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SWEET GREEN LAND

A blog of Japanese fly fisherman living in Otago, New Zealand

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Visiting Dunedin in the South Island

今週はNZ南島の都市、Dunedinに行ってきました。

とはいっても今回は釣りではありません。仕事の関係。

でも、もしここに住むことになれば、かの有名なMataura Riverの流れるGoreに毎週釣りに行けちゃうじゃないか!
ってことで飛びます。


DunedinはNZの南島の一番下のほうです。遠いです。

フライト時間は約2時間。東京から北海道か九州に飛ぶくらいの距離です。


遅れることの多いJetstarのフライトだったけど、今回はオンタイムで到着。午後のフライトだったので、街に出た時はすでに夕方です。


DunedinはNZ南島で2番目に大きな都市ということだけど、小さな街です。
いつも北島のホームリバーに行くときに通るHamiltonくらいだな。





かなり寒い覚悟 できたけど、この冬は暖冬らしく、Aucklandとさほど変わらなかった。
でも日が落ちると、やはり寒い。


翌日は快晴。街の後ろには山が見える。


DunedinはOtago大学というワールドクラスの大学がある学生の街。
歩いている学生は国際色豊かだけど、ショップの店員などはアジア人がほとんどいない様子。
ほとんどがローカルのKiwi(白人)でAucklandとはだいぶ違うなあ。

 
もう午後4時半のフライトでAucklandに戻るので1泊だけのトンボ帰り旅行。

観光の時間は全然無しだったけど、Dunedinには世界一急な坂があるんです!
時間があれば行ってみたかったけど、無理でした。

代わりに動画張っておきます。

勾配35%、19.3度だそうです。スゲーなあー(笑)

仕事の話はまとまるかどうかまだわからないけど、来週は久々にRotorua行ってきます。
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Severe Winter Days

先週は休みの月曜日がワールドカップのファイナルに当たったので、こっちの時間で朝7時からTV観戦。その後10時半からゆっくり近場の川に出撃しました。

前の週は連日天気が悪く、事前に川の水量レベルはチェックして、かなり下がってきているから何とかなるかなといった感じで出かけた。




到着すると、濁りは引き始めていて、水量も下がってはいたものの、まだまだかなりのハイウォーターで流速も早く、4時間くらいがんばってみたけどアタリは皆無。サイトで見える魚も全くいなくてお手上げでした。


そして今週。

Rotoruaのレイクに戻りました。

この1週間、気温もグッと冷え込んできて、本格的な冬真っ只中です。


今朝のレイクもいつものポイントは冬の南風が吹きつけてちょっと荒れ気味。


まあキャスティングができないほどの風ではないし、濁りはきつくないので何とかなるでしょう。

とりあえず様子見でスタート。

いきなり2投目でバイト!

ここは魚が入っていれば大体すぐに食ってくることが多いから、いつものとおりだ。



50cmは余裕で超えてるまあまあサイズなんだけど、全然きれいな魚じゃないなあ。

よし、次だ次。

しかし、この後1発のショートバイトのみでバイトが途切れる。

なんだか先々週に釣ったときと同じような釣れ方だな。

今日はガッツリとレイクのみだ。

南風の避けられる、隣のレイクの南岸に移動しよう。



Lake Rotoiti、Ruato Bay

きれいなレイクです。

ライズは全くしてないなあ。。

1時間ほど引き倒してみるが反応なし。

う~ん、ここまで来たらついでにもう1つ別のレイクも見に行こう。

さらに移動。
 

Lake Okataina

ここはさらに水がクリアーなレイクで,ターゲットはレインボウのみ。

冬の釣りが許されるのはこの北岸のみ。南風の今日はウインディ-サイド。

こちらもライズなし。風も強すぎ。

30分であきらめる。

去年の冬にもよくやった、釣れないときの冬のお決まりコースになってきた。

Lake Rotoruaの初めのポイントに戻ろう。



すっかり晴れ上がって、いい天気だ。

戻ってみると、朝より風が弱まって、いい感じになっている。

良さそうじゃないか。場所も3時間ほど休めたし、ちょっと期待。

またしても2流し目でバイト!

でもフッキングせず。クソー。

でも反応する魚がいる。

次の1投で、今度はフックアップした!

初めはなかなかの引きだったけど、リールファイトの移る前に寄ってきたので、そこまでのサイズじゃなさそうだ。




今度はきれいなヤツだけど、50cmはないくらいかな。

なんだかんだ言っても、結局このスポットが一番釣れる。

よし、まだいけるだろう。

ところがバイトが続かない。

フライチェンジを繰り返しながら、リトリーブのスピードやパターンもいろいろ試して流し続けるけどこない。

ダメだなあ。。

1時間の昼寝タイムに突入。

目覚めると3時。

もう1回同じスポットにトライ。

少し場所も休めたし、日も傾いてきていいはずだ。風もさらに収まって、結構ベストコンディションに近い状態。

がしかし、バイトがこない。

ライズが全くないもんなあ。

去年の冬にここが良かったときは、やはり流れ出しのカレントの中でライズが頻繁に見られた。

魚はいるけど、まだまだ薄いとしか思えない。

1時間半、完全無欠のノーバイト。

ラスト1時間はここで費やすより、1発ブラウン狙いでストリームマウスに行こう。



夕暮れが迫るストリームマウス。

少しだけ日が長くなってきた。5時半までだな。

ブラックのウーリーバッガーで勝負に出ます。

寒いけど、集中して引き倒す。


沖からほどほどの風が当たって、いい感じだ。雰囲気はある。

出そうな気がするけどどうか?



ダメでした。



今日は2本かあ。キビシイなあ。

釣れたのは結局2本ともチャンネルのスポットで、前回よりサイズと魚の太さはちょっと上がってきたけど、冬らしいビッグでウエイトのあるオスがまだ入ってきていない。

バイトの数も少なかったし、もうしばらくキビシイ状況が続きそうだ。

やっぱり8月かなあ。



冬のRotoruaのレイクは景色が素晴らしくて大好きなんだけど、やっぱりいい魚釣りたいです!

また次回ですね。

Winter Lake Season

オフシーズンの7月です。

今週はRotoruaのレイクを釣ります。


いつものチャンネル入り口のスポット。

今日は曇りのち晴れの予報。

2週間前に比べると水位が上がったようだ。

朝は弱い南風が当たっていて、濁りもさほどない。

悪くないコンディションだと思う。

ベイトフィッシュを意識した、スメルトカラーの#8ウーリーバッガーでいきます。

流れ出しのカレントに乗せて、スイングさせながらのスローリトリーブ。
 
 
  
2投目でガツンと!早くもファーストバイト!


まずは45cmくらいのレインボウをキャッチ。

幸先のいいスタートだ。


やはり今日はいいか?


続いて次のキャストでまたしてもバイト!

アレ、あんまり竿曲がらないな。


30cmくらいの小さいレインボウでした。

魚は寄っているようだ。


この後バイトが途切れる。


20分後くらいにようやく3発目のバイトがきた。


また45cmくらいだけど、ガリガリ君だなあ。

 
ちょっと、小休止。

う~ん、サイズがも小さめだし、細いし、あんまりいい魚入ってきてないのかな?

この後完全に反応がなくなり、2時間で移動に。

ストリームマウス行くか?

予報どおり日が差してきた。


ほぼ無風のストリームマウス。

ライズは全くない様子。単発でいいブラウンが潜んでいることもあるから、気は抜けないが。


1時間くらいリトリーブしてみるが、ノーバイト。魚っけ全くなし。


ふ~っ、穏やかないい天気。釣りには良くないけど、気持ちいい。。

よし、休憩、休憩。

車に戻ってランチブレイク。

さあ、どうするか?

チャンネルのスポットは2時間くらい休めたし、気温も上がってきたから、あそこはまた行けばポロポロ釣れると思うが。



その前にちょっとストリームの中をやってみよう。

シーズンは終わったけど、マウスから一本目の国道の橋までは通年OKなのだ。

シングルのロッドを用意してちょっとやってみる。

サイトで見えるやつがいればいいんだけど、透明度が低くてよく見えない。

30分くらいですぐやめます。

やっぱりチャンネルに戻ろう。


北東のこっち側も無風になった。

さあ、どうかな?

2投目でショートバイトがあったが、それっきり。

最近、川のサイトフィッシングで好調な、オレンジのニンフ?じゃないけどあのフライを試してみよう。

この時期、ローカルのKIWIアングラーはみんなエッグパターンを多用している。

数投で久々のバイトがきた!



ようやく50cmくらいのだけど、コイツも細いなあ。



このフライはやっぱり効くんだなあ。

これはまだいけるかと思ったけど、あとが続かない。

よって、昼寝タイム(笑)

小一時間寝ます。

目を覚ますと3時過ぎ。あと2時間、今日はこのポイントに賭けてみよう。

フライをオレンジのウーリーバッガーにして、再びリトリーブ。

1回だけライズを見たけど、まったく反応してくれない。


フライのカラーをチェンジしながら引き倒すものの、期待の夕マズメも何も起こらず、5時15分終了です。


今日はとりあえず4本出て、2週間前と比べると魚はこのスポットに集まり始めているように感じたけど、まだ冬らしいいい魚は入ってないですね。

去年、この釣りが最もアツかったのは8月だった。1本持ち帰って食べたときには、ストマックから大量のスメルト(4~5cm)が出てきた。このチャンネルにスメルトが集まってくると、デカイのが入ってくるのだと思う。

今年のNZの6月は、2003年以来、最も暖かかったということで、レイクの季節の進行も遅れているようだ。

2週連続で、NZらしいいい魚をお見せできなくて残念。

早くまたここで、アツいリールファイトが楽しみたいんですけどね~。


The season ends in the pouring rain

今シーズン最終日の釣行。10days forecastの予報どおり、やはり雨です。
ただ、午後はかなり降りそうだけど午前中の降雨量はそれほどでもなさそう。3時くらいまで釣りになればいいかなという希望的観測でとりあえず出撃します!

どこに行くかかなり迷ったけど、Rotoruaは4週連続でちょっと飽きたし、シーズン最後にもう一度ホームリバーで釣りがしたくなった。Rotoruaの川のほうがスプリングクリークなので濁りには強いんだけど。

とりあえずホームリバーに向かってHamilton辺りまで南下して、その時点で雨がひどいようならRotoruaに変更でもいいといった感じでモーターウェイに乗ります。

Aucklandはすでに降り始めていたけど、Hamiltonまで来ると雨もほとんど止んで道も乾いている。北から天気が崩れて、前線が南下しているようだ。

よし、このままホームリバーに向かおう。

今のところNZ北島の今年の冬はそれほど寒くない。昨シーズン、この川の釣行は5月までだったから、6月の終わりにどの程度釣れるのかは未知数だけど、たぶん先月とそんなに変わらない状況だと思う。
簡単ではないだろうけど、NZに来てから、自分のホームリバーと位置づけているこの川へのリスペクトも込めて、今シーズンはこの川で始まり、この川で終わることにしてみよう。



今日は久々のESNで。ドライ&ニンフで様子をみて、たぶんチェコニンフ主体の釣りになる。

中流域にエントリーします。



川はかなりのハイウォーターだ。

濁りは大丈夫だけど、流れが速い。

最近、まとまった雨は降っていないようだが、毎日チョコチョコ降っていたので、予想より水量が多かった。

本格的に降り出す前に何とか釣ってしまいたいところだ。

しばらく釣り上がっても反応無しだったが、


このスポットでレインボウ発見!

あと1歩踏み出していたらスプークされていたような距離だったけど、何とか踏みとどまった。

身をかがめて、サイトでアプローチします。

ドライ&ニンフを流しても反応しない。

わずかに気配を感じたのか、少し流芯よりにいったん動いたけど、しばらくたつと、また手前の浅い砂地まで戻ってきた。

ニンフを最近好反応の、例のオレンジのヤツに変える。

今日はドライ&ニンフでもこのフライを使えるように、2.8mmビーズの#14にも巻いてきた。それを結ぶ。

レインボウはすぐそこに居る。

よしよし、チャンス!

後ろに木があってバックキャストを振れないので、ロールのリーダーキャストで何とか送り込む。

フライチェンジから3投目でピッタリのレーンに乗った。

ドライが引き込まれた!

食った!!

よっしゃー、仕留めた!

2回派手にジャンプ。45cmくらいのまあまあサイズだ。

これはもらったーと思ったら、突然のフックアウト~~


ウワァーーー、バレちゃった。。残念。。


フックをチェックすると、ポイントがわずかに反対方向に曲がってるし...

あれ~、TMC403BLJに巻いた新品なのになんでだ?どこにも引っ掛けてないけどなあ。

まあ、仕方ない。

次のキャストでまたドライが引き込まれて、


このミニレインボウがブラインドでヒット。

やはりこのフライは反応がいい。

雨が少し強くなってきたけど、まだそれほどでもない。

この後約1km上流の折り返しポイントまで反応なし。

ここでチェコニンフにスイッチして、下りながらチェコニンフで要所要所を再チェックしていく戦略だ。

エントリーポイントまで戻ったら、車で上流域に移動しよう。

一服して、よし釣り下り開始だあと思ったら、無情にも濁りが流れてきた。



ああ~~、こりゃダメだ~~

あっという間に川は茶色になっていく。。


わずか1時間前にサイトでバラシたスポットもご覧のとおり。。


もう釣りをせずに戻る。

まだ11時なんだけど。。

まいったなあ。まだそんなに雨は降っていないのに、こんなに早く濁ってくるとは。

たぶん、今日はもう始めた時点で濁る直前の水位まで達していたんだな。だからあと少しの増水で一気にきましたねコレ。

どうしよう。今からRotorua移動しちゃう?
日の長い季節ならそれもアリな時間だけど、今は5時までだからなあ。。

とりあえず車で戻りながら、Rotoruaに行くなら途中で東に向かえばいいという考えで走り始める。

でも走り始めるとすぐに雨が土砂降りになってきた。

こりゃ、ちょっと無理かな。

Rotoruaの天気は、正直なところ行って見ないとわからない。

行ってしまえば釣りにならないことはないと思うが。。時間もビミョウだし。


結局東に向かわず、ウェーダー履いたままAucklandまで運転して帰ってきてしまった。

ということで、雨にたたられて2時間しか釣りが出来ず、消化不良の釣行でしたが2013-2014シーズンが終了しちゃいました。

今年は1月中旬~4月いっぱいは釣行できずに、短いシーズンだった。夏のシケーダーの釣りが出来なかったのが残念。
ただ2年目で場所も知っているため、1年目に比べると川探しやエントリーポイント探しに時間を割かずに済んだために効率よく釣りは出来たし、サイズのいい魚も数多く釣れた。

去年よりレインボウの比率が多かった気がするので、来シーズンはブラウンをたくさん釣りたいところだ。

さあ~、来週からはレイク通いかあ。。