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SWEET GREEN LAND

A blog of Japanese fly fisherman living in Otago, New Zealand

New season 2013-2014 opens!! PartⅡ

明けて2日目。今日は朝の3時間をレイクで過ごし、10時くらいには昨日のストリームに向けて移動。昨日反応のよかった午後の時間をまたあのストリームで釣るというプランでいってみたい。


夜明けのレイクをポイントに向けて走ります。

レイクの北側のワインディングロードの区間の途中でなにやらサインが。


PLEASE STOP ON REQUEST
って事だけど、そりゃ困ったな。このレイク沿いの周遊ロードのほかに道はないぞ。

他の車が1台、三角コーンの間を縫って進入していった。よし、こっちも行ってみよう。前の車をフォローして自分も先へ進みます。
何だろう?もうあと少しでポイント到着ってところまで来て、前方に事故現場らしきシーンが。


うわ~、これか。完全に道路が封鎖されてる。他の車もここまででUターンして引き返していく。
まいったな~~
もうあとポイントまでほんの1kmくらいなのに...
これじゃ行けないよ。
仕方なく西岸のストリームマウスに向かいます。



Ngongotaha Stream Mouth
ライズなし。とりあえずやってみるものの、アタリもない。


もう、早くチャンネルのポイントに行きたいのに。
20分くらいですぐやめて、車に戻ります。
もうそろそろ道も通れるかもしれない。もう1度行こう。

さっきの道を戻りますが、ダメだ。今度はもっと手前で通行止めの案内をしている。
まいった。。
朝の貴重な時間がどんどんなくなっていくじゃないか。
もうこうなったら、レイクを逆回りでチャンネルまで行くか?あとわずか1kmのために、このビッグレイクをほぼ全周逆回りで?
30分以上かかりそうだけど。
でもあそこに行くにはそれしかない。あのスポットなら絶対釣れる自信があるのだ。
よし決めた!もう行く!!
逆回りでチャンネルへ。


8時15分くらいにようやく到着。6時半からここでやるはずだったのに。なんてこった。
昨日同様、チャンネルの中を狙ってる人が3人ほどいるけど、自分はいつもどおり外側のみ。
南風が当たっているけど、そんなに強風ではない。
逸る気持ちを抑えつつ、キャスト開始。

先週は9時くらいでバイトが止まったから、それまでに釣れて欲しい。
しかし、バイトがこない。ライズもない。
それでも絶対的に信頼しているこのスポットだから、もう1箇所ベタネバリだ。
何の反応もないまま、9時を過ぎてしまった。
風はだんだん弱まってきた。

あっ、ライズだ!

釣れなくなると読んでいた時間の9時を回ってしまったが、逆に風が収まってきてライズが始まった。
ライズの発生した付近を流すとやっとバイトがくるが、フライをすぐ離した。。

同じレーンを打ち返して数投後に、またフライをくわえたような違和感を感知。
少しテンションを加えてきいてみると
”ククン”と生命感が!

やっとヒットだーーっ!

ようやく今日の1発目だ。
ところがコイツがこっちに向かって突進してきて、テンションが緩んだ隙に外れてしまった。
あ~~、残念...

その30分後くらいに次のバイト!流し終わり寸前のフライを引ったくって、いきなりチャンネルに突っ込もうとする強烈な引き!!一瞬止まったが、すぐまたチャンネルに向かって暴走してティペットが切れた~~

切れた直後に、興奮したレインボーが1mくらい高く飛び出してきた!
うわ~、でかっ!!60cmくらいありそう。。
なんかもうサーモンみたいだ。
あ~~、クヤシイ~~

なんだよ、今日はミスってばっかりだよ。ダ~メだな今日。

でも10時近くなってもまだライスは続いてる。

そして3発目!
すぐにフックアップしたレインボーがジャンプ!
そんなにデカくないけど普通にいい魚だ。もうバラシたくない。
またこっちに向かって突っ込んできたけど、必死にラインをドローしてテンションを保つ。

やっと捕れた~~


49cmだけど、太くて3.5lbくらいあるレインボー




これで少しホッとした。
わざわざ湖を逆回りで全周(-1km)してここにたどり着いた甲斐があったってもんだ。

このあと4発目のバイトがくるが、不完全なフッキングですぐに外れた。

そして10時半過ぎごろから再び南風が吹き始めて、ライズが止まる。

今度は白波、風ビュービューになってしまった。
コレでTHE END。
 
よし、切り上げてストリームに戻ろう。


今から移動すれば1時前には着いて、昨日反応がよかった午後の時間をやるにはちょうどいいだろう。Go!

(続く)
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