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SWEET GREEN LAND

A blog of Japanese fly fisherman living in Otago, New Zealand

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Disappointed with myself

翌朝、夜明けと同時に再びチャンネルのスポットに入ります。
しかし昨日のイブニングは全くの不発だった。だから今朝も釣れないかもしれない。

昨日と同じくほぼ無風の静かな朝だ。水の色も悪くないし雰囲気的には釣れそうだ。

開始から20分くらいで1発目のバイトがきたっ!


45cmくらいの小さめだけど釣れた。よかった。。
フライはオレンジのマラブー。

さらに20分後くらいに2発目のバイト!


さっきのより2cmくらい長そうだけど細いレインボー。
バイトしたのは1本目とまったく同じ位置でまたオレンジのマラブー。
うん、釣れるね。

その20分後くらいに3発目が!
今度は同じレーンだけど流し終わりで食ってきた。
遠くでドバーンとジャンプ!
コレはいいサイズ。昨日のいい魚と同じくらいだ!
スゲー走る走る。ナイスファイターだ。
ようやく寄せてきて、そろそろ水中の姿が確認できそうと思ったら強烈な首振り。


プンッと突然テンションを失った!


うわ~~~、バレちゃった~~(泣)


フライ外れたし...



うわ、またフック伸びてるじゃん。ダメだこりゃ...
以前から気になってはいたんだけど、VARIVAS2500Vはダメですね。日本で買いだめしてきたけど、もうお蔵入り決定だなこりゃ。
伸びやすいし、プライヤーで元に戻そうとすると簡単にポキッと折れるし。
今までこのフックで4~5本いい魚をとり逃している。
日本でやってたときは50cm以上のトラウトが釣れる機会なんてそんなになかったから、気にならなったけど、NZに来てからは、常に50cm以上のワイルドトラウトとのファイトを想定しなくてはならないので、丈夫で信頼できるフックでなくてはダメです。TMC5262にすべて変更かな。今度日本に帰ったら、杉坂研冶さんのTP-S55も入手して試してみたいけど。

この魚を最後にピタッとバイトが止まった。
その後2時間は全くバイトなし。ライズは少しあるけど多くはない。静かな水面で釣れそうなのに。

今朝も対岸からエントリーしてきたローカルが1~2人いるけど誰も釣れない。

9時過ぎで終了。

ホリデーパークに朝食を取りに戻って、ストリームに移動だ。

移動ルートにあるPutaruruという小さな町でスーパーマーケットによって昼食を調達。


まあこんなものしか売っていませんが(笑)



ストリームに着くと、今日も牛たちが出迎えてくれます。


今日もチェコニンフィングで幸先よく1発目がヒット!
この魚ネットに入れそこなって逃げられた~

次は先週最大のレインボーが出たプールで今日もバイトがっ!


37cmの若くて元気なレインボー。よく引きます。
よし、とりあえず今日も写真が撮れたぞ。

同じプールでもう1発ヒット!さっきよりデカそうだ。

うわ~、外れた~~

フックのポイントがつぶれて反対向きにひっくり返ってた。
あ~、しまった~。フックポイントのチェックが出来てなかった...

さらに釣り上がって、中流域のもっともアツイ区間に差し掛かります。先週はブラウンが1本出た。

今日は流れに横たわる倒木の前でグッドサイズのレインボーがバイト!

激しく身をくねらせながら猛烈なスピードでダッシュ!

またフックアウト~~

今度はフックは問題なかったけど外れてしまった。くやし~~(泣)

バレた興奮状態のレインボーがドーンとジャンプ!
デカイよ。50cmくらいありそうだった。
もったいなかったなあ。。

次は折り返し地点の付近でヒット!


40cmジャストのキレイなやつ。



今度は取れてよかった。ホッとしたよ~。

そうだ。ストマックを取ってみよう。


意外にもブラウンビートル(カナブン)が3つも入ってた。
直径1cmくらい。3つ食ってたってことは、ある程度コレを選んで食べていると考えていいだろう。先週はニンフしか出てこなかったけど。

もしかすると、もうドライでいけるかも。
 ブラウンビートルかあ。あったかなあ?

残念、フライボックスに入ってない。

 
と思ったら、胸のフライピットに昨シーズンの使い古しが1つあった。
よし、これでいってみよう。

1時間くらいドライでやってみましたが出ませんでした。カナブンは何時くらいが一番飛ぶのかなあ?

先週も今日も釣れたさっきのプールに戻ってきたので、ここでまたチェコニンフに変えてもう一度トライしてみます。ここは今、魚がたまっている気がする。

何回も繰り返しニンフを流す。

数投後に一瞬コンッとアタった。

やっぱりまだ魚いるなココ。
さらに2回流すと押さえ込むようなアタリでヒット!

よっしゃーー、やっぱりまだいたー!!

直後に足元でドバーンと垂直にジャンプ!
あせってステップバックしてラインテンションを保ちますが、突然軽くなった...
 
またバレちゃった~~~(泣)

なんで外れんだよ、もーーっ!今のもいいサイズだったのに~。

何本バラシてんだ今日は。

なんだよ~。もうダメダメだな、今日のオレ。

やんなってきた。。

もうこないだろうけど、あきらめきれずにまた同じピンポイントに流す。

するとまたヒット!


小さいけどまだいました。ここにはかなり魚がたまっている模様。

でもこの魚で最後。これ以上はバイトが出ない。

あとはエントリーポイントまで戻りながら軽く釣って、ちょっと早めの5時半で終了。

今日、掛けた3本のいいサイズの魚はすべてバラシ。1発目のネットに入れそこなったやつも45cmくらいあった。
朝のレイクでもデカイのをフック伸びでバラして、合計5本ミスったじゃないか。

もう自分自身にがっかりだ...
全くもってダメ野郎な1日でした。

今週末の総括

・8月にLake Rotoruaのチャンネルのパターンを発見してから、通いに通って3ヶ月半。でもついにこのパターンも終わりかもしれないと感じた。まだポツポツ釣れるけど、昨日のイブニングのバイトのなさ、今朝も最初の1時間だけでその後はさっぱりだったのが、そろそろこの釣りが終わりなのを物語っている気がする。風も穏やかで水色も良く、条件は良かったのにだ。
昨日の6ポンド近いクオリティーフィッシュは、うまくライズに合わせられたから釣れたけど、再現性は低い。
じゃあ、夏にいい場所でもう釣れるかというとそっちはまだで、ちょうど季節の変わり目で魚の居場所も移っていくちょっと釣りにくい時期かもしれない。
まあ、別の条件の日にもう1日くらいやってみないとわからないけど。


・NZに来てからすでに相当な数のレインボーを釣ったけど、レインボーはホントにランディングするのが難しい魚だ。特に狭いストリームでブッシュ、レイダウン等が込み入っている場所での45cmクラス以上の魚とのファイトは難しい。
出来るだけ魚を驚かせないようにテンションを掛けたり、工夫はしているけど、フッキング直後に狂ったように暴走したり、ジャンプしたりと、とにかく動きが速くて激しい魚だからそう簡単にはいきません。
今シーズンはランディング率を上げるのがテーマの1つなのに、解禁から1ヶ月ちょいで早くもバラシすぎ。

フック、ティペット、ファイト方法などいろいろ見直して、来週からまた出直しだな、こりゃ。


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