Fly Fishing 2014/06/24 This season is ending soon 4週連続のRotoruaです(笑) 今日は久しぶりに雨に遭わない予報。2週雨続きだったのでその点では楽だな。 プランは大きいほうのストリームメインで、時間と状況次第で小さいほうのストリームと、先週やらなかったレイクも見たい。 今日は頑張って早めに現地到着で、 1番乗りだ! foggyな冬の朝。 少しダウンストリームに歩いて下ってから釣り上がり開始。広範囲をカバーしてみようと思う。 今日もたぶん朝はスローなスタートだろう。少し気温が上がってこないと食いが立たないと思われる。 まもなく、小さいレインボウがヒットするものの、いいサイズの魚はまだ動かない。 しばらく進むと、想定外の先行者が見えるじゃないか! うわっ。。 たぶん自分より上流から川に入って始めたんだろう。 仕方ない。。 先週同様、先に釣り上がらせて、距離を置いてフォローする作戦で行くか。 ゆっくりと時間を掛けて釣っていきます。 作戦通り、まずはまともなサイズを1発。 ただ後が続かないなあ。 川に日が差し込んできても、あまり反応が良くない。 先週の釣行からこの1週間はまとまった雨がなく、水量は下がった。 でもまだそれなりの水量はあるし、ほどほどの濁りも残っていて、それほど悪い状態でもない。 先週5本を抜いたプールでも、40cmくらいのが1発出ただけ。数もサイズも落ちた。 少し高巻いて、先行者の上に出てみるか? バンクをアップストリームに歩いて、適当なところから川に入りなおす。 この先には1箇所キースポットがある。 ベンドを回り込んで、キースポットの手前まで来ると、 先行者がやってるし! あちゃ~、まだ追い越せてせてなかったか。。 向こうも自分の存在に気付いたので、会話します。 シニアのKiwiアングラーでした。 Turangiからこの川には初めてきて、いつもはTaupoのほうで釣りしてるらしい。 デカイインジケーターにエッグフライ沈めてやってるみたいだ。全然釣れてないとのこと。 こっちは3本釣ったよって言うと、フライはどんなのでって聞くので見せてあげた。 ”Oh, Czech nymph! brilliant!!" とチェコニンフは知ってるらしい。 ちょっとやって見せてくれっていうので、デモンストレーション開始。 1発掛けたけど、ショートバイトで外れてしまった。 先に釣り上がってもらってかまわないよというので、お礼を言ってお先に。 こっちのアングラーは日本のようにがっついて、我先みたいのなのはあんまりない。 話すとだいたいみんないい人です。 次のキースポットを目指して上がっていくと、なんと別の先行者の姿が。。 ちょっとこれはダメだな。 上がって他行くか? 3時間で切り上げて、この川を後にします。 車で小さいほうのストリームに移動。 到着すると先行者なし。 よしよし、今日はこっちで楽しんじゃおう。 魚はそんなに多くないけど、決まったところの固まっている。 サイトフィッシングで攻めていく。 1本キャッチに成功! ここはニジマス釣り場ではありません(笑)。いつもワラワラといる倒木(大木)の後ろのスポット。 しかも20匹以上居るそのほとんどが50cm超え。。 ちょっとでも気配を感じると、やつらは倒木との距離を詰めるので、どうしても魚の頭にフライを流せない。なかなか手の出せない場所なのだ。 でもこの倒木の前側のスポットで、見えていたヤツを何とか1本攻め落とした。 いい顔したレインボウだ。 さらに上流へ。 最後にここへ来た3週間前と比べて、だんだん魚が減ってきている。スポーニングで魚はさらに上に上がってしまったんじゃないかな。 いつも必ず釣れるキースポットでも今日は1本だけ。 でもいいヤツだった。5lb、55cmで今日の最大魚! これは満足できるいい魚! まだ残ってる2~3本の魚は全く反応してくれない。 次行こう。 ターゲット発見。50cmくらいか? 見事に仕留めたのに、写真撮ろうとしたら逃げられた! 始めはナチュラルなニンフを流しても全く反応しなかったが、このフライに変えると急に反応しだして、2流し目でバイト!すぐに外れてしまったが、まだそこに留まっていたので、もう1度流すと再びバイトしてくれた。 今日は最大魚も含めて、いい魚はみんなこのフライだった。 けっこういけますね、このフライ。 もう1発サイトで。 とりあえず5本仕留めた。 あと2時間あるな。どうしよう? ここんとこ毎週同じ釣りばかりしていて、ちょっと飽きたし。レイク行くか? ダブルハンドも振りたいしな。 チャンネルのスポットにて。 今日は穏やかです。 魚っけ全く無し。全く釣れる気がしない。 1時間もやらずに移動。 最後は大きいほうのストリームのマウスで。 ここには久しぶりに来た。 日没まで頑張ったけど不発。去年の今時期、夕暮れにここで8lbのブラウンを釣って、SAGE ONE7126-4に入魂したんだけど。。 5時半で終了です。 結局今日は2本のストリームで合わせて8本。まあまあってとこですね。 シーズン終了間際になって、大きいほうのストリームは毎回人が多いです。 まあ今シーズンもこの川ではガッツリ釣らせていただきました。感謝、感謝。 来週月曜日が6月30日でシーズン最終日だから、いちおうもう1回釣行できるんだが、どうしよう。来週は天気が悪そうなので、まだわかりませんが。 レイクが今のところ調子が悪そうで、ちょっと気がかりだ。 レイクが釣れないと、7~9月は困っちゃうんだよなあ。 とりあえずこれから1週間の天気の推移をみて、来週の釣行は決めるとしよう。 PR
Fly Fishing 2014/06/17 Tax Refund, and then Fishing 今年もNZのTAX REFUNDの時期がやってきた。いわゆる確定申告だ。 NZの会計年度は3月31日締めで日本と同じ。オーストラリアは6月締めだった。 申告はNZもAUSもオンラインですべて出来るシステムになっている。去年はNZ、AUS両国の申告をしたが、今年はNZだけでいい。 早めに申告を済ませれば6月中旬には、過払いの場合は還付金が戻ってくるか、足りていない場合は逆に不足分を納税する必要がある。 事前計算した結果、今年は少しだけ戻ってくる見込みだったが、先週、Inland Revenue(NZの国税庁)からサマリーが送られてきて、見込みより多くの額がリファンドされた。 今週は釣りは無しにして、ちょっとガソリン代でも節約するかあなどと思っていたが、TAXも予定より多く戻ってきたことだし、じゃあってことで結局今週もRotoruaです! 先週同様、大きいほうのストリームに向かいます。また月曜日なので、先行者はいない予定だったが... うわ~、車2台止まってるし。。遠めに見える上のエントリーポイントにも2~3台。 どうしちゃったんだ? また団体でも来てんのか、これ?? 下のエントリーポイントの2台は距離が離れて止まってるし、向きも逆だから別々のアングラーだろう。たぶん1人がアップストリーム、もう1人がダウンストリームに行ったんじゃないか。 とりあえず自分も入って様子見てみるか。 ダウンストリームに歩いて下ってみる。しばらく行くと人は見えないけど、バンクにアングラーの荷物が置いてあるのが見える。 たぶんあれだな。 ちょっと戻って少し上から釣り始める。 先週はかなり水が少なかったが、この一週間、火、水、木と連日のまとまった雨で川の水量は回復した。この状況であれば、どこから魚が出てきてもおかしくないと思われる。 ほどほどに笹濁った、魚に接近しやすいいい水色だ。 まもなく下からKiwiのアングラーが上がってきて、声かけてくれた。 1本釣ったらしい。 じゃあお互いにGood Luckってことで、彼は先に歩いて行った。 先に行かれたけど、まあいいってことよ。 これで自分と他のアングラーとの位置関係もはっきりしたし。アップストリームにたぶん2人で、自分が一番下だ。 この冬に釣りに来ているわけだからビギナーではないけど、パッと見でそんなにツワモノって感じのアングラーじゃなかった。 たぶん普通にインジケーターのニンフでもやってるんだろう。 後から釣り上がってくる自分のプレッシャーで、むこうはチョロチョロっと探ってどんどん釣り上がるような雑な攻めになるだろうから、こっちはチェコニンフで時間をかけて、丁寧にネチネチとやっていけばいい。 じっくり攻めないと食わないのは、先々週から釣り込んでいるのでわかっている。 それとサイトで見つけた魚は時間をかけてでも確実に仕留める。 だから他のアングラーが先行したのはむしろ好都合と考えて、自分のペースで釣り上がる。 先週同様、今日は7~8本のサイズのいい魚をキャッチすることを目標としよう。 今日は他のアングラーとのバッティングもあるし、もう冬なのでこれくらいが現実的なところだろう。 この作戦が功を奏して、1匹、また1匹と数を伸ばしていきます。 浅いところに魚が居れば、当然サイトで狙っていくが、今日は水量もあるし、透明度も低いので半サイトかブラインドのアプローチが多くなる。 とあるベンドのプールでは、ワンスポットで5本のいいレインボーを抜くことが出来た。 この5本はすべてブラインドで。 早くも目標達成。 釣れてしまったので釣り上がりがなかなか進まないから、先行者との距離はかなり開いたと思われる。 人の気配を全く感じなくなった。 さらに釣り上がる。 今日は釣れ続きます。 これは4lb越えの太いヤツ。 これも同じスポットからオーバー4lb、今日の最大レインボウ。 婚姻色のオス。 浅い流れにいいヤツを発見。 サイトで仕留めた! 結局終わってみれば、最小で43cmくらいから最大54cmのレインボウ14本と、ハイシーズンと変わらない乱打戦となった。 浅いところでサイトで掛けた魚はバラシが多く、8~9本は落としてるから、25本近く掛けたと思う。ティペット切れは一度もないけど、フック伸びや、掛かりが浅くてフックアウトというのが多かった。 数は釣ったけど、ハッチェリー産のメスが多く、オスのワイルドなデカイヤツが出なかったのはちょっと残念。 フライは先週紹介したエッグの代わりのオレンジのパターンに40%、ナチュラルなニンフに60%くらいの魚がバイトした。 ただオレンジのアトラクターに食ってくるのは50cm以下の小さめが多く。50cm以上のビッグレインボウは#14のナチュラルの方を取ることが多い。 この傾向は先週から感じていたけど、今日かなりの数を釣り込んだ結果はっきりとした。 やはり増水後で、川のコンディションは良かったんだと思う。 あとは朝一で、あえて一番下から釣り上がる選択をしたのが正解だった。この時期のチェコニンフィングはじっくりやらないとダメだ。 朝川に入ってから、7時間一度も川から上がらずに最後までニンフィングをやりきった。 まあちょっと遠いけど、冬でもこれだけの釣りが出来てしまうのがこの川の凄さ。 だから結局ここに来てしまうのが一番。いくらNZでも、この時期になると確実に釣果が見込める川もそうそうないから。 やっぱりワールドクラスのトラウトストリームだなあ。 もうさすがに水がメチャメチャ冷たいけど。。 さあ~、帰ろう。
Fly Fishing 2014/06/09 Winter Czech Nymphing 2週連続でRotoruaです。 片道230kmはちょっと遠いけど、頑張ってまた来ちゃいました(笑) さあ、また朝はレイクからいってみようか。 今日は北風でいつものポイントは風裏で静かです。 まだ降ってないけど、雨になる予報です。今にも泣き出しそうな空模様でスタート。 今日は鳥たちも寄っているし、良さそうだけどなあ。 残念ながら、状況は先週とほとんど変わっていない様子。 1時間半ほど引き倒して1発だけきたけど、フッキング後にすぐ外れた。 大した重さではなかったし、たぶん小さいやつだろう。 ライズも1回だけ見たけど、あとはさっぱり。 魚っけ薄いなあ... よし川だ。 先週はメインのストリームが人がいっぱいで入れなかったので、今日はやりたいのだ。 先週はパブリックホリデーだったけど、今日は普通の月曜日だし、こんな天気だからほとんど人は入ってないだろう。 川に到着。 しめしめ、誰もいないぞ。 今日はじっくりと釣りが出来そうだ。 魚はちらほら見えるけど、やはりハイシーズンに比べると魚影は薄い。 しかも反応も渋めだ。 通常よりはスローなペースで、時間をかけて丁寧にやらないとダメそうだ。 この川の水色は、先週の小さいほうのストリームほどスーパージンクリアではないし、水深もあるから今日のようなローライトだとちょっとサイトフィッシングしにくいけど、それでも見えるヤツがいる。 狙っていきます。 1発目は50cmちょっとのいいサイズをサイトで。 エッグフライの代わりに巻いたこのフライにバイト。エッグヤーンがなかったのでポーラーファイバーのホットオレンジで同様の効果を狙ったもの。 先週もこれで釣れた。この時期エッグフライはやはり効果的です。 今日は上のドロッパーにはこのフライか通常のチェコニンフを状況次第でチェンジ。 下の本線のエンドには2.8mmビーズ#14のチェコニンフでいきます。 2本目は45cmくらいの。見えていたいいサイズのを狙っていたら、横からコイツが出てきて、下のニンフを取った。 ショートバイトというか、ハイシーズンのように食っても魚が動かないので、バイトを感知するのが難しい。 何本かミスった。 すっかり冬景色となったストリーム。 3本目はワイルドないいヤツが入った。53~54cmかな。 これはブラインドで下のニンフにバイト。 い~い魚です! 4本目は48cmくらいの。 サイトで目の前に流れてきたオレンジのフライを素直にくわえた。 ふと時計を見るともう4時間も経ってる。 車に戻ってランチブレイクにしよう。 すっかり雨になってしまった。 2時半かあ。あと1時間くらいここでやって、夕マズメはレイクの他のポイントでもやるかなあ。 車で移動してもう少し上流にエントリー。 夏場にさんざん釣りまくった大場所のプールに入ってみる。 ブラインドでいいのがきた。52~53cmありそうだ。 これで5本。 サイトで3~4匹固まっていた群れの中の1匹が反応。 これは50cmないですね。 だんだん雨が激しくなってきた。 もう余り時間もないし、レイクはやめて今日はここで最後までやりきってしまおう。 ブラインドで7本目。 今日のラストフィッシュとなる8本目。これもブラインドで。 4時半で終了。日本とは季節が逆のNZは今が一番日が短いとき。 すぐに1日が終わってしまう。 今日はサイトではドロッパーのオレンジのフライへのバイトが多く、ブラインドで食った魚はすべて下の小さいニンフだった。 ブラウンもいたんだけど釣れなかったなあ。 でもレインボウは今日もいいのが出て、楽しかったです。 いよいよ今シーズンの川はあと2週間と少しで終わりだ。 レイクは今のところいい状況ではないけど、7月からじっくりとやればいいかな。 オークランドも今日からずっと雨マーク続きの予報。NZの冬は寒さでは日本より緩いけど、天気が悪いのがいやですね~。
Fly Fishing 2014/06/03 Uncase SAGE ONE 7126-4 for Winter 先週は朝から雨プラス強風で釣行中止。 今週はとりあえず、この冬初のレイクの釣りで、Rotoruaに行ってきました。 釣行前夜、8ヶ月ぶりにSAGE ONE7126-4をケースから出した。 またウインターレイクの釣りが始まる。 そしてまたこのチャンネルのスポットに戻ってきたぞ。 残念ながら到着したときにはもう、冬の南風がけっこう吹いちゃってます。 今日の南風は予報通りだけど、思ったよりけっこう風強いなあ。。 まあ、キャストができないほどではないから、とりあえずやってみよう。 濁りはさほど入っていないので、水色は悪くない。 1時間半ほどリトリーブして、ショートバイトっぽいのが1回のみ。ライズも全くなし。 1ヶ月前に日本から友人が来た時には、ライズも多少はあったのだが… なんだか魚っけがないように感じる。 ちょっとタイミングを変えて、後で入り直すことにしよう。 川に向かいます。 ところが、中流域の2つのエントリーポイントに車が3台ずつも止まっている。 うわ~~、参ったなあ。。 もう少し車を走らせて、さらに上のエントリーポイントを見に行っても、すでに2台車が止まっている。 今日はQueen's Birthdayという祝日なんだけど、もうシーズンも終了真近だから、そんなに人は来ないだろうと思っていたのだが。 さらにず~っと上流のエントリーポイントから入って軽く1時間ほど釣ってみたものの、ここまで上がってきてしまうと川幅も狭く釣りにくいし、魚影も少ない。 思うように釣りが出来ずに午前は終わってしまった。 ランチブレイクを取って、しばし考える。 もう一度レイクのチャンネルのスポットにもどるか? レイクに戻ってみると、風はやや東よりに変わって、朝よりいい感じになっていた。 水もクリアーだし、いいんじゃないか? ところが全くバイトが出ない。またしても1時間半引き倒して、完全ノーバイト。 ライズも皆無。 去シーズン、秋~冬~春と釣果の波はあっても、このスポットは常に魚をストックしていた。 先月もいい魚は出なかったにしても釣れたし、ここでは釣りにならないような悪天候時を除いては、全くアタリがないというのは珍しい。 今日はあきらめよう。 ダメもとでもう1本の小さいほうのストリームに行ってみる。 まあ、メインのストリームにあれだけ人が入っていたから、そっちも空いているとは考えにくいけど。 到着すると意外にも車なし。 アレ?ラッキー! じゃあ、もう今日はここだな。 NZの川も今月いっぱいで禁漁だし、最後の川の釣りを楽しむか。 先月、友人たちと来たときとほぼ同じところに魚がいるようだ。サイトのニンフィングで釣り上がります。 ようやく今日のファーストフィッシュ。 長いけど、ヒョロヒョロ、ボロボロのオス。 今はさびた色の魚がほとんど。 今日の最大はこの56cm。ちょっとヒレの丸まった日本で釣れる”ニジマス”っぽいヤツだった。 今日一番うれしかったのはこの魚。超鮮やかなレッドバンドのきれいなヤツ。 体の下側のすべてのヒレがドデカイ、なんだかトビウオのようなレインボー。 こんなかわいい顔のまま、51cmまででかくなったんだなあ。 こんなジンクリアーな流れに、この鮮やかな赤ではその存在を隠しようもなく、思いっきり丸見えだった(笑)。 やっぱりキレイな魚はいいな~ 結局3時間ほどやって、6本のレインボウをすべてサイトのチェコニンフィングで仕留めた。 今日は最後に川で釣れたし、そんなに悪い釣りではなかったけど、レイクがさっぱりだったのが残念。あのチャンネルのスポットで釣れなかったのはよろしくない。 まだ時期が早いんだろうか? まあ、また来週以降に改めてトライしてみよう。