忍者ブログ

SWEET GREEN LAND

A blog of Japanese fly fisherman living in Otago, New Zealand

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


Trout Stalker

今週はそろそろライズの釣りが出来るような川にも行ってみたいけど、先週の川にはまだまだ見えてるいい魚がいたからそっちも気になるしなあということで迷いましたが、結局先週と同じ川に。近いから運転も楽だし。

ダメですね、見えてる魚が居ると。どうしても気になってしまって(笑)

すっかりトラウトストーカーと化しています。


また同じ川でブラウンをストーキングしてドライ&ニンフで仕留める、サイトフィッシングのみ。


水辺の木であったり


草であったり、いろいろなものに隠れながらストーキングしていきます。



これがジャスト60cm、5.5lb。



なんかあんまりいい写真が撮れてなかった。。

魚はまだまだいるけど簡単ではない。

今日は釣れそうなヤツがもういないなあ。

川を変えよう。


帰り道に寄れるもう1本の川。シーズンオープン直後に初めて南のブラウンを釣った、あの川だ。


この流れに黄色のいいブラウンを発見。

静かに下手からウェーディングして慎重にアプローチする。


1投で仕留めた!ニンフを食わせるつもりだったが、上のドライにもんどりうって「ガボッ」とバイトしてビックリ!

 
黄色味が強くてきれいな57cmのブラウンだ。
 
 
ドライは#10スティミュレイター。丸呑みでガッポリと食っていた。

ドライ&ニンフのドライに出たのは今シーズン初です。

ようやくそんな季節になったのかな?


かなり草も高く生い茂ってきて歩きにくくなってきたぞ。

今週も2日目はまた半日釣行。
 

太い54cm、4.5lb。
ここは高いバンクの上からのアプローチでランディングが大変だけど、どうにか仕留めた。
これを釣る前に1本飛ばれてバラシてしまった。

 


今日も先週見つけたクッソデカイヤツがクルーズしていたがダメ。

チラッとフライを見には寄ってくるんだけど。。

この後、60cmくらいのヤツをランディング寸前でネットに入れそこなった。

最後の最後にプンッと肉切れで外れて、ネットの枠に魚が当たったんだけど。。

デカイブラウンはウェイトが重いから、最後の寄せで肉切れが多いかな?

気をつけなくてはいけないな。

というわけで、今週もちょっとサイズは落ちたものの、いいブラウンをキャッチできたので満足です。

ドライにガップリと出てくれたヤツもいたし、楽しかった。



釣り方はまあまあハマッている感じがする。コンスタントに毎週結果が出ていることだし。

ストーキングしていると、あっという間に半日くらいは時間が経ってしまう。

しかしデカイヤツはひと際警戒心が強く、難しいですね~。


帰りに牛に見つかってしまい。すべての牛が一斉にに突進してきた!

柵の外には出てこないとわかっていても、これだけ迫られるとさすがに恐ろしいよ(汗)

やばい、退散だ~~

PR

Successful Weekend with Some Bad Luck

先週は久しぶりにいい魚も捕れたし、例のターゲット、「アイツ」の存在も気になるので、また同じ川へ。

まず先週の釣行で、数匹のブラウンがいたエントリーポイントからすぐのポイントを観察。デカイのがランディング寸前で肉切れでフックアウトしてしまった場所です。


おっ、今日も1匹いるな。


先週デカイのが2匹居て、1匹バラシてもう1匹はバイトしなかった。

たぶんあのもう1匹のヤツだな。

手前の浅瀬に乗っかってエサを探している様子。


これはチャンスだ!


今日もドライ&ニンフをセットアップして、慎重に近づいてアプローチします。

2投で仕留めました!

 
してやったり。いきなり朝一からビッグブラウンを捕獲。

 
6lb、65cmのナイスワン。


コイツはシーランぽい色だな。先週バラシた方はもっと黄色いヤツだった。

この後、先週6.5lbをキャッチしたポイントにも50cmクラスのが2~3本いたものの、フライを見切られ、次はアイツの棲家のポイントへ。


またいるいる。


でも今日は1匹じゃない。もう2~3匹いるじゃないか。

魚が増えたようだ。

アイツの他に、ほとんど同じくらいのがもう1匹と、一回り小さいのが2匹いるようだ。

一回り小さいといっても65cmくらいはあるだろう。

やはりアイツはひと際デカイ。70cmくらいあるんじゃないか?

ただ魚の数が増えて、少し動きが変わってしまった。

クルーズしてるけど、パクパクとエサを喰っている状態ではない。

フライを見つけて何回もスーッと寄ってきて、フライと交錯するんだけど、どうしても口を開かない。

けっこう長いこと、たぶん2時間以上狙い続けたけどダメだ。

1匹でいた時のほうが釣れそうだったかな?


今日は無理だ。


車でもう1本下流の橋へ移動。


こっちで魚を探してみよう。


いたいた。このプールに浮き気味のヤツが3~4匹いる。

そのうち1匹はかなりフライが気になり始めたようで、何回も見に寄ってくる。


アイツ釣れそうだな。



自分もこの木に半分隠れて、木の一部となって釣ります。

木化けの術です(笑)

ここで、バックキャストで後ろの背の高い草に引っかかったのをちょっと煽ったらなんと。。


ロッドがポキッと折れた...

たいして強く煽ったわけじゃないのに、あっさり折れちゃった。。

もうグラファイト繊維の断裂がきてたのかな?

LOOP EVOTEC696ですが、ホントに今までよく活躍してくれました。

もう何本のビッグトラウトをランディングしたかわかりません。

いつもこのブログを読んでいただいている方はご存知かと思いますが、一番魚を釣っているロッドです。

南島に来てからも、今シーズンはミニブラウンを除いてすべてこのロッドだし。

6番ロッドはこれしか持っていません。相当釣り込んだので、昨シーズンからそろそろ6番のバックアップのロッドが必要だなあと思っていたけど、やっぱり。。ついにいってしまった。

何か6番のバックアップを用意して修理に出そう。

まだまだ使いたい大好きなロッドだし、ホントに数々のドラマをサポートしてくれて感謝している。

  
一旦、ロッドを交換しに車に戻って、ゲーム再開。

そして狙い通り、さっきからフライに絡んできていたヤツがついに食った!

 

またまたデカイブラウン。


この日2本目の6lb、62cmのジャック。

頑張って5番のG2でランディングしたけど、このブラウンは強烈な引きだったのできついなあ。

対岸のブッシュの下に突っ込まれる寸前で、やばかった。


そして同じスポットからもう1発!

 
またしてもいいブラウン。


5lbちょい、61cm。



美しいブラウンです。

なんかこの川のブラウン、デカイのばっかりだ。

この日3本のビッグブラウンをすべてドライ&ニンフのサイトフッシングでキャッチ。

もう大、大満足の1日。



翌日も半日ほど同じ川を釣った。

今週はもう徹底的にサイトフィッシングでやってみよう。

この日は前日以上にフライを見切られる。

天気も終日雲りがちで、活性が上がりきらないか?


まあ、食い気のあるヤツは昨日自分で釣ってしまったから仕方ないな。


この岸よりのウィードベッド沿いにクルーズしているすんごいのがいる。


うっわ、でっけえぇなあ~~アイッツ!!


あの例のずっと狙い続けているアイツよりデカイ。70cm超え、オーバー10lbじゃないか?濃いグリーンの背に体側がオレンジっぽい凄い色してる。釣って写真撮りたいなあ。。

ここは足場が悪いし、仮に掛けてもちょっと捕れそうもないけど。どんだけスゴイパワーだろう?

警戒心も並じゃないです。。

また別の機会に来てみよう。


結局2日目は全部で5~6回チャンスがありましたが、フッキングして直後に外れてしまったのが1回(デカかった)と、後はスッポヌケと一瞬ですぐにニンフを離されてしまってアワセるチャンスなし。


サイトで同じ川を2日連続でやるのは、あまりいいアイディアではなかったな。。


今日はノーフィッシュで終了かとあきらめかけた最後の最後。

エントリーポイントのすぐ近くの岸よりに、エサを探してウロウロしているヤツを1匹発見。

すかさず身をかがめて、魚の向かう方向に1投でキャストを決めた。


スーっとフライに向かっていって、


食った!!


見た目ではそこまでデカくないと思ったけど、掛けたらスゴイパワー。太い魚だから重い。。

6番のLOOPが折れてしまって、5番のG2ではパワー不足なので、久しぶりに5番だけどVXPを持ってきた。


捕った~。


コイツも60cm超えていた。62cmある。

 

太いからウエイトも6.5lbあるじゃないか。


よし、今日も釣れた~。

これですぐにストップフィッシング。

今週はいいブラウン4本も捕れてもう十分満足。

終わり終わり。



とまあ、先週から釣果が上がってきたわけですが、この川も水位はどんどん下がる一方で、そんなに川の状態が良くなってきたわけではない。

ただ中~下流域はスローな流れの水深のあるプールがいくつかあるので、そういう場所でのサイトフィッシングには深すぎない今の状況は悪くない。

少しずつだけど、浮き気味の見えている魚の数が増えてきている。

なので、釣果が出始めたのは、川の状態が良くなったからというよりは、ようやく自分の釣り、戦術が南のブラウンに合ってきて、結果がついてくるようになったと感じている。


それにしてもブラウンのサイトフィッシングはかなりの神経戦なので疲れます。

まずは川を歩いて魚を探し、釣れそうなヤツがいたなら、延々と時間を掛けてアプローチしなくてはならない。

時には後日出直して、その魚を仕留めに行く。

普通のこの辺よさそうだからやってみようか~という感じのブラインドの釣りとは全く違う、釣りなんだけど、もうこれは完全にトラウトハンティングですね。

あともうひとつは、今週はなかったけどライズの釣り。

つまり、これがNZ南のブラウンの釣りということだ。

今シーズンオープンから7週が経って、途中かなり苦戦したけどようやく見えてきた感じです。

大切なLOOP EVOTECが折れてしまったのは痛いしショックだけど、ビッグブラウンを4本捕れたうれしさの方が上回っていた週末だった。まあ仕方ないっす。

デカイヤツはまだまだいる。

今シーズンは今のところウェイトは6.5lb、レングスで65cmが最大ですが、これからさらに上を狙っていきます。


Rivers gradually change


ようやく、徐々にではあるけど、川のコンディションは上向きになってきました。


まずは先週見つけたTaieriの中流域のポイントを今週も軽く釣ってみる。



こんな35~40cmくらいの小さめのブラウンだけど、ドライに4発出ました。

このサイズのブラウンはすばしっこくてよく引く。

 
食ってるのはスティックカディスばかりだ。


午後の早い時間帯、1~3時くらいにこのプールのあちこちでライズが起こった。

ドライに出ても半分以上は乗らない魚。

比較的静かに出るヤツのほうがしっかり食っているようでハリに乗ってきた。

今日はすべて#13アダムスパラシュートでした。

#15~17も試したけど、小さくすればいいというわけでもないようだった。

ライズしているブラウンはなかなか難しいなあ。。

ライズが止まってしまうと、ニンフを流しても何をやっても反応なし。


サマータイムの今は午後7時でもこんなに日が高い。

まだまだできるけど、釣れそうもないので上がろう。



それにしてもDunedinからTaieriに向かうSH87の景色が絶景すぎてヤバイ。。


何度通っても驚愕。。


これぞNZの景色、SWEET GREEN LANDって感じじゃないか。

 
翌日、先週釣り落とした、あの1ヶ月以上狙っているターゲットの様子を見にあの川へ。

あれから8日経ったけどどうだろう?

11時頃到着すると、エントリーポイントの橋のすぐ上のプールで数匹のブラウンがクルーズしながらエサを喰っている。そのうち2匹は65cmクラスと思われるデカイヤツだ。

ライズはしてないので、ニンフ喰ってる様子ですね。

ドライ&ニンフをセットアップしてサイトでアプローチする。

ここ数日だいぶ気温も上がっていたので、今日は魚の活性が高そうだ。

まもなくスーッと1匹がドライに吸い寄せられるように浮いてきて、ドライの下で停止。


よしっ!喰うぞっ!!


そしてドライがピクッ!

と動いた瞬間にフックアップ!!

したら切れたぁ~~~

あれ~~、今日はちゃんとフロロの3.5Xなのに何で~~

ちょっとアワセが瞬発的で強すぎたかな~?

クソーー、ティペットをフロロ3Xに上げて再度トライ。

そして次に浮いてきたやつは、すばやく強すぎないフッキングでようやく仕留めた。


久しぶりにまともなサイズのブラウン。



54cm、4.5lbのブラウン。


コロコロ太っててかわいいヤツだ。


ニンフバクバク喰ってます。

久しぶりのいいサイズの魚で、弱腰なぎこちないファイトだったけどやっと捕れた。


この後、2匹いたデカイヤツのうち1匹を掛けましたが、ランディング目前で茫然自失のフックアウト~~

先週のアイツ同様、デカイブラウンのわりには3回も高く飛んだけど、ジャンプもすべていなして、もうランディング体勢に入って大丈夫だと思ったのに突然でした。。

フックのベンドに小さな白い肉片が付いていた。肉切れですね。

口の内側の皮に縫いざしのようにフッキングしていたのでしょう。

ん~、こればっかりは防ぎようがないから仕方ない。

「小さなフックでデカイ魚を釣る」トラウトフィッシングの難しいところですよね。

それにしてもデカかった。ありゃ65cm以上だったな。7~8lbクラスだったと思う。

このスポットはここまで。

とりあえず先週の教訓から、ドライ&ニンフのアワセのタイミングを変えたことで、魚はほぼ確実に掛るようになった。



そして次に仕留めたのは。。。


 
64cm、6.5lbのジャック!!



ついにアイツをランディングしました!



と言いたいところですが、残念ながら別の魚です(笑)

 


さっきのバラシのこともあるし、最近凡ミス続きなのでランディングは超緊張してしまった。

 
コイツもドライ&ニンフのニンフを取った。

 
南に来て、やっと今シーズン4本目のオーバー60cmのブラウンだ。



さっきのプールと、アイツの棲家の上のプールの間のこのスポットに2匹いたうちのデカイ方をしとめたのがこの魚だった。。

そして問題のアイツですが、やっぱりまだ同じスポットにいました。

この日も2回ニンフを喰いに来て、少なくとも1回は完全に口を使ったんだけど、またしてもスッポヌケ...

電撃的な即アワセを入れたけど、それでも掛らなかった。

まあいい。アイツは手ごわいのだ。


ここがヤツの棲家のプール。

ヤツは悠然とこのプールを泳ぎ回って、バクバクとエサを喰っている。

他の誰にも釣られることはないだろう。

必ずこの手で仕留めて見せます。


この後、天気予報どおりにコールドフロントが接近してきて、急激に気温が下がってヤツは姿を消した。

他のスポットの魚もすべて消えてしまったので早めに終了。


とまあこんな感じで、ジワジワと魚の活性も上がってきたようで楽しめた週末でした。

現在、各川共通なのは釣れる時間帯で、天候にもよるけどいいのは真昼間。11~3時くらいが反応がいい。

イブニングはやってもほとんどダメですね。釣れる時間帯にしっかり釣ってしまわないとキビシイ状況に追い込まれる。

あとはブラウンビートルのハッチが起これば、ドライでいい魚が出やすくなってくると思われます。

Fishing is still hard...

相変わらず、キビシイ釣りが続いています。


あの解禁直後にいい釣りをした流れもこんなに水が少なくなってしまって、ほとんどミニマムフローに近い状態。まるで夏の渇水期の水位のようだ。

ストーキングすると、いいサイズのブラウンをポツポツと見つけることはできますが、


現在こんなクリアーな水なのですべてスプークされてしまって、アプローチできるチャンスはほとんどなし。

レインボウのように、ちょっと待つと元の位置に戻ってくることもあまりない。



週末の日曜日は荒れ模様の天気ながらも午後から回復したので、このリージョンで最も大きい川の1つ、Taieri Riverの中流域に初めてトライして、



なんとか40cmないくらいのブラウン。シルバーっぽいベースに朱点がキレイなタイプ。

11月になったのでそろそろ試してみるかといった感じで投入した#12ブラウンビートルに出た。

でもストマックのコンテンツはというと、


メイフライのニンフばかりで、しかも小さい。


もう1発出たのは30cmくらいのチビでした。


いい川だけど200kmもの長さのある川なので、ポイントの開拓には時間がかかる。


月曜日も引き続きはっきりしない天気。
午前中はゆっくりして、昼からまた出撃。

実は2回ほど前の記事で、シーランぽいブラウンを釣ったのと同じプールに、もうかれこれ1ヶ月くらい狙っているけどまだ仕留められてないいいヤツが1匹いるんです。

たぶん6~7lbのオス(65cmくらいかな)で、3回ほど口を使わせているんだけど(ドライ&ニンフのニンフに)、2回スッポヌケ、あとの1回は一瞬かすったくらいのフッキングでいまだに行く度にそこでクルージングしているのだ。

そのスポットはバンクの上からのアプローチになるんだけど、完全にフラットな水面のプールだし、夕方は背後に太陽を背負ってしまって自分の影が水面に落ちてしまったりといろいろと難しい場所なんです。

水位もどんどん下がってきてしまって、晴れて穏やかな日はもうチャンスがなさそうだけど、今日の荒れ気味の天気なら久しぶりにチャンスがありそうな気がしてそこへ向かいました。

結果から言うとそのターゲットに2時間かけて、ついにヤツをフックアップしました!

なんですが、とんでもないミスをやらかしてしまった...

前日の川では魚が小さかったからナイロン4Xのティペットでドライをやっていて、そのティペットを昨日の最後にドライ&ニンフのドロッパーに使いまわしてたんです。いつもはドライ&ニンフではフロロの3Xか3.5Xなのに。

それでそれをすっかり忘れていて、そのまま使っていたというわけです。

ヤツはブラウンにしてはけっこうファイトが激しく、2回も高く飛びました。1回目は大丈夫だったけど、2回目の激しいジャンプのとき空中で頭を振られてブチッと切られました。

切れたドロッパーのティペットを見て

アレなんか細くない??

と気が付いてもあとの祭り。。


ああ~~、1ヶ月ごしで狙い続けたターゲットをせっかくあと少しでランディングだったのに~~~



でもこういうフラットな水面のプールにいるスプーキーな魚を釣るには、風が吹き抜けて水面がザワザワっとなって一瞬よく見えなくなる、警戒心が緩むその瞬間に食わせるという狙いが見事に機能したことと、あまりにもよくスッポヌケるので、早いのか?遅いのか?ちょっと悩んでいたドライ&ニンフのアワセのタイミングがわかったのはよかった。

サイトで「小さいものを食っているデカイ魚」をニンフで釣るときのアワセのタイミングってことですね。

要するに、スッポヌケはすべて遅かったんですね。

魚を観察していてもそうだけど、ニンフ食ってるやつはけっこう口をバクバクッとやってますよね。

デカイ魚のデカイ口に小さなニンフは簡単にスッポリと入るし、逆にアワセなければまた簡単に吐き出されてしまうんですね。

吐き出さないで長く咥えてくれるヤツもいるけど、いつもそうではない。

ショートバイトなんかも、ホントは一度は完全に口に入っているんだけど、魚が違和感を感じて吐き出すときのわずかなテンションの変化がカツッとかティップに伝わっているような気がします。あるいは何も伝わらないか。

結局ブラインドで釣っている時も、長く咥えてくれる食い気がある魚しか釣れていないんだと思います。

サイトで魚を観察しながら狙うのはいろいろ勉強になりますね。

この日もずーっと2時間もかけてしつこく攻めたけど、この2時間の中でも風、ヤツの活性など状況は常に変化していた。観察しているうちに、クルージングしてはいるけどヤツが一番居たい場所はどこなのか、もし食ってくるとしたらどこで食うのかがなんとなく見えてきた。そして最後の30分くらい、ヤツの活性がアップしてきたように感じたし、ボトム付近よりも中層に漂っているものに注意を向けているように見えたので、ドロッパーを10cmくらい詰めて次の風の吹くタイミングと上手くシンクロさせたら、どこからともなく忍者のようにフライに近づいてきて食いました。

いや~~、ホントに残念。しばらくいい魚釣ってないから注意が足りなかったのと、いい魚を釣り逃したときの痛さを忘れかけていたなあ。


ちょっと1週間以上間を空けて、ヤツが釣られかけたショックを忘れる頃にまた見に行ってみようかな?

さらに難しくなってしまうだろうけど、きっとヤツはまたあそこにいるような気がする。


ん~~、釣りって難しいですね~~