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SWEET GREEN LAND

A blog of Japanese fly fisherman living in Otago, New Zealand

Back in Rotorua but troubling weekend...

今週の釣行は6週間ぶりのRotoruaです。Rotoruaの川は他より2ヶ月遅れで12月1日解禁。
解禁当初は混みそうなので避けていたので、今シーズン初めて釣ります。

本当は日曜日の朝から入る予定だったんですが、土曜日の仕事を終えると持病の腰痛が悪化してちょっとキビシイ状態に...
一時は釣行断念も考えましたが、早めにベッドに入って安静にして、日曜日の10時くらいまで休んでいるとある程度回復したので11時にオークランド出発。

2時ちょっと前にようやく釣り開始です。


久しぶりにこの場所に戻ってきた。たぶん4月以来だ。

この川はLake Rotoruaに流れ込むスポーニングストリームの一つ。レインボーは45~55cmくらいのが多く、ブラウンはもうバカデカイのまでいます。自分はまだ7lbまでしか釣ったことがないですが。
いつも釣っているホームリバーに比べると、魚の数が圧倒的に違います。
そのフィッシングポテンシャルは、まさにワールドクラスと言っていいトラウトストリーム。フライフィッシングのフィールドとしてはすばらしいリソースです。


ココでは魚のサイズ、パワー共に強烈なので、今シーズン初、LOOP EVOTEC696‐4の投入です。


ほとんど木に覆われていて、ジャングルの中を流れるようなストリームなので、ちょっと短め、9’6”~9’8”くらいの6番のESNが欲しくなるような川。
自分のロッドの中ではこの9’6”のLOOPが一番合っている。

とりあえず素晴らしいトラウト達をご覧ください。

  

Rotoruaらしいカラーの48cm。


細身の47cm。

 
これも細かった48cm。


今回最大の53cm、3.5lbの銀ピカレインボー。


こういうのがくるから6番ロッドなんですね。




バ~イ。


流れにたたずむ60cmオーバーのブラウンを発見。
1時間くらい狙い続けたが、コイツがどうしても口を開かなかった。残念。。


川で遭ったアングラーが写真を撮ってくれた。これも48cmくらい。

腰に不安が残るので、あまり長い距離をカバーできなかったけど、それでも1日目はこんなサイズのレインボーが6本とチビ数本。

2日目の朝も


太い48cm。


この超カッコイイ52cm。

 
あんまりいい魚なもので、写真いっぱい撮ってしまった。
銀ピカのシルバーにレッドバンド。黒点が少なめのジャック(オス)。ほとんど小さめのスティールヘッドといった感じの魚体。自分が一番好きなタイプのレインボーです。


ホントに素晴らしい魚。見惚れてしまう。



この後、


1日目とはまた別のブラウンを発見し、サイトで仕留めた!
 
 
48cmと小さめだけど重たいブラウン。




頭がかなり小さくて体はボッテリと太いメス。このタイプは8とか10lbオーバーになるポテンシャルを秘めた個体ではないだろうか。頭の大きさが追いつかないのはきっと成長が早いのではないか?
自分がこの川で釣ったファーストフィッシュもこういうタイプの7lbのブラウンだった。

川を4時間ほどで切り上げて、久しぶりにレイクの様子を見に行ってみよう。



ストリームマウスを2箇所見て回るものの、ライズなし、バイトなし。

腰のために大事をとって1時で終了。

帰りの道中、SH27を走行中にリアから異音が発生。すぐに停車して降りて見てみると、左リアタイヤがパンクでペシャンコに。
うわ~~、まいったなあ~

なんか徐々に空気が抜けて、ハンドリングに異常を感じてとかじゃなく、一気に抜けたなあ。なんか刺さったのか??

たしかこの車、車載工具入ってなかったぞ。

やっぱりない。。

そう、いつか揃えておかなくてはと思いつつ、忘れていた。
ジャッキだけは入ってるけど、HONDAの19mmの袋ナットを回すスパナがない。

さあ、どうする?

ここはSH27上のとあるファームの入り口で、Matamataという街も過ぎてしまったし、この先はしばらくずーっとファーム続きでガソリンスタンドも何もない。

AA(JAFみたいなの)に電話するしかないか?

ふと辺りを見渡すと奥にこのファームのオーナーの家が見える。

そうだ、あの家訪ねていって、工具ないか聞いちゃうか?

よし、行ってみよう!

歩いてその家を訪ねていくと、

Hello~

って奥さんが出てきてくれた。

事情を説明すると、ファームの中を走るバギーみたいなのに乗せてくれて、母屋から農耕具なんかを置いてある納屋に。

ありました!!ボックスレンチのセットが!19mmも入ってる。

炎天下で汗だくになりながらも、何とか自分でスペアタイヤに交換完了。

車で工具を帰しに家に戻ると、真っ黒になった手を洗わせてくれて、コップ1杯のお水までいただいた。

丁重にお礼をいって、ようやく再スタート。

いや~、助かった~~。よかったよかった(笑)
NZの田舎の人って親切だなあ~(感謝、感激)

ところがこの後40kmほどSH27を走行しているとまたしてもリアから異音が...

えーーっ、交換したスペアタイヤがまたパンクしちゃったの~~???

でもハンドリングにまったく異常はない。

少し走ってから車を寄せて停車。

リアタイヤを見に行くとパンクしてない。

あれ、なんだなんだ??

あーーっ、マフラーが。。折れてるじゃないか!!

なんとマフラーパイプがサイレンサーのすぐ手前のところからボッキリ折れて、サイレンサーが竹やりみたいに上向いてる!

これ、先日WoFのとき溶接で穴ふさいでもらった箇所だ。
そうか、穴だけじゃなくて、もうパイプが一周全部ほとんど朽ちてたんだなあ。

でもタイヤはOKだから、これならオークランドまであと100kmくらいはとりあえず走って帰れるな。
サイレンサーが落っこちなければいいけど。。

スピード控えめで、なるべくパッシングレーンには出ないようにして、なんとかオークランドに戻ってこれました。

腰痛から始まって、パンク、マフラー折れとなんて週末なんだ今週は??

でも考えようによっては、来週から遠征なので今週悪いところが全部出てくれて良かった気がする。これが来週起こって、遠征中断なんて事になるよりよっぽどましだ。

ちゃんと車載工具も積んで、タイヤも2本しか換えてなかったから、残りの2本も換えてから遠征に行けって事なんだ。パンクしたのはこの前換えなかった古いBRIDGESTONEのほうだし、外してみたらもう山がなかったのでちょうどいい。

今週中にマフラー修理とタイヤ交換を済ませて、来週から遠征です。腰痛も良くなるといいけど。
まずはRotorua入りびたりからスタートの予定。

なんだか災難続きだったけど、いい魚釣れたし、バギーでファームの中走ったり、楽しかった~(笑)





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