Fly Fishing 2013/11/25 Sight Fishing for the Brown 今週はフラットメイトがフライフィッシングをやってみたいというので、日曜日に先週釣行したWaitawheta Riverに連れて行ってみました。 オークランドでも気温が25℃以上に上がり、かなり夏らしくなってきた。 去年よりだいぶ早いけど、今週末からウエットウェーディングです! 先週いいレインボーが出た落ち込みの1段上の小さな落ち込みで、またしてもいいレインボーがドライ&ニンフの上のスティミュレーターに出ましたが、残念ながらバレてしまった。。 2~3秒しかフライを浮かべておけないようなポケットなので、魚も慌ててバシャッと出てきた感じで掛かりが浅かったようだ。 その後ロイヤルウルフに小さめのレインボーが1発出たけどそれもバレて、後は全く反応なしで同行したフラットメイトにレクチャーしたりで終わってしまった1日でした。 そして月曜日、朝のうちに用事を済ませて11時くらいから出撃。ホームリバーに向かいます。 1時ちょっと前にスタートフィッシング。6時間ほどの釣り。 気持ちは中流だったけど、先週紹介した上流のブラウン場所でもう一度あのブラウンと対戦したいので、まず2時間だけ上流、残りの4時間を中流のプランでいってみよう。 おいしいスポットだけドライで探りながら、早めのペースで例のブラウン場所目指して釣り上がります。 そして目的のスポットに到着。右から川の中に張り出している木の前です。 はたしてあのブラウンはまだいるか? そ~っと近づいて水中を凝視する。 いるいる!サイズも一緒だ。あのブラウンに間違いないでしょう。張り出した枝のシェードの向こう側にいる。今日は先週より早い時間なので光量もあって余裕で見える。 しばし観察。 今日もライズはしていない。 過去にもブラウンは2週間がかりで釣ったことがある。一度見つけたターゲットはやっぱり仕留めたいのだ。 さあ何を投入するか? 去年とは枝の張り方が少し変わったので、あの位置ならロールキャストじゃなくても、後ろの高い草をクリアーするようにバックキャストを高く振り上げればオーバーヘッドで入りそうだ。 まずは先週同様、#10ブラウンビートルを3投だけ見せてみる。 フライは3回とも正確にブラウンのほぼ真上を通過した。 が、少し横に動いただけで全く浮いてこない。 もう同じフライは投げない。 少し気配を感じたのか、たまに後ろの枝の下の方へ沈んでいっていなくなる。 でもちょっと待つとまた戻ってくる。 前回はドライフライの種類を変えたけど、今日はいきなりドライ&ニンフに変えてみよう。 ドライが#10スティミュレーターで下が#14ニンフ。 ブラウンが定位置に戻るまでちょっと待つ。 よし、戻った。 ドライ&ニンフを投入。 いいところを流れたけどダメ。ニンフも食わない。 もう1投。 ダメだ。またヤツは沈んでいってしまった。 と、スーッと手前にピックアップ中のドライを黒い影が追ってきてUターン。 あれっ、反応してたの?でもちょっと魚が小さかったようだが... 何だ何だ? ブラウンはまだ戻ってきてないけど、もう1投してみる。 枝の下を下手のブッシュぎりぎりまで流す。 ガボッ!っといきなりスティミューレーターに出た!! 魚は必ず後ろのブッシュの下に突っ込もうとするので、フッキングと同時の自分が上流に駆け上がって最初の突っ込みに備える。 よし、最初の突っ込みは止めることができた。でもそんなにデカくないな。 その後は余裕のファイトでブラウンをランディング。 41cmのブラウンでした。 やっと仕留めたけど、あのブラウンこんなもんだったのか。水中ではもっとデカく見えたけど目測を誤ったか? リリースした後ちょっと戻ってもう一度あのスポットを覗いてみる。 あれっ、まだいる! 釣ったのは別のブラウンだったのだ。 2匹いたのか。もう1匹小さいやる気のあるブラウンがシェードの中に隠れていたようだ。やっぱりアイツはもっとデカイ。50cmくらいはあるな。 一瞬勝負に勝ったかと思って喜んだのもつかの間。また次回に持越しです。 アイツは手ごわい。そうそう誰かに釣られることもないだろう。 予定通り、3時過ぎからは中流域を釣りますが全然ダメ。 2回だけチャンスがありましたが、 とあるプールでブラウンビートルに魚が浮いてきたものの、フライが横倒れに変な浮き方をしていたために見切られてしまったのが一回。 過去に何回も釣っている倒木が流れに横たわっているスポット。この日も倒木の前でロイヤルウルフに出てきたが、ちょっと出てくるタイミングが遅かったために水面スレスレに水没している倒木にジャマされて魚が食いそこなってしまったのが一回。 これだけでした。 う~ん、キビシイ1日でしたね~。 平日だし、別のエントリーポイントで1人見かけただけで、人は入ってなかったようだけど全く反応が良くなかった。 この1週間もまたほとんど降雨なしで水位は下がる一方。 ちょとまとまった雨が降らないと状況が好転しそうもないなあ。 ちょっと盛り上がりに欠ける今週の釣行でした。 来週の釣行は釣り場の選択が難しいな~。 PR
Fly Fishing 2013/11/19 Waitawheta River 昨日は中流で1kmx2、上流で1km強と往復7kmくらい川を歩いたからかなり疲れた。 今日は釣りに行かないつもりだったが、午後は時間が空いたし天気も良い。 どうするかなぁ?って感じだったけど、結局気持ちの良い青空に誘われて午後からまたしても出撃しちゃいます。 行き先はWaitawheta River。オークランドから約130km。Coromandel Peninsulaという半島のボトムのところを流れるもっとも近いトラウトリバーの1つです。 130kmって東京から霞ヶ浦くらいの距離ですが、渋滞のないNZの道路は運転も楽なので、きれいな景色でも見ながら運転していればさほど苦にならない90分のドライブです。 1時過ぎにオークランドを出発。今からだとまあ軽く3~4時間の釣りだけど、昨日もドライで1発出たことだし、ドライでテンポよく釣り上がっていってみよう。 State Highway2をひた走ります。景色もだんだんカラフルになってきて、夏が近いなって感じになってきた。 途中SH2沿いのPaeroaという小さなアンティークタウンに寄って、ランチを調達しよう。 ここまでくれば川はもうすぐ。 このファームの中を通る道のボトムが川のエントリーポイント。 着きました。Waitawheta Riverです。 ドライフライに反応がよく、近場なので半日くらい遊ぶにはちょうどいい川。 昨日釣行した川は平地を流れるフリーストーンのストリームだけど、この川はマウンテンリバー。ここから上はけっこう高低差のある流れです。 このあたりの山は昔、mining(採鉱)が盛んだったようで、水の色もちょっと茶色がかったクリアウォーターで、オーストラリアのタスマニアあたりの川でよくあるような水色かもしれません。 フライは昨日と同じ#10ブラウンビートルでスタートします。 去年12月初旬のこの川への初釣行で、いきなり55cm、5lbのブラウンがブラウンビートルに出た落ち込み下のスポット。 近場だし、ガイドブックにもそれほどいいことは書いてなかったのであまり期待していなかったが、いい意味でその先入観は覆された。 去年の写真ですがこの魚です。このブラウンとのファイト中にESNのセカンドピースが折れた! ここに来る前に、この川が流れ込むOhinemuri Riverという別の川で釣っていて、その時転んでロッドを石に当てたのが原因だったんですが、折れたロッドでファイトして何とかランディングしました。 でもロッドが折れたショックよりも、この魚を捕れたうれしさの方が勝っていました(笑) 今日は出ないなあ。 反応がないのでフライを#10ロイヤルウルフにチェンジしてどんどん釣り上がります。 このフライは昨シーズン、この川でよく釣れたのだ。 子牛くんが立ちはだかってます。 お~い、ちょっと通しておくれ~ ここは去年、2本ブラウンが出た落ち込み。レインボーもたまにいいのが出る必ずチェックするべきスポットの1つ。 今日も落ち込みの下のほうから順番にフライを流して、徐々に落ち込みに接近していきます。 5投目くらいだったか、流心のちょっとだけ手前のレーンにフライを乗せて流す。 そして、背中を出してトラウトが水面を割った! 出たーーー!! 一拍おいた遅アワセが決まった! 背中の色がよく見えなかったけどブラウンか? 直後にラインをドローする左手が追いつかないくらいの勢いで下流にどんどん下る。 何とかテンションを保って、ロッドを立てていくと水中で狂ったように激しく首を振りながら、身をくねらせる魚の動きが ガクン、ガクン、ガクン とG2のバットに伝わってくる。 これはレインボーの引きだな。 この感触はたまりませんね~ G2はバットまでよく曲がるけど、チューブラーのブランクスの中に何か見えない芯が通っているような、独特のネバリのあるパワー感が好きだ。 下流への暴走が止まるとドーンとジャンプ! やっぱりレインボーだ。けっこうデカイ。 今度は上流に向かってグォーーッと走り出したと思ったら、あっという間に落ち込みを上って、さらにその2段上まで走って対岸のエグレの下に張り付いた。 恐ろしいパワーだなコイツ。。 こっちも走って追いかけて、特に絡むようなブッシュはないので落ち着いて対処。 ようやく元の落ち込みの下まで引き戻したところでようやく観念してネットに入った。 フ~ッ、捕れた~。 ちょっと細身だけど、い~いレインボーだ。 49cmのメスですね。 胸ビレ、腹ビレ、デカ過ぎでしょ、この暴走レインボー。 いや~、いい出方だったし、最高のファイトだった。この1本でもう午後からでも来た甲斐があったってもんだ。 満足満足。 ストマックは ニンフとガガンボみたいなデカイ羽根のフライが2つ。 ブラウンビートルは食ってない。同じレインボーでも川が違うと食性は全く異なりますね。 TMC9300 #10に巻いたロイヤルウルフ。 やっぱりNZの夏はこれでしょ。 ブラウンも出るけど、どこの川でもレインボーには特にいい。 これで釣るといかにもNZの夏を釣ってる気がするんだなあ、これが。 NZのドライフライの代名詞的なパターン。 この後にもう1発 35cmくらいの若いレインボーがロイヤルウルフに出てくれた。 去年この川での自己ベストとなる54cmのレインボーがロイヤルウルフに出た 落ち込み下。 今日は不発です。 とりあえず3時間で1kmくらい釣り上がって2発でした。 まだちょっと早いからあと30分くらいやろう。 ドロッパーにニンフを付けてドライ&ニンフで戻りながらちょっとやったら 30~35cmくらいの小さいのが2本ニンフ食いました。 3時間半で計4本釣れちゃいました。短時間だけどけっこう楽しめたなあ。 山岳渓流っぽいこの川で釣りをしていると、日本の渓流でやっていた頃を思い出しますね。 景色も似ているといえば似ていますが、一番違うのはたぶん生えている植物ですね。 湿っぽいニュージーランドはシダが多いです。 いろんな種類のシダが生えているけど、 これが有名な”Silver Fern”(シルバーファーン)という葉っぱの裏が白(シルバー)っぽいシダで、ラグビーのオールブラックスのロゴにも使われているアレです。 NZのIMMIGRATIONのロゴにもこのシダが使われてます。 シダはNZの象徴的なものなんですね。 本格的なドライフライシーズンまでもう少し。来月になればもっとバンバン出てくれるはずです。 夏が待ち遠しいぞ~
Fly Fishing 2013/11/18 Brown Beetle② そんなわけで、一度車に戻って②のエントリーポイントまで移動。 朝の赤いスポーツカーのアングラーが釣り上がった後だけど、3時間くらいは経過していると思われる。 最近釣り込んで、魚の着いている場所はだいたい把握しているので何とか数本捕れればいいな。 とりあえずここからさっきの続きを釣り上がります。 #10ブラウンビートル1本で攻めてダメなら帰りに下りながら要所要所でチェコニンフを入れてみようと思う。 しかし全く反応なし。 だめだな~ 反応がないまま、約500m上流の先週ラストに50cmのレインボーが出たあの”アツイプール”に到着。 とりあえずドライには出ない。 ここでちょっとリーダーを変えてチェコニンフを投入してみる。 ダメだ。 まあ先週も真っ昼間のこの時間はこのスポットもダメだったからなあ。。 先行者に魚抜かれた可能性もあるし。 またドライに戻してさらに釣り上がる。 この一週間全く降雨がなかったのでまた水が減ったし、かなりクリアーになってしまった。 約1km釣り上がって、全く異常なし。 ダメダメ、もうランチブレイク。 サンドイッチを食べ終わってさあどうするかな~。戻って上流やりにいくかなあ~。 などと考えていると、下流から1人の白人アングラーが登場。 情報交換が始まる。 ”Did you catch anything?” と尋ねると、 ”Six fish!" だと。 朝、下の橋から入って10本掛けて、ブッシュに入られるのを止められなかったりで、捕れたのは6本だということだ。 そうか、①の橋を通過するとき1人川に入っていくのが見えたのはこの人だったんだ。 ”What was your biggest catch today?" と聞いてみると、 ”Four and a half Brown!" だそうだ。 素晴らしい釣果だな。4.5lbはこの川のブラウンの体型だとだいたい55cmくらいのヤツだ。 ウエアはSIMMSでばっちり決まってて、ロッドのスペックは分からないけど、SAGE ONEにSAGE4250のリール。典型的なSAGE MANですね(笑) おおっ、カラーナイロンのリーダーにタンデムのチェコニンフが付いてる。 自分 ”Oh, you are czech nymphing! All your catch on those nymphs?" 白人 ”Yes!" だそうです。 自分は1本ニンフで、1本ドライだと伝えると何のドライに出たのか気になるようで、ちょうど結んであったブラウンビートルとストマックのコンテンツの写真も見せてあげた。 お互いのチェコニンフの見せっこをすると、この人タイイングもキレイだった! ストレートシャンクに巻いたちょっとストーンフライっぽいニンフで、ちゃんとレッグも付けてる。 自分はチェコニンフなんてどうせポンポン無くなってしまうし、めんどくさいのでレッグなんて付けてません(笑) この人オーストラリアのブリスベンに住んでて、仕事の関係でちょくちょくオークランドに来るんだそうだ。そのときにこの川に釣りに来るんですね。 この川でチェコニンフを真剣にやってるアングラーは初めて見た。Kiwiのローカルアングラーはほとんどインジケーターのニンフィングかドライ&ニンフであんまり釣れてない人が多い。 う~ん、やりますね、この人! 自分はここで引き返そうと思っていたから、この上を釣り上がってもらっても気にしないからと告げて、このアングラーと別れた。 結局この区間では魚を捕れなかった。 車に戻って上流の橋へ移動します。 車が2台止まっている。そのうち1台はどっかで見たことあるようなグリーンのKIAだな。 今日はなんだか人が多いな。。 チェコニンフをリグってスタート。 まず最初のスポットでいきなりのバイト! ちょっと小さめだけど、40cmくらいのレインボー。 よく引いてくれました。 ようやく今日の3本目。っていうか何時間ぶりのバイトだよ? 上流域は相当水が少なくなってしまった。昨シーズンと比べると、増水時に流木が漂着したり、バンクの木が川の中に倒れて潰れてしまったスポットもいくつかある。 釣れないなあ。 このスポットはよくブラウンが付いている、上流では取っておきのブラウン場所。 川の真ん中までオーバーハングが張り出して、木の前に定位して流下物を待ち伏せている。後ろにも木や背の高い草があってキャスティングも難しい。 ここでレインボーは1本も釣れたことが無い。 去年ここで3本いいブラウンを掛けて2勝1敗。 夏にロールキャストでねじ込んだグリーンビートルのドライに大小2匹のブラウンが競って浮いてきた。デカイほうがこっち向きでパックリ口を空けてドライをくわえるという最高にエキサイティングなバイトシーンだったが、オーバーハングの木の下に突っ込まれてティペットを木に巻かれてしまった... フッキングと同時に自分が上流側に駆け上がって、ティペットが切れても一か八かの強引な勝負を仕掛けるべきだったと、今でもあの1敗は悔やまれる。 今日も前に出過ぎないようにそーっと覗いてみると、、、 いるいる! 1匹うっすらと黒っぽい魚影が見え隠れしてる。たぶんブラウンだ。そんなにでかくは無いけど50cmくらいだろう。 1対1のサイトフィッシングの始まりだ。 まず#10ブラウンビートル 次に#13アダムスパラシュート 続いて#10ロイヤルウルフ そしてドライを#8スティミュレーターに変えてドロッパーニンフを付けてドライ&ニンフ 最後にリーダー換えてチェコニンフと勝負を挑みましたが見向きもされなかった。 ヤツはいったい何を捕食しているのか。ライズは全くしていなかったので、何か水中を流れてくるものを食っていたのか? 残念、今日は勝負のゴングは鳴りませんでした。 この後も反応はなく、先週いいブラウンを釣ったスポットも ここまで水が減ってしまった。 先週は このように岩盤よりの小さいほうの岩は水没していたのに。 ちょっと南島の川っぽい雰囲気もある上流域の流れ ここで上流から1人のアングラーが降りてきた。 今日はよく人に遇うなあと思ったら、、、 なんと知り合いのドイツ人のフライマンでした! 彼は友達の友達なんだけど、昨シーズン2回一緒に釣行して、自分がこの川をオススメの川として教えたのだ。 なんだあ、来てたんだ。あ~、あのグリーンのKIAなんだか見たことあると思ったら、どうりでね。 今日初めてこの川来たそうです。2本ドライ、2本ニンフの計4本の釣果だということです。 もうハーフパンツでウエットウェーディングかよ。確かに今日は暑いけど、オレはまだあと1ヶ月はウェーダー履くよ。 ライズしてるブラウン見つけて、フライをあれこれ変えてさんざん挑んだけどダメだったとかで、18番くらいの超ちっこいドライフライ結んでました(笑) なんだか似たような釣果だなあ。。 彼はもう終了で下るっていうので、今度ココで一緒にやろうってことで別れてもう少し上までやりましたが、まあ彼が釣った後だしダメですねえ。なんと自分の知り合いが釣った後を釣っていたとは思いもしなかった。 本日3本で自分も終了です。 今日は結果的に他のアングラーの後手後手に回ってしまい、後半ダメでしたねえ。 ちょっとポイントの回り方の順番が良くなかったかなあ。 やはりワイルドトラウトの川で先行者の後は難しいと痛感しました。 ドライに出る魚もポツポツいるものの、本格的なドライへの反応はまだのようです。 水量の面では、上流域は特に水が少なくボトムが見えないくらいの水深のあるスポットはほとんど存在しない。この状態ならまだディーププールがいくつかある中流域の方がプロダクティブな気がする。 いろいろ考え合わせると、下の中流の橋から上を朝一で釣り上がってチェコニンフィングで通したというあのオージーアングラーのアプローチは正解だったんでしょうね。 なんだか文章ばかりで、魚の写真は1枚しかない後半になってしまいましたが、まあ釣りってこんなものですね。
Fly Fishing 2013/11/17 Brown Beetle ① 今週もまたホームリバーのストリーム釣行です。 先週は上流→中流の順番で回ったけど、今日は逆に中流から先にやって、午後の上流域の反応を見てみようと思う。 この川で自分がエントリーポイントにしている場所は3つあって、 ①中流の橋 ②中流の橋と上流の橋の間のファームのゲート ③上流の橋 なんですが、最近の釣行で主に釣っていた中流というのは②から1.5kmくらい上流までです。今日も②からエントリーの予定で車を走らせていると、まず①の橋でちょうど川にエントリーしていくアングラーが1人。今日もけっこう人が多いかな? ここから約3km上流の②の手前まで来ると、遠目に赤いスポーツカーが止まってるじゃないか! うわ~、もう誰か入ってるよ~ この車、昨シーズンもよく見かけたローカルアングラーのだなあ。たしか一度ちょっと言葉を交わした覚えがある。 まいったな~、どうするか? ①もさっき1人入っていったし、③から上の上流域は人気なので絶対誰か入ってるはず。 ん~、ああ、そうだ。。 ②の1kmくらい下にもう一つファームのゲートがあって、昨シーズン何度か車が止まっているのを見かけた。 あ~、ここからも入れるんだな~ といつか機会を見てやってみようと思っていたので、今日はそこからやってみるか? 車で少し戻ります。 初めて釣るセクションになるけど今日はここからエントリー。 今シーズン初、大好きなロッド、Scott G2の登場です。 先週はダメだったけど、そろそろドライフライに反応する魚がいてもいいはずなので今日はこれでまずドライ&ニンフ。そしてドライに反応があるようならニンフは外して、ドライフライ勝負でいってみたい。 ③から釣り上がるセクションと似ていて、なかなかよさそうな雰囲気だけどどうだろう? スタートです! TMC9300 #10に巻いたブラウンビートルがドライ。フロロ4Xのドロッパーを60cmくらいだして、その先に2.8mmタングステンビースのニンフ#14でいきます。 開始からまもなく この流れの対岸よりの深みを、画像右端の倒木の下あたりからフライを流していくと、葉っぱが水面に被さっているオーバーハングの上手でストライク! ドライフライがスッと水中に引き込まれた。 下のニンフ食ったー! 幸先のいい出だしじゃないか!しかもけっこうデカイぞ!! グングンすごいパワーで下っていくのを止められない(汗) このベンドの下のオーバーハングしているブッシュのところまで走られて、2回ブッシュの下に突っ込まれたけど、何とか引っ張りだすことが出来た。危なかった~ いきなり49cm、メスのレインボーだ。 体の厚みがあって重たい。3.5lb近くある。 そして相変わらすでかくて長い立派な胸ビレ。こりゃ~引くわけだ。 またストマック取ってみよう。 またしてもブラウンビートルが3つ!違う黒いのも1つ出てきたけど。 フライのボディサイズはほぼ合っている。 よしよし今日もいけるぞ~ ドライにも出ないかな~ 魚をリリースして、すぐ上流の緩い流れにキャストしてまたドライ&ニンフを流す。 すると、、、 ガバッっと水面が炸裂したーー!! ドライ食ったーーー! 直後にドーンと派手にレインボーがジャンプ! またまたデカイよ~ コイツは何回も激しくジャンプを繰り返す。 なんだよ、釣れるじゃない、ココ。 やったー!今度は50cmのオスだ。G2のバットに刻まれてる20”サイン(実測51cm)までほぼいってます。 体の厚みはないけど、最近になって急速に食いだめた様にぽってり腹がでてる。 いかつい面構えです! 3回も4回もジャンプしまくるタイプのレインボーだったけど、遠くに走らなかったのでファイトはさっきのヤツより楽だった。 今年は日焼け対策を万全にしている(笑) コイツのストマックからもやはりブラウンビートル。 いや~、出ましたね~ドライに。 今シーズンのドライフライ初フィッシュは、#10ブラウンビートル2013-2014バージョンでナイスレインボーでした! まあこれだけブラウンビートルを偏食してるなら、出るヤツはいるはずですよね。 それならってことで、まだ開始から1時間くらいしか経ってないけど、ニンフは切り落としてドライ1本勝負でいってみます。 しかし、、、 出だしからナイスレインボー2本と絶好のスタートだったのにこの後は反応なし。もしかして朝一はモーニングバイト的な反応の良さだったのか? ドライメインで、要所要所ではまたドロッパーのニンフもつけて約3時間かけて釣り上がり、1km上流の②のエントリーポイントまで来た。 朝止まっていた赤いスポーツカーはいなくなっている。 このままさらに釣り上がってもいいけど、そうすると後で2kmとか歩いて戻る羽目になるので一旦車まで戻ってここにパーキングし直そう。 続く