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SWEET GREEN LAND

A blog of Japanese fly fisherman living in Otago, New Zealand

Thinking of employing the Skagit Style

今週末もまたまた寒かったです。
土曜日の夜にまた少し雪が降って、どうかな~と思いましたが、日曜の午前中には少し気温が上昇。まあそれでもせいぜい5℃くらいでしょう。

強い南風が吹く予報なのが一番の気がかり。行っても釣りになるのかどうか。

でもせっかくの休みがもったいないし、とりあえず道路も先週のようには凍っていないので川に向かいます。


先週と同じポイント。2本に枝分かれした下流の南側のブランチのポイント。

あ~、やっぱり思いっきり向かい風の強風だぁ。。


大荒れでこれはさすがにちょっとムリだな。

地図を見て、どこか対岸にエントリーできるポイントがないか探す。

もう1本の北側のブランチに対岸にアクセスできるポイントがあるようなのでそこへ行ってみるか。


川が見えてきたが、こっちは水面がそれほど荒れてないから何とかなりそうだ。

よしよし、とりあえず釣りが出来そうだ。


なかなかの大場所だ。川が大きくベンドしている部分のインサイド側なので、ウェーディングもできる。


前夜に1本だけ試作で巻いた、シーラン用のニューフライ。
ウォデントンシャンクに巻いたクラウザーディープミノー風。カラーはちょっとサーモンフライを意識したオレンジ系。

ニュージーランドに来る前にシドニーにいた頃、少しソルトのフライもかじったので、けっこうソルト用のマテリアルも大量にあるのだ。取り合えすうちにあるマテリアルだけで巻いてみた。


全くのプロト段階なので、まだまだこれから煮詰めていく感じですね。

今日は先週と逆でAM11:30がロータイド。チャンスがあるとすれば、タイドが上げに向かって動き始める午後1時くらいから3時くらいまでではないだろうか。

釣りを始めた時点ですでに午後2時。いきなり釣れてもおかしくは無いが。


雰囲気はある場所だし、十分な期待感はあったがバイトが全くこない。

ここ1箇所で約2時間半ネバったが、完全無欠のノーバイト。

今日は他に動く場所もないのでここまで。


また来週出直そう。



ところで、5月からウインターシーズンで下流域を釣って、スカジットシステムの必要性を感じていました。

普段ホームリバーにしているDunedin近郊の川はスイッチロッドで十分だけど、河原がほとんどないようなタイプのリバーバンクのポイントもけっこうあるので、すごくコンパクトなモーションで投げられるスカジットのアドバンテージが大きいのではないかと思っていた。冬は南風が強い日が多いのでパワーのあるヘッドが欲しいというのもあるし、水量の多い冬の川なら、太いスカジットのヘッドが水面に与えるインパクトもそれほど気にならないなど、理由はいろいろある。

日本に帰国した時に入手してきたかったけど要取り寄せで間に合わなかったので、友達に送ってもらって無事到着。


RIO Skagit iShort 350gr

Skagit iFlightのショートバージョンですね。5.5mのショートヘッドでリア側約1/3がF,フロント側2/3がIntになっている。
自分のスイッチロッド、SCOTT L2H 1106/4に合う軽めで、この釣りをやるのは冬がメインになりそうなので、ゆっくりスイングできるインター。こういう条件で探していたら、このヘッドに行き着いた。

これはこれでよかったのですが、先週、今週とツーハンドスペイでビッグリバーを釣った結果、風が吹いた時のことを考えるともっとパワフルなヘッドが欲しいなあと。いやこのビッグリバーこそスカジットヘッドが欲しい。

ってことでシーラン攻略のために、結局ツーハンドにもスカジットシステムを導入して、本格的にキャスティングを含めてスカジットの釣りを練習してみようと考えています。

どうしても一旦シーズンインしてしまうと、今日は何本出たとか、釣果を追及してばかりになってしまうけど、キャステイングやフライの完成度など、自分のスキル面をじっくり見つめ直すのにウインターシーズンはいい時期ですよね。
新たなテクニックや、やったことの無い釣りにトライするのにもいい。

寒いけど、積極的に出て行って、冬も釣りに行くアングラーこそ上手くなるとも思います。

まだ今月残りに8、9月とウインターシーズンは長いですが、コレでこの冬のテーマは決まりって感じになってきました。

スカジットキャストを練習して、シーラン攻略!

これですね。


Tight Lines!
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