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SWEET GREEN LAND

A blog of Japanese fly fisherman living in Otago, New Zealand

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WoF

月曜日に愛車CR-Vを車検に通しました。

NZの車検はWoF(Warrant of Fitness)と呼ばれていて、自分の車のようにNZで初めて登録されてから6年を越えているものは6ヶ月毎と期間は短いのですが、費用は$25~$30くらいと格安で、後は交換部品や修理箇所があれば実費といった感じです。

今回が3回目のWoFですが、購入から14ヶ月で30,000kmも走ってしまったのでさすがにタイヤがworn outで交換。ホントは4本変えたかったけど、先日リールも買ってしまったのでとりあえずフロント2本にニュータイヤを入れて、フロントに履いていた2本をリアに回しました。
NZではタイヤも高価です。特に日本製のBRIDGESTONEなどはかなり高いので、


韓国のブランドHANKOOKにしました。HANKOOK DYNAPRO ATです!
中国製のLING LONGなどよりは性能は全然いいらしいです。というかLING LONGはヤバイらしいです(笑)


フロントだけだけど、乗り心地がかなりソフトになった。
リアももうあんまり山ないから、3ヶ月以内くらいに交換だな~

マフラーも錆で小さな穴が開いていたので、


溶接で埋めてもらった。

ブレーキパッドは1年前に前後ともに新品に換えたのでまだ大丈夫だった。

オイルとオイルフィルターも交換。

今回のWoFはちょっと費用がかかったけど、毎週ロングドライブの釣行なので、命を預けている車のメインテナンスは大事ですからね~

コレでまた安心して釣行できるぞ~



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Czech Nymphing the whole day

先週月曜日のダメ釣行から6日。ようやく週末がやってきました。ダメ釣行の後で、今週は仕事の5日間が長く感じたな~。

リールも新調したし、チェコニンフもしっかりと巻いた。


108個入りのボックスをガッツリ満タンにして、最大限の下準備はしてきた。
今回は気合入ってます(笑)

今週はつまらないバラシなしで、いい魚をしっかりランディングしたい!
チェコニンフィングメインで、状況次第で午後の気温の高い時間帯はドライも試したい。
水、木曜日に降雨があって、金、土曜日は降らなかったようだ。増水の3日後になるのでタイミング的にはいいと思われるけどどうか?

先ずは先週やらなかった上流域にエントリー。2台ほど車が止まっていたので先行者ありの模様だけど。
若干水は増えたけど、大したことはないなあ。濁りもほとんどない。もう少し増水するとよかったのだが。

まず最初の要のスポットの一つ。ここは不発だった。

その少し上流の次のスポットで1発目がヒット!
これはブラウンの引きだな。


今日は40cmのブラウンでスタート。
ベンド外側のバンクのエグレに着いてました。流れの中で掛けたので小さめだけどよく引いた。もう1匹、一回りデカイ50cmくらいのブラウンがフックアップしたこのブラウンをチェイスしてきてた。そっちは頭がとんがっててオスっッぽかった。小さいほうが食っちゃったんだな。まあ、いいでしょう。
たっぷりエサを食って、よく太ってる。ストマックを取ってみる。


おお、やっぱりカナブンだ。ニンフも入ってるけど、カナブンの羽根がいっぱいだ 。

さらに釣り上がるも、何箇所かの要のスポットはことごとく不発。
やっぱり先行者の影響かな?

早めに引き返して中流域のほうがいいかもしれない。

もう少し釣り上がったら引き返そうと思っていると2発目がきた!


これまたすぐにそれと分かるブラウンの引きだ。
今度はちょっとデカそうだ。
やっぱりニューリールのドラグはいいですね。安心してファイトが出来る。

 
やりました!ジャスト50cmのキレイなブラウン。



とりあえず今シーズン、ホームリバーで初の50cmクラスのブラウン出ました。

 
ニューリールも喜んでます。


ブラウンは写真中央左の石の前にいた。

レインボーの反応が全くないので、引き返します。

今シーズン、今まで好調の中流域にエントリー。



なかなかバイトがないですね~。

それでもチェコニンフで攻め続けて、昨シーズンにブラウンが出たプールでようやくヒット!
底へ底へと突っ込む引きでまたブラウンか?今日はブラウンデーかな?

おっ、違う!いいサイズのレインボーだ!ジャンプしないし、重量感のある引きだったから勘違いした。

今日はレインボーバラシたくない。。

ランディング成功!


よかった、今日は捕れた。

 
47cm、ヒレがピンピンのい~いレインボーだ。


この川のレインボーは、胸ビレがブーメランのように長くとんがっている

 
なんてカッコイイ魚体だろう。
 


いい魚も取れたので、ちょっとランチブレイク。
ここはホントにいい川です。


さあ、そろそろ最近の釣行で一番アツイスポットに差し掛かります。先週はここで2本バラしてしまったが、毎回いい魚が食ってくる。


中央の枝の先が水に浸かっているブッシュの前が特にいい。
今日も絶対いるはずだが。。

バイトがでない。しつこく何回も流す。

でもこない。

午後2時過ぎ。時間的な問題なのか?一番釣れない時間に来てしまったか?

タイミングを変えて、帰りにもう一度トライしよう。

チェコニンフに反応もないし、気温も上がってきたのでドライフライを試そう。


去年のブラウンビートルをちょっとモディファイ。
先週ストマックから出てきたカナブンの腹が黄色っぽかったのでボディのダビングをイエロー系にして、幅をちょっと広げてよりカナブンぽく丸っこくしてみた。
使うときは背のフォームの余りとインジケーターをもう少しカットします。

1時間くらいこれでタタキ上がってみますが、1発も出ませんね~。
う~ん、ダメかあ。。

よし、もう今日はひたすらニンフィングでやりきろう。
チェコニンフに戻して、ちょいちょい流しながら引き返します。

途中、チビレインボーが1本と、フッキングしそこないが1回。

そしてあのアツイプールにもう一度トライ。あれから3時間くらい経っている。

数回流すと

”コッ”

と一瞬アタッた。

やっぱりいるんだ。これはたぶん釣れる。
ショートバイトでも反応したやつは、ほぼ確実にまた食ってくる。

フックポイント、ティペットをチェックして、またニンフを送り込む。

それから3回目の流しで

グーッと押さえ込むように食ってきた!
ESNがフルベンドする。

なるべくブッシュから引き離して、下のオープンウォーターで走らせたい。
プール下流側の開きに誘導します。

よしよし、うまく下に行ってくれた。あとはそっちで走らせて弱らせればいい。
何度か上流側のブッシュに戻ろうとしたけど、テンションの掛けすぎに注意しながら何とか止めた。

ネットに入ったーー!


これはデカイ。ジャスト50cmある!


今度は頭の丸いメスですね 。

ちょっと写真の撮りにくい場所だから、早めにリリースしてやろう。

この後はエントリーポイントまで戻りながらやりましたが、バイトがなく6時半で終了。

ちょっと数は伸びなかったけど、掛けたいいサイズの魚はすべて捕れたし、ブラウン、レインボー共に50cmが出たのは良かった。リールを新調して、準備を整えてきた甲斐はあった。
この川のブラウン、レインボーの比率を考えると、やはりメインはレインボーなので、レインボーの反応が良くないとなかなか数は伸びてこない。
今日のチェコニンフィングは上が#12の3.8mm、下が#14の2.8mmでやっていたんですが、食ってきたのはすべて下の#14のニンフでした。

やはり信頼できるドラグを備えたリールはいいですね。ストリームで今日のような45~50cmクラスのレインボーとシングル5番ロッドでファイトするのはかなりスリリングで最高だ。
日本でフライフィッシングをしていると、どうしてもデカくてパワフルな魚を釣る機会が少ないので、キャスティング、タイイングといったフィッシング以外の部分にフォーカスしがちで、日本人フライフィッシャーマンはその部分に長けた人は多いけど、NZでは魚とファイトするテクニックがとても重要だ。

今現在、カナブンを捕食してるわりには水面で魚が何かを捕食しているようなシーンは全く見ないし、ドライへの反応もまだない。

もしかしてカナブン水に落ちた後、沈んで流れてるの?
なんて考えてしまいました。
そんなことはないと思うけどなあ。。

今週は明日車検があるので、日帰りで終了!


New SAGE Reel!

やっと5/6番用のリールを新調しました!


ニューリールはSAGEのニューモデル、3200シリーズの3250 Black/Platinumです。

5/6番用のリールはシマノのFREESTONE XT1台しかなくて、去年、遠征の時のスペアも必要だし買おうと思っていた矢先にロッドを折ってしまい、バックアップのロッドを買う羽目になったりとず~っと先延ばしになっていました。

最近、そのシマノのドラグがあまりスムースでなくなってきていて気になっていたし、前回の釣行ではバラシ多発でダメ釣行だったので、この悪い流れを変えるためには信頼のおけるギアで次回の釣行に望みたいし、ちょうどいい機会なので購入しました。

まあ、前回のバラシはフックアウト、フックポイントのチェック不足、フック伸び、ネッティングミスでラインブレイクはしてないんですが、信頼できるドラグはやはり重要なので、ニューリールで次回の釣行は立て直しです。

ウェイトは5oz(140g)ってことだけど、ちょっと測ってみよう。


142.46g
カタログデータよりちょっとだけ重いですね。


ESNに着けるとこんな感じ。

チェコニンフ用のタングステンビーズとフックも買ってきた。


3.8mm用のフックがチェコ、HANAK社のH310BL #12 ヘビーワイヤーで、バーブ付ならTMC2457 #10。
HANAKの#12とTMCの#10はサイズ的には同じ。
2.8mm用がHANAK H400 BL #14, ミディアムワイヤーのジグフックです。

チェコニンフは釣れるけど、底をさらう釣りだから、どうしても根がかりが多い。ニンフが容赦なくどんどんなくなっていきます。
昨シーズンもいったいどれだけ巻いたか分からないくらい巻きましたね。

このタングステンビーズはドイツからの直輸入で、タングステンの含有率が高く、重いらしいです。


3.8mmが1コ0.43g

これをHANAK H310BL #12にセットすると


0.50g

これにタイイングを施すと、仕上がりが0.55~0.57g程度になる。
日本の市場に出ているタングステンビーズは、タングステンとは名ばかりで含有率が低く、あんまりウエイトがないらしいです。実際測ったことはありませんが。。

20個で$12と高価なビーズだけど、ガッツリ沈まなくては意味がないのです。

さあ、今年もまたたくさん巻かなくては。










Disappointed with myself

翌朝、夜明けと同時に再びチャンネルのスポットに入ります。
しかし昨日のイブニングは全くの不発だった。だから今朝も釣れないかもしれない。

昨日と同じくほぼ無風の静かな朝だ。水の色も悪くないし雰囲気的には釣れそうだ。

開始から20分くらいで1発目のバイトがきたっ!


45cmくらいの小さめだけど釣れた。よかった。。
フライはオレンジのマラブー。

さらに20分後くらいに2発目のバイト!


さっきのより2cmくらい長そうだけど細いレインボー。
バイトしたのは1本目とまったく同じ位置でまたオレンジのマラブー。
うん、釣れるね。

その20分後くらいに3発目が!
今度は同じレーンだけど流し終わりで食ってきた。
遠くでドバーンとジャンプ!
コレはいいサイズ。昨日のいい魚と同じくらいだ!
スゲー走る走る。ナイスファイターだ。
ようやく寄せてきて、そろそろ水中の姿が確認できそうと思ったら強烈な首振り。


プンッと突然テンションを失った!


うわ~~~、バレちゃった~~(泣)


フライ外れたし...



うわ、またフック伸びてるじゃん。ダメだこりゃ...
以前から気になってはいたんだけど、VARIVAS2500Vはダメですね。日本で買いだめしてきたけど、もうお蔵入り決定だなこりゃ。
伸びやすいし、プライヤーで元に戻そうとすると簡単にポキッと折れるし。
今までこのフックで4~5本いい魚をとり逃している。
日本でやってたときは50cm以上のトラウトが釣れる機会なんてそんなになかったから、気にならなったけど、NZに来てからは、常に50cm以上のワイルドトラウトとのファイトを想定しなくてはならないので、丈夫で信頼できるフックでなくてはダメです。TMC5262にすべて変更かな。今度日本に帰ったら、杉坂研冶さんのTP-S55も入手して試してみたいけど。

この魚を最後にピタッとバイトが止まった。
その後2時間は全くバイトなし。ライズは少しあるけど多くはない。静かな水面で釣れそうなのに。

今朝も対岸からエントリーしてきたローカルが1~2人いるけど誰も釣れない。

9時過ぎで終了。

ホリデーパークに朝食を取りに戻って、ストリームに移動だ。

移動ルートにあるPutaruruという小さな町でスーパーマーケットによって昼食を調達。


まあこんなものしか売っていませんが(笑)



ストリームに着くと、今日も牛たちが出迎えてくれます。


今日もチェコニンフィングで幸先よく1発目がヒット!
この魚ネットに入れそこなって逃げられた~

次は先週最大のレインボーが出たプールで今日もバイトがっ!


37cmの若くて元気なレインボー。よく引きます。
よし、とりあえず今日も写真が撮れたぞ。

同じプールでもう1発ヒット!さっきよりデカそうだ。

うわ~、外れた~~

フックのポイントがつぶれて反対向きにひっくり返ってた。
あ~、しまった~。フックポイントのチェックが出来てなかった...

さらに釣り上がって、中流域のもっともアツイ区間に差し掛かります。先週はブラウンが1本出た。

今日は流れに横たわる倒木の前でグッドサイズのレインボーがバイト!

激しく身をくねらせながら猛烈なスピードでダッシュ!

またフックアウト~~

今度はフックは問題なかったけど外れてしまった。くやし~~(泣)

バレた興奮状態のレインボーがドーンとジャンプ!
デカイよ。50cmくらいありそうだった。
もったいなかったなあ。。

次は折り返し地点の付近でヒット!


40cmジャストのキレイなやつ。



今度は取れてよかった。ホッとしたよ~。

そうだ。ストマックを取ってみよう。


意外にもブラウンビートル(カナブン)が3つも入ってた。
直径1cmくらい。3つ食ってたってことは、ある程度コレを選んで食べていると考えていいだろう。先週はニンフしか出てこなかったけど。

もしかすると、もうドライでいけるかも。
 ブラウンビートルかあ。あったかなあ?

残念、フライボックスに入ってない。

 
と思ったら、胸のフライピットに昨シーズンの使い古しが1つあった。
よし、これでいってみよう。

1時間くらいドライでやってみましたが出ませんでした。カナブンは何時くらいが一番飛ぶのかなあ?

先週も今日も釣れたさっきのプールに戻ってきたので、ここでまたチェコニンフに変えてもう一度トライしてみます。ここは今、魚がたまっている気がする。

何回も繰り返しニンフを流す。

数投後に一瞬コンッとアタった。

やっぱりまだ魚いるなココ。
さらに2回流すと押さえ込むようなアタリでヒット!

よっしゃーー、やっぱりまだいたー!!

直後に足元でドバーンと垂直にジャンプ!
あせってステップバックしてラインテンションを保ちますが、突然軽くなった...
 
またバレちゃった~~~(泣)

なんで外れんだよ、もーーっ!今のもいいサイズだったのに~。

何本バラシてんだ今日は。

なんだよ~。もうダメダメだな、今日のオレ。

やんなってきた。。

もうこないだろうけど、あきらめきれずにまた同じピンポイントに流す。

するとまたヒット!


小さいけどまだいました。ここにはかなり魚がたまっている模様。

でもこの魚で最後。これ以上はバイトが出ない。

あとはエントリーポイントまで戻りながら軽く釣って、ちょっと早めの5時半で終了。

今日、掛けた3本のいいサイズの魚はすべてバラシ。1発目のネットに入れそこなったやつも45cmくらいあった。
朝のレイクでもデカイのをフック伸びでバラして、合計5本ミスったじゃないか。

もう自分自身にがっかりだ...
全くもってダメ野郎な1日でした。

今週末の総括

・8月にLake Rotoruaのチャンネルのパターンを発見してから、通いに通って3ヶ月半。でもついにこのパターンも終わりかもしれないと感じた。まだポツポツ釣れるけど、昨日のイブニングのバイトのなさ、今朝も最初の1時間だけでその後はさっぱりだったのが、そろそろこの釣りが終わりなのを物語っている気がする。風も穏やかで水色も良く、条件は良かったのにだ。
昨日の6ポンド近いクオリティーフィッシュは、うまくライズに合わせられたから釣れたけど、再現性は低い。
じゃあ、夏にいい場所でもう釣れるかというとそっちはまだで、ちょうど季節の変わり目で魚の居場所も移っていくちょっと釣りにくい時期かもしれない。
まあ、別の条件の日にもう1日くらいやってみないとわからないけど。


・NZに来てからすでに相当な数のレインボーを釣ったけど、レインボーはホントにランディングするのが難しい魚だ。特に狭いストリームでブッシュ、レイダウン等が込み入っている場所での45cmクラス以上の魚とのファイトは難しい。
出来るだけ魚を驚かせないようにテンションを掛けたり、工夫はしているけど、フッキング直後に狂ったように暴走したり、ジャンプしたりと、とにかく動きが速くて激しい魚だからそう簡単にはいきません。
今シーズンはランディング率を上げるのがテーマの1つなのに、解禁から1ヶ月ちょいで早くもバラシすぎ。

フック、ティペット、ファイト方法などいろいろ見直して、来週からまた出直しだな、こりゃ。