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SWEET GREEN LAND

A blog of Japanese fly fisherman living in Otago, New Zealand

Afternoon Rising Fish on CDC Duns

2週間前はあんなに暖かくて、いい季節になってきたなあ~なんて思っていたら、今週の日曜日は冬に逆戻りしたような寒さ。午前中の気温は8℃くらいだったようだ。

サンプロテクショングローブじゃなくて、ウインターグローブの方が良かったんじゃないかってぐらいです。

天気が良ければ、昼前くらいから魚が動き出してポツポツ食いだすはずですが、ちょっときびしくなりそうだなあ。。


とりあえずホームリバー中流域のお気に入りポイントで、11時前くらいにスタートフィッシング。

水位はさらに下がって、すっかり夏季のレベルになった。ほぼベストといっていいだろう。
 
透明度も悪くないし、問題はこの寒々とした天気だけなのだが。。



予想通り、魚の動きはなく、全く釣れない。

ニンフにチビブラウンが1匹掛っただけで、いくつかのキースポットもことごとく沈黙。

釣れないまま、上流の折り返しポイントまですべてやり終えてしまった。

ただ、午後1時くらいから、ようやく寒さを感じない程度に少し気温が上がって、メイフライがチラホラと飛び始めてはいた。


エントリーポイントより少し上のよくライズが起こるプールまで戻ってきて、しばらく状況を観察しながら考えをめぐらせる。

たぶん今日は川を変えない限り、どこへ行っても状況はそれほど変わらないだろう。

この時点で午後3時くらい。メイフライが飛んでいる。

なんとなくライズが起こりそうな気がするんだけど。。

ここで少しねばってみて、ダメなら早上がりかなぁ。

釣れないドライ&ニンフを流しながらしばらくやっていると、2回ほど小さな捕食音が聞こえた。

ライズだ!

よし、始まったか?

ドライ&ニンフを切り落とし、5Xティペットに#16のクイルボディCDCダンを結ぶ。

水面を注視していると、自分より少し下流側でまたライズ。

すかさずそのレーンにフライを流すとあっさり出た。


やっと釣れた~


41-42cmくらいのちょい小さめだけど、よく引いて元気、元気。


頭が小さくてカワイイ~

写真を撮っている間にも捕食音が聞こえた。

ライズしていたのは1匹ではないようだ。

CDCを乾かし、ドレッシングし直して再度投入。

数投でまた出た!

ゴクン、ゴクンという首振りにさっきとは違う重量感。
 
今度は少しデカそうだ。


鮮やかな黄色い魚体。


いいサイズのヘンです。Scottのロッドはバットに20”(約51cm)のマークがありますが、それを1cmくらい超えている。


上アゴのど真ん中にフッキング。


こんな童顔のままオーバー50cmまで大きくなったんですね。


今日はダメかと思ったけど、いいヤツが釣れてよかった~


この後チビも1発出て、その後にさらにもう1発。



また42cmくらいのブラウン。

すっかりライズの釣りがハマッてきた。フライはCDCダン1本。

もう1匹、対岸よりの岩の後ろでライズを繰り返しているやつがいるんだけど、そいつだけはCDCダンをテイクしてくれない。

ライズして反転する時にテイルが出るんだけど、けっこうデカそう。

クソ~、釣りたいなあ、アイツ。。

他の地味なメイフライっぽいパラシュートも試したけどダメ。

ナニ食ってんだアイツ?

もう30分くらい狙い続けている。


フローティングニンフ試してみるか?


フライを#16のCDCフローティングニンフにチェンジ。

まあ、CDCダンとフライの姿勢はそんなに変わらないけど、ボディのボリューム感が違うのと、ちょっと光りものが入ったダビング材を使っている。


そして数投後、ついにガバッと出たっ!!

と思ったら痛恨のアワセ切れ~~~

あああぁーーーっと思わず叫んでしまった。。


やっと出たのに~~~


バックの草が高いので、何度か引っかかったりしていてティペットが傷ついていたんでしょうね。

やらかしました。ティペットのチェックミスです。細い5Xは特に気をつけなくてはならないのに。ティペット切れのミスは今シーズン初めてですね。

このミスと共にライズも終わってしまった感じで終了。



キビシイ1日だったけど、3時半頃からの2時間でいいライズフィッシングが楽しめました。
今シーズンになって、ドライでもポツポツと釣っていたけど、これだけハマったのは初めてだ。

明日(月曜日)は素晴らしくいい天気になる予報なので、またサイトでデカイのが狙える川にいくかなあ?


Tight Lines!
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