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SWEET GREEN LAND

A blog of Japanese fly fisherman living in Otago, New Zealand

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Fun Fly Fishing in NZ

日本から来た友人たちも明日が最終日。
自分も今日は時間が空いたので、最後にもう一度一緒に釣りをしようってことで、再び出撃。

今日は久しぶりにホームリバーのトラウトストリームに行きます。
自分自身もこの川は5ヶ月ぶり。友人たちは朝Rotoruaで軽く釣って、昼過ぎに合流の予定なので、それまでしばらく来てなかったこの川の様子を見ながら、1人で釣ってみよう。


今シーズン前半、比較的安定していた中流域にエントリー。

そろそろ冬の初めだけど、去年のこの時期、アングラーが少なくなってプレッシャーの低くなったこの川のドライフライゲームは思いの他良かった。
今日もまずはドライ&ニンフで反応を見つつ、気温が上がってきたらドライでいってみたい。

釣り開始からまもなく、浅く緩い流れの中にレインボウを発見。
いいところにキャストが決まると1発で下のニンフ食った!


43cmくらいのまあまあサイズ。
まずは快調な出だし。

このあとも赤ちゃんブラウン、レインボウがポツポツとニンフに掛る。

今日は天気が崩れる予報だけど、10時半くらいになると予報に反して日が差してきた。

よし、このタイミングでドライフライを投入します。
フライは去年のこの時期に反応が良かったTMC102Y#13に巻いたアダムスパラシュート。
このフックの1XFワイヤーがNZで許せる範囲のギリギリの細さですね。これ以上細いものは掛けても魚が取れないので使わない。

定番のスポットでも、水深のあるプールでは魚が出ないようだ。

1本目が釣れた様な、プールの上にある緩い浅めの流れを狙ってみる。

そして。。。


出ました!40cm欠けるくらいのちょっと小さめだけど。

ハイシーズンのような勢いのある出方ではなく、ゆっくり浮いてきてパフッとくわえる感じ。

次は同じ流れから、流し終わりギリギリで  

アレッ、出た??

みたいな地味な出方でのってきたのは、


50cmをちょっと欠けるくらいのブラウン。

 
そういえば久しぶりのNZブラウンだなあ。


よしよし、これは楽しいぞ~。かなり楽しいぞ~~。


パターンが見えてきた。
今日はプールではなく、ザワザワした水面の流れでもなく、比較的フラットな緩い流れの浅いところに魚が居る。
つまり、普段ならやらないでスキップしてしまいそうな、一見どうでもよさそうなところ。


4本目はブラインドで46cmのレインボウ。
ゆっくり浮いてきて、バイトシーン丸見えだった。


5本目はサイトで。同じタイプの浅い流れの中にたたずんでいるの発見して、1発でバイトした44cm。


相変わらず魚キレイだし。もう楽しすぎ^^

この後、この調子なら間違いなく釣れるだろうと思っていたスポットにさしかかったところで、上流から濁りが流れてきた。

なんだろう?ファーマーが牛を対岸に移動させるとき、あの巨体の牛が30頭とか川を渡ると、突発的な濁りが発生することがある。

それかもしれない。

この濁りのせいか、確実の釣れるはずのこのスポットから魚が出なかった。

そろそろ友人たちと合流の時間なのでいったん上がります。

軽く3時間弱、アダムス1本で通しました。


12時半に友人たちが到着。

中流域を少し休ませたいのと、あの濁りが気になるので、先に濁りが引くであろう上流域を先に釣ってもらいます。

すぐにチビトラウトがポツポツと反応するものの、いいサイズが出ない。

途中浅いところにいたブラウンがスプークして、バァーっと走っていくのに何度か遭遇。
かなりの距離があっても、気配を感じ取られて難しい。

上流に行くにつれて、少しずつ濁りがきつくなってくる気がする。

反応が悪い原因はこれか?

2時間くらいやって、ようやく41cmのレインボウが友人のドライに出てくれて一安心。

さらに釣り上がると明らかに白濁した水色になってきた。

ダメだこりゃ~~

これはどうやら牛が渡った濁りじゃなさそうだ。もっと継続的に濁りが流れている。
ファーマーがブルドーザーで掘ってるのかもしれない。

引き返して中流域のエントリーポイントに戻ろう。


再び中流域。

規模の大きいベンドに3人で分かれて入って、自分もちょっと投げてみる。
ゴボッとよさそうなのがアダムスに出たけど、フック伸ばされた。。
次の1投でまたしても出たものの、完全にフッキングせず。

あとは誰も反応なし。
午前中良かったスポットも全く出ません。

濁りは上流より全然マシだけどなあ。
この時期のドライはやっぱりハイライトの気温の高い時間帯かな。
イブニングはちょっとキビシイかも。


残り少なくなったNZでの時間を惜しむかの様に、最後までネバリ強くキャストを続けました。

残念ながら、午後のいいサイズは1本のみで終了。
午前中のいい状況が続いてくれれば楽勝かと思ってたけど、なかなかうまく行かないものだ。

でもすでに十分すぎるくらいの釣果を上げることができて、大満足の旅になったようです。
北海道に3回行く旅費を貯めて、NZに来ちゃったほうがいいと言っておりました。

やっぱりNZのフライフィッシングは楽しい~

デカくてキレイな魚釣れてうれしい~

やめられな~い


さあ、来年はいつにする??(笑)






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