忍者ブログ

SWEET GREEN LAND

A blog of Japanese fly fisherman living in Otago, New Zealand

Brown Trout Heaven

今週も日曜日はまたしても風強し。

朝は穏やかだったんだけど、昼くらいからはかなり吹いてしまって大変でした。

毎週同じ場所を叩き過ぎたか、魚の反応もかなり悪くなってきた。


それでもいつものストーキングでなんとかいい魚を捕獲!

フライはドライ&ニンフのニンフ、フェザントテイル#14。



51cmの美しいブラウン。


今週も釣れて少しほっとした。

同じ場所でネバって、見えていたヤツで上のドライ(アダムス#12)をガバッと取ったやつがいたけど、対岸のブッシュに突っ込もうと走って、止めにかかったらまたしても身切れっぽい感触でフックアウト。そんなにデカくない45cmくらいのだと思うけど、ブラウンはこのくらいのほうがむしろ引きが強かったりするんだよなあ。

先週、職場のサロンにヘアカットしに来たお客さんで、写真家志望の日本人の若者がいて 、一緒に行って写真を撮りたいというので、月曜日は一緒に連れて行きました。


SH87をTaieri Riverに向かいます。


せっかくだから写真は彼に任せていっぱい撮ってもらった。



ここの景色は何回来てもすごいな~と思う。

 

もう少しで到着だ。


エントリーポイントのブリッジに到着。


今日のTaieri 。先週よりだいぶ水も落ち着いたようだ。

今日は穏やかだし、これならメイフライのハッチが起こりそうだ。

いい釣りが出来そうな予感。


じゃ、いってみよう~


まだライズがない。


 なのでドライ&ニンフからスタート。


この場所でまあまあデカそうなのがニンフを食ってきたが、すぐに外れてしまった~。。


スタートから1時間くらい経過すると、ライズがポツポツと始まった。ドロッパーのニンフは外してドライ勝負にでよう。


なかなかフライへの反応がない。

ピックアップのときに回収中のドライに小さいのがガバッとでた。

休憩してパンを食べていたら、カディスが自分の右腕に止まった。

カディス試してみるか?

NZのカディスはかなりダークなトーンだ。

フライボックスに1本だけ入っていた、暗めのエルクで巻いたエルクヘアカディス#13を結ぶ。


ダウンクロスに投げて、ロッドティップでチョコチョコとフラッタリングさせながら、水面をスケーティングさせるとガボッとのってきた。


ミニブラウンが釣れた~

 
同じメソッドで同じようなチビがもう1匹きた。

 

この後ちょっとサイズアップ。

3時前くらいからライズが頻繁になってきて、ナチュラルドリフトにましなサイズが出始めた。




1時間くらいの間、35~40cmの丸々太ったブラウンたちが好調に 釣れた。




結局カディス1本で、すべてのブラウンをキャッチ。

最後に55~60cmのいいのが出て、ファイト後半まで持ち込みながらも、水中でグルグルと回転されてフックアウトしてしまった~(泣)

今日はティペットが4Xだったので、テンションを掛けすぎないようにゆっくりファイトしたのがかえって裏目にでたかな。。
もうちょっと強気でネッティングしてしまったほうが良かったかもしれない。

せっかくカメラマンがいるからデカイ魚のいい写真を撮ってもらいたかったのに残念。。

今週はいい魚を数本落としてしまったなあ。

    

いや~、でもここはブラウントラウト天国だなあ。ドライフライへの反応がいいし、アベレージは小さめだけど魚の数が多いし、景色もいいし、とにかく楽しい。

ここもDunedinから80kmの距離で1時間のドライブ。気軽に来れる近場です。


4時間くらいの短時間釣行だったけど、いい釣りでした。



また来週もこよう!
PR