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SWEET GREEN LAND

A blog of Japanese fly fisherman living in Otago, New Zealand

Getting into my new rod, and fun fishing with my friend

今週末は素晴らしい晴天に恵まれて、久しぶりに風の弱い穏やかな朝。

さっそくニューロッドを車に積んで、魂を注入するべく川へと向かう。

いつもの川のいつものストレッチ。今日も魚が見えている。


リグもいつもどおり、アダムスパラシュート#12+フェザントテイルニンフ#14をセットアップ。

ストーキングして、ゆったりとクルージングしているヤツに狙いを定めます。

3投ほどでさっそくフッシュオン!

けっこういいサイズで対岸近くまでバァーッと走られたけど、ロッドには十分なバットパワーがあるので不安はない。身切れでフックアウトしてしまうのだけが心配。


スタートからわずか20分ほどで早くも入魂完了!


5lbちょい超え、ジャスト60cmのナイスジャック(オス)だ。

ようやく、これで今シーズン10本目の60cm超えの魚。

最近50cmクラスばかりだったので、久しぶりのいい魚だ。

南島に来てからは、5lb、60cmが自分的にはいい魚と言える一つの基準になっている。

 
傷ひとつない、パーフェクトな魚体だ。


ブラウンにしては珍しい、尖がったレインボウのような胸ビレ。

一口にブラウンといっても、体色、模様、シェイプとも、さまざまなタイプのブラウンがいる。

う~ん、この1匹でかなり満足、とっても満足。

この後、このポイントにまだまだ魚はいましたが、かなり背が高く伸びてきた草にたびたびバックキャストが引っかかってしまったり、まずいアプローチのせいもあって2本目が捕れず、この場所を後にします。


午後は先週良かったTaieri Riverに再び。

まもなく始まるホリデー期間中に、日本から1人、Aucklandから1人と2人の友人が入れ替わりでやってくるので、いつも釣っているストレッチ以外の新たなポイントを開拓しておきたい。


今日は本当に素晴らしい天気だ。


初めて釣るストレッチだけど、かなりいい雰囲気。


魚は絶対にいると思われるが、今日はライズが起こらない。

時間帯かな?

この川は、ライズを釣る川と自分の中では位置付けられている。

なのでライズがないとやはり釣れる気がしない。


結局最後はいつものストレッチに。

しかしこっちでもライズが起こらない。

先週から大きな状況の変化はないのに。

今日はどうしたんだろう??

河原の草に寝転がっていたら、ウトウトと30分くらい寝てしまった。

もう帰るかな?

ボンヤリ水面を眺めていると1つライズがあった。

6時5分くらい前だ。

イブニングライズの始まりか?

立ち上がって、先週良かったカディス#14を結んで、キャスト開始。

とりあえずナチュラルドリフトで流す。

出た!!

手前まで寄せてきてバレてしまった。そんなにデカくはないけど40cmくらいのだった。

続いてもう1発出た!!

またバレてしまった(泣)

これで本格的にライズが始まるかと思ったら、これきりで終わってしまった。



翌日は、今シーズン初めての週末に爆釣したときにあの川で会って、動画を撮ってくれたKiwiアングラーのMartyと久しぶりに一緒に釣ろうってことでキャッチアップ。

朝、Martyの自宅に寄るとガレージの中を見せてくれた。


現在製作中のトラウトだそうだ(笑)


Martyは短パンでウェーダーなし。弱っちい日本人のようにゲーターガードとか、そんなものは身に着けない。そんな気の利いたものはNZにはないし。

たしかに今日は暑いけど、ブラックベリーやマタゴウリのトゲもいっぱいだし、よくそんなんでいけるねえ。。オレはウェーダー履くよ(笑)

さすがKiwiアングラーだなぁ。。

半日ほどやって、全部でたぶん20匹くらいは見える魚がいたけど、現在、渇水状態のこの川では魚が超スプーキーで難しく、ほぼすべてスプークされてしまった。
2人とも釣れないまま、最後のプールに来ると3匹のクルージングフィッシュを発見。

Martyに先にトライさせて、自分は見ていたけど釣れません。

Martyはニンフだけど、インジケーターを使わずにニンフをナチュラルフォールさせて、後は魚のアクションを見てストライクを取るスタイル。

これでダメなら自分のドライ&ニンフを試す価値ありだ。

沈んでしまうニンフを取らなくても、水中で宙吊りになるニンフを食う場合があるからだ。

そして狙いが的中!

わずか1投で、3匹いた中の一番いいヤツが食った!!


Martyはまたしても撮影係りに。

5番ロッドだし、ドロッパーのティペットが一度使ったものの使いまわしで、何ポンドだったかよくわからないので(Hopefully 6lb, but..may be 5 or 4lb??みたいな)慎重なビビリ気味ファイトで手こずってます。これでも後半だけで、相当長い時間やりあいました。


キャッチしたのは5lb強、61cmのまたまたいいジャック。
よく引くブラウンでした。


ほぼあきらめていた最後の最後で釣れてよかった。


SAGEのロゴのeの字のところに小さなテントウ虫が止まっているのが見えるだろうか?
英語ではなんていうの?ってMartyに訊くと、"ladybird"っていうんだそうだ。

へえ~~、そうなの。。


今週も数は2つだけどいい魚が捕れたし、天気も素晴らしく、最高でした~~

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