Fly Fishing 2014/06/17 Tax Refund, and then Fishing 今年もNZのTAX REFUNDの時期がやってきた。いわゆる確定申告だ。 NZの会計年度は3月31日締めで日本と同じ。オーストラリアは6月締めだった。 申告はNZもAUSもオンラインですべて出来るシステムになっている。去年はNZ、AUS両国の申告をしたが、今年はNZだけでいい。 早めに申告を済ませれば6月中旬には、過払いの場合は還付金が戻ってくるか、足りていない場合は逆に不足分を納税する必要がある。 事前計算した結果、今年は少しだけ戻ってくる見込みだったが、先週、Inland Revenue(NZの国税庁)からサマリーが送られてきて、見込みより多くの額がリファンドされた。 今週は釣りは無しにして、ちょっとガソリン代でも節約するかあなどと思っていたが、TAXも予定より多く戻ってきたことだし、じゃあってことで結局今週もRotoruaです! 先週同様、大きいほうのストリームに向かいます。また月曜日なので、先行者はいない予定だったが... うわ~、車2台止まってるし。。遠めに見える上のエントリーポイントにも2~3台。 どうしちゃったんだ? また団体でも来てんのか、これ?? 下のエントリーポイントの2台は距離が離れて止まってるし、向きも逆だから別々のアングラーだろう。たぶん1人がアップストリーム、もう1人がダウンストリームに行ったんじゃないか。 とりあえず自分も入って様子見てみるか。 ダウンストリームに歩いて下ってみる。しばらく行くと人は見えないけど、バンクにアングラーの荷物が置いてあるのが見える。 たぶんあれだな。 ちょっと戻って少し上から釣り始める。 先週はかなり水が少なかったが、この一週間、火、水、木と連日のまとまった雨で川の水量は回復した。この状況であれば、どこから魚が出てきてもおかしくないと思われる。 ほどほどに笹濁った、魚に接近しやすいいい水色だ。 まもなく下からKiwiのアングラーが上がってきて、声かけてくれた。 1本釣ったらしい。 じゃあお互いにGood Luckってことで、彼は先に歩いて行った。 先に行かれたけど、まあいいってことよ。 これで自分と他のアングラーとの位置関係もはっきりしたし。アップストリームにたぶん2人で、自分が一番下だ。 この冬に釣りに来ているわけだからビギナーではないけど、パッと見でそんなにツワモノって感じのアングラーじゃなかった。 たぶん普通にインジケーターのニンフでもやってるんだろう。 後から釣り上がってくる自分のプレッシャーで、むこうはチョロチョロっと探ってどんどん釣り上がるような雑な攻めになるだろうから、こっちはチェコニンフで時間をかけて、丁寧にネチネチとやっていけばいい。 じっくり攻めないと食わないのは、先々週から釣り込んでいるのでわかっている。 それとサイトで見つけた魚は時間をかけてでも確実に仕留める。 だから他のアングラーが先行したのはむしろ好都合と考えて、自分のペースで釣り上がる。 先週同様、今日は7~8本のサイズのいい魚をキャッチすることを目標としよう。 今日は他のアングラーとのバッティングもあるし、もう冬なのでこれくらいが現実的なところだろう。 この作戦が功を奏して、1匹、また1匹と数を伸ばしていきます。 浅いところに魚が居れば、当然サイトで狙っていくが、今日は水量もあるし、透明度も低いので半サイトかブラインドのアプローチが多くなる。 とあるベンドのプールでは、ワンスポットで5本のいいレインボーを抜くことが出来た。 この5本はすべてブラインドで。 早くも目標達成。 釣れてしまったので釣り上がりがなかなか進まないから、先行者との距離はかなり開いたと思われる。 人の気配を全く感じなくなった。 さらに釣り上がる。 今日は釣れ続きます。 これは4lb越えの太いヤツ。 これも同じスポットからオーバー4lb、今日の最大レインボウ。 婚姻色のオス。 浅い流れにいいヤツを発見。 サイトで仕留めた! 結局終わってみれば、最小で43cmくらいから最大54cmのレインボウ14本と、ハイシーズンと変わらない乱打戦となった。 浅いところでサイトで掛けた魚はバラシが多く、8~9本は落としてるから、25本近く掛けたと思う。ティペット切れは一度もないけど、フック伸びや、掛かりが浅くてフックアウトというのが多かった。 数は釣ったけど、ハッチェリー産のメスが多く、オスのワイルドなデカイヤツが出なかったのはちょっと残念。 フライは先週紹介したエッグの代わりのオレンジのパターンに40%、ナチュラルなニンフに60%くらいの魚がバイトした。 ただオレンジのアトラクターに食ってくるのは50cm以下の小さめが多く。50cm以上のビッグレインボウは#14のナチュラルの方を取ることが多い。 この傾向は先週から感じていたけど、今日かなりの数を釣り込んだ結果はっきりとした。 やはり増水後で、川のコンディションは良かったんだと思う。 あとは朝一で、あえて一番下から釣り上がる選択をしたのが正解だった。この時期のチェコニンフィングはじっくりやらないとダメだ。 朝川に入ってから、7時間一度も川から上がらずに最後までニンフィングをやりきった。 まあちょっと遠いけど、冬でもこれだけの釣りが出来てしまうのがこの川の凄さ。 だから結局ここに来てしまうのが一番。いくらNZでも、この時期になると確実に釣果が見込める川もそうそうないから。 やっぱりワールドクラスのトラウトストリームだなあ。 もうさすがに水がメチャメチャ冷たいけど。。 さあ~、帰ろう。 PR