Everyday Things 2014/08/14 Making a Big Decision After the Negotiation 先日訪れた、NZ南島、Dunedinでの仕事の話がまとまりました。 仕事のオファー自体はすぐにもらったんですが、こちらにも1つ提示したい条件があって、それを伝えたところ、半分は受け入れられ、半分は却下された。 ここで考えた。 交渉の流れの中で、向こうが主導権を握って、こっちが向こうの出す条件を呑むかどうかみたいな雰囲気になりつつあったのが気になったし、南島には住みたいものの、引越しにも費用がかかる。新天地で生活が成り立つ見込みが立たなければあまりにもリスキーなので、自分から辞退する意向の断りを入れた。 すると今度は先方が、条件をこちらから提示した以上のものに改善して、再度オファーをしてきた。 この時点で交渉の形勢は逆転。向こうの来て欲しいという意向は本物だったようで、こちらが有利な状況に流れを引き寄せた。 そこで、もう一度熟考した結果、このオファーを受ける決断をした。 こちらの社会では、日本のように雇う側が圧倒的に優位で、就職希望者はひたすら下手にまわる必要はないと思っている。 自分も海外に出てから、仕事に関しては今までいろいろなことがあったので、あくまでも対等、フェアな話でなければ交渉のテーブルに着かないことにしている。 自分の身は自分で守らなくては、海外で生きていくことはできない。人任せで、他力本願な生き方では通用しないということだ。自分の頭で物事を考えて、調べて、行動することが必要となる。 迅速に行動できる機動力、フットワークの軽快さも絶対に必要。 まあ今回は、交渉の流れの中でのパワーバランスが、どちらに傾きつつあるかを敏感に感じ取って、こちらから打ち切りの申し出をした結果、向こうとしてはもう一度こちらを交渉のテーブルに引き戻すためにはこっちが提示した条件以上のものをテーブルに乗せる以外には打つ手がなくなってしまったわけですね。 決心した理由としては、 それでも、そんなにすごくいい条件というわけではないけど、会社の規模を考えるとベストは尽くしてくれていると理解できるし、納得できる程度にフェアな条件になった。 ぜひ働いて欲しいという先方の意向も十分に伝わってきた。 この交渉に勝った気がして、その点でも満足。 そしてもちろん、これで南島で釣りが出来る! といったところでしょうか。 そんなわけで、思いがけず、南島の住人になる機会がめぐってきた。 今回はけっこう悩んだ。かなりの一大決心だ。 でも決めたからには動くのは早い。 来月早々に、1400km強の距離を2日掛かりで走破する、車で引越しを計画中です。 どうやら新シーズン(2014-2015)の初釣行は、Mataura Riverになりそうだ。 ネット上から拾った写真だけど、こんな川のようです。 I'm sooooooo excited !!!!! PR