め、数々のドラマをもたらしてくれた定番スポットですが、ベンドの内側のバンクがブルドーザーで綺麗に削られてしまった。 まあ川の流れ自体はいじられていないんですが、岸辺にあった草や、ちょっとした木がすべてなくなってしまった。キャストの時に邪魔ではあっても、自分の身を隠すのに必要でもあった。 いや~、これはアプローチが難しくなってしまったなぁ。。 ただでさえ難易度が高いプールなのに。 たぶんこの土地の持ち主であるファーマーが、増水した時に川幅が狭いと水位が大幅に上がってしまうので、できるだけ水位を抑えるためにバンクを広く、低くしておきたいんでしょうね。 こんな状況でしたが、まあ、よく知っている川なので、終盤になんとかいい魚を掛けたっ! これから飛び上がる魚の頭が水面上に出てきた瞬間! ところがこの写真を撮った後、ジャンプして水中に戻っていった魚がボトムの厚いウィードベッドの中に一気に突っ込んでしまい、固まって動かなくなってしまった。 いろいろ手は尽くしたものの、結局ティペットが切れてしまい万事休す。 あ~~、写真なんか撮ってないでもっと真剣にファイトすればよかった~と悔やんでも後の祭り。60cmクラスのいいブラウンだった。 最後になんとかこの45cmくらいのは釣ったけど。。 この川では全く物足りないサイズです。 翌日は4時間ほどホームリバーも釣ってみた。水位、水色ともに悪くなかったものの、小さいサイズが数匹釣れただけ。1発よさそうなのがきたけどフックアウト。フックを見ると鱗が付いていた。 スレか。ちゃんと食ってないんだなあ。 この川もまだ魚が動いていない感じだった。 この後、10月に入ってからは降雨量が増えてきて、逆にオフシーズン中より水位が上がってしまった。Matauraの下流域も、ホームリバーもダメになってしまった。 2週目も同じサイトの川へ行かざるを得ない状況となった。 この日はまあまあの好天の予報だったのでちょっと期待。 始めてすぐに、また先週と同じようなちょっと小さめを釣って幸先よくスタート。 ところがこの後が続かない。見える魚がいないのだ。 今まで行ったことがないところまで探索範囲を広げて見て回ったのだが。 きびしいなあ。。 空もまた曇ってきてしまい、気温も上がらす。 魚が動き始める気配が感じられなかった。 結局、最初の1本だけでした。 何だかシングルハンドの川の釣りがまだあまりおもしろくない感じなので、翌日はシーズンインしたのに冬でもできる下流域へ。 ところがこっちもシーランは小さいのが1本だけで、でかいパーチが! 久々にバス持ちで(笑 とまあ、自分にとって3シーズン目の南島はきびしいスタートです。 最近の過去2シーズン、10月の第一日曜日の初釣行は川の濁りや強風で釣りにならず、翌月曜日に初めての川にトライしてドラマがというパターンでした。 今年は最初から釣りになる状況でありながら、魚の反応が悪く、初めてトライする川のアイディアもなくドラマなし。 基本的に10月はハマればいいけど、川の水位もまだ安定せず、釣果にもムラがある月なので本格的に良くなるのは11月からなんですけどね。 去年もいい釣りが出来たのは11月でした。 う~ん、とにかく早くいい魚に巡り会いたいものです。 Tight Lines!! PR