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SWEET GREEN LAND

A blog of Japanese fly fisherman living in Otago, New Zealand

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Czech Nymphing the whole day

先週月曜日のダメ釣行から6日。ようやく週末がやってきました。ダメ釣行の後で、今週は仕事の5日間が長く感じたな~。

リールも新調したし、チェコニンフもしっかりと巻いた。


108個入りのボックスをガッツリ満タンにして、最大限の下準備はしてきた。
今回は気合入ってます(笑)

今週はつまらないバラシなしで、いい魚をしっかりランディングしたい!
チェコニンフィングメインで、状況次第で午後の気温の高い時間帯はドライも試したい。
水、木曜日に降雨があって、金、土曜日は降らなかったようだ。増水の3日後になるのでタイミング的にはいいと思われるけどどうか?

先ずは先週やらなかった上流域にエントリー。2台ほど車が止まっていたので先行者ありの模様だけど。
若干水は増えたけど、大したことはないなあ。濁りもほとんどない。もう少し増水するとよかったのだが。

まず最初の要のスポットの一つ。ここは不発だった。

その少し上流の次のスポットで1発目がヒット!
これはブラウンの引きだな。


今日は40cmのブラウンでスタート。
ベンド外側のバンクのエグレに着いてました。流れの中で掛けたので小さめだけどよく引いた。もう1匹、一回りデカイ50cmくらいのブラウンがフックアップしたこのブラウンをチェイスしてきてた。そっちは頭がとんがっててオスっッぽかった。小さいほうが食っちゃったんだな。まあ、いいでしょう。
たっぷりエサを食って、よく太ってる。ストマックを取ってみる。


おお、やっぱりカナブンだ。ニンフも入ってるけど、カナブンの羽根がいっぱいだ 。

さらに釣り上がるも、何箇所かの要のスポットはことごとく不発。
やっぱり先行者の影響かな?

早めに引き返して中流域のほうがいいかもしれない。

もう少し釣り上がったら引き返そうと思っていると2発目がきた!


これまたすぐにそれと分かるブラウンの引きだ。
今度はちょっとデカそうだ。
やっぱりニューリールのドラグはいいですね。安心してファイトが出来る。

 
やりました!ジャスト50cmのキレイなブラウン。



とりあえず今シーズン、ホームリバーで初の50cmクラスのブラウン出ました。

 
ニューリールも喜んでます。


ブラウンは写真中央左の石の前にいた。

レインボーの反応が全くないので、引き返します。

今シーズン、今まで好調の中流域にエントリー。



なかなかバイトがないですね~。

それでもチェコニンフで攻め続けて、昨シーズンにブラウンが出たプールでようやくヒット!
底へ底へと突っ込む引きでまたブラウンか?今日はブラウンデーかな?

おっ、違う!いいサイズのレインボーだ!ジャンプしないし、重量感のある引きだったから勘違いした。

今日はレインボーバラシたくない。。

ランディング成功!


よかった、今日は捕れた。

 
47cm、ヒレがピンピンのい~いレインボーだ。


この川のレインボーは、胸ビレがブーメランのように長くとんがっている

 
なんてカッコイイ魚体だろう。
 


いい魚も取れたので、ちょっとランチブレイク。
ここはホントにいい川です。


さあ、そろそろ最近の釣行で一番アツイスポットに差し掛かります。先週はここで2本バラしてしまったが、毎回いい魚が食ってくる。


中央の枝の先が水に浸かっているブッシュの前が特にいい。
今日も絶対いるはずだが。。

バイトがでない。しつこく何回も流す。

でもこない。

午後2時過ぎ。時間的な問題なのか?一番釣れない時間に来てしまったか?

タイミングを変えて、帰りにもう一度トライしよう。

チェコニンフに反応もないし、気温も上がってきたのでドライフライを試そう。


去年のブラウンビートルをちょっとモディファイ。
先週ストマックから出てきたカナブンの腹が黄色っぽかったのでボディのダビングをイエロー系にして、幅をちょっと広げてよりカナブンぽく丸っこくしてみた。
使うときは背のフォームの余りとインジケーターをもう少しカットします。

1時間くらいこれでタタキ上がってみますが、1発も出ませんね~。
う~ん、ダメかあ。。

よし、もう今日はひたすらニンフィングでやりきろう。
チェコニンフに戻して、ちょいちょい流しながら引き返します。

途中、チビレインボーが1本と、フッキングしそこないが1回。

そしてあのアツイプールにもう一度トライ。あれから3時間くらい経っている。

数回流すと

”コッ”

と一瞬アタッた。

やっぱりいるんだ。これはたぶん釣れる。
ショートバイトでも反応したやつは、ほぼ確実にまた食ってくる。

フックポイント、ティペットをチェックして、またニンフを送り込む。

それから3回目の流しで

グーッと押さえ込むように食ってきた!
ESNがフルベンドする。

なるべくブッシュから引き離して、下のオープンウォーターで走らせたい。
プール下流側の開きに誘導します。

よしよし、うまく下に行ってくれた。あとはそっちで走らせて弱らせればいい。
何度か上流側のブッシュに戻ろうとしたけど、テンションの掛けすぎに注意しながら何とか止めた。

ネットに入ったーー!


これはデカイ。ジャスト50cmある!


今度は頭の丸いメスですね 。

ちょっと写真の撮りにくい場所だから、早めにリリースしてやろう。

この後はエントリーポイントまで戻りながらやりましたが、バイトがなく6時半で終了。

ちょっと数は伸びなかったけど、掛けたいいサイズの魚はすべて捕れたし、ブラウン、レインボー共に50cmが出たのは良かった。リールを新調して、準備を整えてきた甲斐はあった。
この川のブラウン、レインボーの比率を考えると、やはりメインはレインボーなので、レインボーの反応が良くないとなかなか数は伸びてこない。
今日のチェコニンフィングは上が#12の3.8mm、下が#14の2.8mmでやっていたんですが、食ってきたのはすべて下の#14のニンフでした。

やはり信頼できるドラグを備えたリールはいいですね。ストリームで今日のような45~50cmクラスのレインボーとシングル5番ロッドでファイトするのはかなりスリリングで最高だ。
日本でフライフィッシングをしていると、どうしてもデカくてパワフルな魚を釣る機会が少ないので、キャスティング、タイイングといったフィッシング以外の部分にフォーカスしがちで、日本人フライフィッシャーマンはその部分に長けた人は多いけど、NZでは魚とファイトするテクニックがとても重要だ。

今現在、カナブンを捕食してるわりには水面で魚が何かを捕食しているようなシーンは全く見ないし、ドライへの反応もまだない。

もしかしてカナブン水に落ちた後、沈んで流れてるの?
なんて考えてしまいました。
そんなことはないと思うけどなあ。。

今週は明日車検があるので、日帰りで終了!

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