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SWEET GREEN LAND

A blog of Japanese fly fisherman living in Otago, New Zealand

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Brown Beetle ①

今週もまたホームリバーのストリーム釣行です。
先週は上流→中流の順番で回ったけど、今日は逆に中流から先にやって、午後の上流域の反応を見てみようと思う。

この川で自分がエントリーポイントにしている場所は3つあって、

①中流の橋
②中流の橋と上流の橋の間のファームのゲート
③上流の橋

なんですが、最近の釣行で主に釣っていた中流というのは②から1.5kmくらい上流までです。今日も②からエントリーの予定で車を走らせていると、まず①の橋でちょうど川にエントリーしていくアングラーが1人。今日もけっこう人が多いかな?
ここから約3km上流の②の手前まで来ると、遠目に赤いスポーツカーが止まってるじゃないか!

うわ~、もう誰か入ってるよ~

この車、昨シーズンもよく見かけたローカルアングラーのだなあ。たしか一度ちょっと言葉を交わした覚えがある。

まいったな~、どうするか?

①もさっき1人入っていったし、③から上の上流域は人気なので絶対誰か入ってるはず。

ん~、ああ、そうだ。。

②の1kmくらい下にもう一つファームのゲートがあって、昨シーズン何度か車が止まっているのを見かけた。

あ~、ここからも入れるんだな~

といつか機会を見てやってみようと思っていたので、今日はそこからやってみるか?

車で少し戻ります。

初めて釣るセクションになるけど今日はここからエントリー。


今シーズン初、大好きなロッド、Scott G2の登場です。
先週はダメだったけど、そろそろドライフライに反応する魚がいてもいいはずなので今日はこれでまずドライ&ニンフ。そしてドライに反応があるようならニンフは外して、ドライフライ勝負でいってみたい。


③から釣り上がるセクションと似ていて、なかなかよさそうな雰囲気だけどどうだろう?

スタートです!



TMC9300 #10に巻いたブラウンビートルがドライ。フロロ4Xのドロッパーを60cmくらいだして、その先に2.8mmタングステンビースのニンフ#14でいきます。

開始からまもなく

 
この流れの対岸よりの深みを、画像右端の倒木の下あたりからフライを流していくと、葉っぱが水面に被さっているオーバーハングの上手でストライク!
ドライフライがスッと水中に引き込まれた。

下のニンフ食ったー!

幸先のいい出だしじゃないか!しかもけっこうデカイぞ!!
グングンすごいパワーで下っていくのを止められない(汗)
 

このベンドの下のオーバーハングしているブッシュのところまで走られて、2回ブッシュの下に突っ込まれたけど、何とか引っ張りだすことが出来た。危なかった~

 
いきなり49cm、メスのレインボーだ。

 
体の厚みがあって重たい。3.5lb近くある。


そして相変わらすでかくて長い立派な胸ビレ。こりゃ~引くわけだ。

またストマック取ってみよう。


またしてもブラウンビートルが3つ!違う黒いのも1つ出てきたけど。


フライのボディサイズはほぼ合っている。


よしよし今日もいけるぞ~

ドライにも出ないかな~


魚をリリースして、すぐ上流の緩い流れにキャストしてまたドライ&ニンフを流す。

すると、、、


ガバッっと水面が炸裂したーー!!


ドライ食ったーーー!

直後にドーンと派手にレインボーがジャンプ!

またまたデカイよ~

コイツは何回も激しくジャンプを繰り返す。

なんだよ、釣れるじゃない、ココ。


やったー!今度は50cmのオスだ。G2のバットに刻まれてる20”サイン(実測51cm)までほぼいってます。

 
体の厚みはないけど、最近になって急速に食いだめた様にぽってり腹がでてる。


いかつい面構えです!
3回も4回もジャンプしまくるタイプのレインボーだったけど、遠くに走らなかったのでファイトはさっきのヤツより楽だった。


今年は日焼け対策を万全にしている(笑)


コイツのストマックからもやはりブラウンビートル。


いや~、出ましたね~ドライに。

今シーズンのドライフライ初フィッシュは、#10ブラウンビートル2013-2014バージョンでナイスレインボーでした!

まあこれだけブラウンビートルを偏食してるなら、出るヤツはいるはずですよね。

それならってことで、まだ開始から1時間くらいしか経ってないけど、ニンフは切り落としてドライ1本勝負でいってみます。


しかし、、、


出だしからナイスレインボー2本と絶好のスタートだったのにこの後は反応なし。もしかして朝一はモーニングバイト的な反応の良さだったのか?

ドライメインで、要所要所ではまたドロッパーのニンフもつけて約3時間かけて釣り上がり、1km上流の②のエントリーポイントまで来た。


朝止まっていた赤いスポーツカーはいなくなっている。
このままさらに釣り上がってもいいけど、そうすると後で2kmとか歩いて戻る羽目になるので一旦車まで戻ってここにパーキングし直そう。


続く
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