忍者ブログ

SWEET GREEN LAND

A blog of Japanese fly fisherman living in Otago, New Zealand

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


New season 2013-2014 opens!! PartⅡ

明けて2日目。今日は朝の3時間をレイクで過ごし、10時くらいには昨日のストリームに向けて移動。昨日反応のよかった午後の時間をまたあのストリームで釣るというプランでいってみたい。


夜明けのレイクをポイントに向けて走ります。

レイクの北側のワインディングロードの区間の途中でなにやらサインが。


PLEASE STOP ON REQUEST
って事だけど、そりゃ困ったな。このレイク沿いの周遊ロードのほかに道はないぞ。

他の車が1台、三角コーンの間を縫って進入していった。よし、こっちも行ってみよう。前の車をフォローして自分も先へ進みます。
何だろう?もうあと少しでポイント到着ってところまで来て、前方に事故現場らしきシーンが。


うわ~、これか。完全に道路が封鎖されてる。他の車もここまででUターンして引き返していく。
まいったな~~
もうあとポイントまでほんの1kmくらいなのに...
これじゃ行けないよ。
仕方なく西岸のストリームマウスに向かいます。



Ngongotaha Stream Mouth
ライズなし。とりあえずやってみるものの、アタリもない。


もう、早くチャンネルのポイントに行きたいのに。
20分くらいですぐやめて、車に戻ります。
もうそろそろ道も通れるかもしれない。もう1度行こう。

さっきの道を戻りますが、ダメだ。今度はもっと手前で通行止めの案内をしている。
まいった。。
朝の貴重な時間がどんどんなくなっていくじゃないか。
もうこうなったら、レイクを逆回りでチャンネルまで行くか?あとわずか1kmのために、このビッグレイクをほぼ全周逆回りで?
30分以上かかりそうだけど。
でもあそこに行くにはそれしかない。あのスポットなら絶対釣れる自信があるのだ。
よし決めた!もう行く!!
逆回りでチャンネルへ。


8時15分くらいにようやく到着。6時半からここでやるはずだったのに。なんてこった。
昨日同様、チャンネルの中を狙ってる人が3人ほどいるけど、自分はいつもどおり外側のみ。
南風が当たっているけど、そんなに強風ではない。
逸る気持ちを抑えつつ、キャスト開始。

先週は9時くらいでバイトが止まったから、それまでに釣れて欲しい。
しかし、バイトがこない。ライズもない。
それでも絶対的に信頼しているこのスポットだから、もう1箇所ベタネバリだ。
何の反応もないまま、9時を過ぎてしまった。
風はだんだん弱まってきた。

あっ、ライズだ!

釣れなくなると読んでいた時間の9時を回ってしまったが、逆に風が収まってきてライズが始まった。
ライズの発生した付近を流すとやっとバイトがくるが、フライをすぐ離した。。

同じレーンを打ち返して数投後に、またフライをくわえたような違和感を感知。
少しテンションを加えてきいてみると
”ククン”と生命感が!

やっとヒットだーーっ!

ようやく今日の1発目だ。
ところがコイツがこっちに向かって突進してきて、テンションが緩んだ隙に外れてしまった。
あ~~、残念...

その30分後くらいに次のバイト!流し終わり寸前のフライを引ったくって、いきなりチャンネルに突っ込もうとする強烈な引き!!一瞬止まったが、すぐまたチャンネルに向かって暴走してティペットが切れた~~

切れた直後に、興奮したレインボーが1mくらい高く飛び出してきた!
うわ~、でかっ!!60cmくらいありそう。。
なんかもうサーモンみたいだ。
あ~~、クヤシイ~~

なんだよ、今日はミスってばっかりだよ。ダ~メだな今日。

でも10時近くなってもまだライスは続いてる。

そして3発目!
すぐにフックアップしたレインボーがジャンプ!
そんなにデカくないけど普通にいい魚だ。もうバラシたくない。
またこっちに向かって突っ込んできたけど、必死にラインをドローしてテンションを保つ。

やっと捕れた~~


49cmだけど、太くて3.5lbくらいあるレインボー




これで少しホッとした。
わざわざ湖を逆回りで全周(-1km)してここにたどり着いた甲斐があったってもんだ。

このあと4発目のバイトがくるが、不完全なフッキングですぐに外れた。

そして10時半過ぎごろから再び南風が吹き始めて、ライズが止まる。

今度は白波、風ビュービューになってしまった。
コレでTHE END。
 
よし、切り上げてストリームに戻ろう。


今から移動すれば1時前には着いて、昨日反応がよかった午後の時間をやるにはちょうどいいだろう。Go!

(続く)
PR

New season 2013-2014 opens!!

さあ、いよいよ新しいシーズンが解禁!5月の下旬以来、4ヶ月半ぶりにホームリバーのトラウトストリームに戻ります。

NZで初めて釣行したのはこの川ではなく、ほぼレインボーオンリーのスプリングクリークでした。その川は魚の数はメチャクチャ多いんですが、アベレージが小さい川なんですね。だから数は釣れたけど、サイズが全然...。

このトラウトストリームが自分にとっては2本目の川で、1本目の川のことがあったので、
こっちの川もそんなに大きいのはいないのかな?
ブラウンなんて北島のオークランドから日帰りで行けるような川にはいないのかな?
なんて思いながら、ほんとに何も知らずに釣り始めると、ファーストフィッシュは35cmくらいのブラウンだった。
そして45cmくらいののレッドバンドのレインボーがヒットし、初めて体験するNZワイルドレインボーのスピードとパワーに翻弄されっぱなしで、最後はブッシュに突っ込まれてバラシ。
ガックリしていると、上流域でいいサイズがかたまっているスポットに出くわし、40~50cmのレインボーを4本キャッチして、NZのトラウトの凄さ、おもしろさと、この川のポテンシャルを思い知らされた。
そう、自分のNZの釣りはこの川から始まったといってもいい。

今のところ今年の春は去年より天気がいい。

 久しぶりに見る川の水量は、まあまああるけど、それほどでもないな。

ますは上流域から、SAGE ESNにチェコニンフでスタート。


まもなくヒットした今シーズンのファーストフィッシュはミニレインボー(笑)
通いなれた川なので、要所要所では時間をかけつつも、早めのペースで釣り上がって行きますが、あんまり反応がよくない。増水で様子が変わってしまったスポットもあるけど、そんなに大きな変化はない。
ん~、なんかあんまりおもしろくないな~。
1km弱釣り上がったところでカップルの先行者発見。
だからかあ~。どうりで反応悪いと思った。
こっちの釣り人はのんびりしてるので、日本のようなガツガツと”我先”みたいなのはあまりない。声かけて抜かして、少し先に入ってもいいけど、久しぶりだから全体的に見ておきたいし、下って移動しよう。

中流域に車で移動。


中流域も反応悪し。車はなかったからこっちは誰も入っていないはず。


たまに釣れても7~8寸サイズのチビレインボー。魚影もあまり見えない。でも水はそんなに冷たくないようだ。
1時を回ったので、
どうせ釣れないならドライで遊んじゃうか!?
ってことで12番のアダムスパラシュート、14番のフローティングニンフあたりを投げてみます。
やっぱり出ない。
ダメだなあ。こりゃ早めにRotoruaのレイクに移動か?なんて思っていたら半沈みのフローティングニンフに

7寸レインボーが掛かってた!
そろそろ3時。これ以上上がると戻るのも大変だから下ろう。
チェコニンフに戻して、ちょいちょい投げながら引き返します。
上りでドライしか入れてないちょっとしたプールにチェコニンフを入れてみると、ヒット!
これチビじゃない!やっとキターーッ!!
そんなにデカくないけどいいサイズ。


ようやく釣れたまともなサイズ。ジャスト40cmのメスのレインボー。
よかった。とりあえず釣れた。

同じスポットをもう少しやってみます。またバイト!あったけどのらない。。
もう1度流す。
またショートバイト!
アレ、でもこれチビレインボーのビビビッて感じのショートバイトとは違うな。
もう1度流して、シェイキングを加えて誘ってみると、
ゴンッとのった!!
またいいサイズだ!

 
これも40cmジャストで今度はオス。Rotorua方面のレインボーとはちょっと違って、背の黒点が多めでこの川らしいカラーのレインボー。

う~ん、なんとなく状況が見えてきた。やっぱりまだ活性が低いから、いちばん水温の上がる午後の遅めの時間になってようやく食いだすってことなんだろう。ドライで遊んでたから、食いだしてるのに気付くのがちょっと遅れたかもしれない。
少し下って別のスポットでもまた良型ヒット!連発だ。
でもこれは途中で外れてしまった。

3時半にはRotoruaに向けて走り出す予定だったのに、3時過ぎから釣れ始めてしまってもうすぐ4時だ。
まだ続ければ釣れそうだけど、まあいい。食いの立つ時間帯も判ったから明日の午後またやろう。

よしRotorua に移動だ。夕マズメのレイクをやりたいのだ。


ここからRotorua まで120kmくらいあるので1時間ちょっとかかる。



そしてRotoruaに。また今週もこの釣りをやりに来てしまった。

このチャンネル自体はレギュレーション上、レイクとは別のチャプターになっていて、川と同じく7月1日~9月30日は禁漁だった。
今はチャンネルも解禁したので今日は人が入ってる。でもみんなチャンネルの中狙いで自分のスポットは空いている。
でもライズがないし、アタリもない。最近、このスポットではいつもライズしてるヤツがいたんだけど。到着が遅れたからあまり時間はない。1時間半くらいの1発勝負。
この角を回りこんですぐのチャンネル内に人が入ってるから、その影響でダメなのかな?

開始から1時間を回った頃、ようやくライズが始まった。
3匹くらいはライズしてるのいるな。
フライのカラーを変えながら、何回も何回も打ち返していく。
そして、突然ひったくるようにドスンとのってきた!いきなり6番のスイッチロッドがフルベンド。

やっとキターーーッ!!

凄いパワーとスピード。初めは流れに逆らって走ってたけど、今度は暴力的な引きで、一気に下ってあっという間にチャンネルの中に入ってしまった。


これはチャンネルの入り口を下流側(チャンネル内)から見たところで、この写真右端のバンクの角を外から釣ってるわけです。
これ英語で"weir"って言うんですけど、流れをコントロールするためのちょっとした堰みたいなの。柵が立ってるのは両側がコンクリートの基礎で底上げされてる。
デカイのだと、ヒットしたあと止められないでこのweirの下まで走られちゃうわけです。しかも魚は真ん中は通らすに大抵、柵に座ってる少年の下あたりをくぐって下ってしまうことが多い。

この魚もそのパターンで、コンクリの下で縁にへばりつかれた。コンクリの角にティペットが擦れてる感触がする。少しテンションを緩めると動き出す。
この強い流れに逆らってコンクリの上に引きずりだすのは無理だ。
ならばさらに下らせて、ロッドのティップから柵の下をくぐらせて、柵越しに上手で掴み直して、柵沿いにチャンネルの左岸に上陸。この芝生のバンクでようやくランディングに成功!

フ~~、大変だった~。

今はチャンネルが解禁したからこのランディング方法も取れるわけだけど、冬の間はたとえランディングでもチャンネルの中にいたらチャンネルで釣ってると誤解される恐れがあるから、何が何でもこのweirより外でランディングまですべて完結させなくてはならなくて大変だった。


4lbとちょっと、56cmのレインボー。コイツは強烈なファイターだった。サーモンピンクのでかい胸ビレが美しい。

 メスのかわいい顔だけど目つきは鋭い!捕まっちゃって、ちょっと不満そう?


近くにいた人が写真を撮ってくれたので、いつもとちょっと違った感じ。

 

このあと暗くなる寸前まで粘るものの、今日はこの1発のみ。
でもスリリングなビッグファイトで楽しかったから満足、満足。
よし、明日の朝またやるぞ!
(続く)

Last Day for My First NZ Season

さあ、明けて2日目の朝です。

今日は朝のいい時間だけ3時間くらいやって、切り上げる予定。サクッと3本くらい釣れたらいいな。


夜明け前にポイントに到着。

まだ薄暗いレイクの湖畔をゆっくりポイントに近づいていくと、

あれ、なんか人影のような。暗くてよく見えないけど、1人ウェーディングしているように見えるぞ。


少し明るくなってきた。

ああ、やっぱり1人入ってるよ。


今日は月曜だよ。しかもこんな早い時間から、このスポットでバッティングなんて全くの想定外だ。たまに対岸からローカルのフライマンが入ってくることはあるけど、こっち側は珍しいな。この2ヶ月というもの、このスポットをほぼ1人占め状態だったのだ。

自分の指定席、チャンネルの入り口角を流すのにベストなポジションに入ってる。でもウェーダー履いてフライやってるけど、そんなにシリアスなフライマンじゃなさそう。

チャリが止めてあるから、それで来たんだね。たぶんちょっとやって釣れなくて居なくなるだろう。


仕方なく、手前の浜の沖を狙う。この浜でもポツポツ釣れることもあるけど、あくまでも本命は入り口の角だ。フライは昨日すべての魚をキャッチしたオレンジのマラブー。

開始から15分くらいでバイトきた!


ちょっと小さめのレインボー。42~43cmだろう。


それから30分くらいで、同サイズをもう1本追加。



童顔がカワイイやつ。


なんだ。よかった、浜でも釣れるよ。


そしてしばらくすると、予想通りやつは釣れずにチャリに乗って去っていきました。1番いいところやってたのに。


よし、これからが本番。

今日は昨日とはうって変わって、穏やかな朝。光も明るくなってきたし、水もクリアだから、フライのカラーをナチュラルカラーのスメルトっぽいやつに変えよう。

ベストなレーンにフライを流していく。


そして予定通りのレーンでガツンとキタァー!今日の3発目!



ちょっとサイズアップ。45cmくらいのコロンと太いヤツ。


しばらく打ち返して、

ハイ、またキタァーー!と思ったら外れてしまった... 4発目。



そして、流し終わりギリギリでググッとのってきた5発目!



これはちょっといいんじゃない!?

遠くでジャーンプ!!いいサイズだ。

慎重にバラさないようにと。



Beautiful Jack Rainbow! 4.5lb54cm





う~~ん、これはいい!太いしね~。綺麗な魚だ。



うれしい1本です!


まだバイトは続く。


6発目は再びサイズダウンの43cmくらい。


7発目はフックアウト~~ バラシ2本目。



ショートバイトも含めてコンスタントにバイトが続いたが、9時を回ったあたりで、バイトが止まった。

対岸からローカルのフライマンが1人入ってきた。朝の人とは違って、もっとやる気ある系。

ちょっと遅かったね~。今バイト止まっちゃったよ。まだ背中丸出しでライズしてるいいのが1匹いるけど。

こっちはそろそろ上がろうと思ってたからいいか。もう最初の2時間で5本釣ったからかなり満足だし。

先週まではレインボーオンリーで1日23本だけど、このスポットで釣れればサイズはほぼ50cm以上で安定していた。今週末の釣行では久々にブラウンが混じったり、レインボーは4245cmくらいのが多くなって、サイズにばらつきが出てきたりと状況が変化してきたようだ。でもバイトはかなり増えて、魚の活性は上がってきているように感じる。




このレイクにも春が来たんですね。


というわけで午前10時で終了。午後は他の事に時間を使いたいから、早めにオークランドに戻ろう。





昨日5
本、今日も5本すべて同じタックル。このSAGE SPEY ONE3ヶ月くらい前に新調したばかりなのに、もうかなり釣ったなあ~。30本以上は釣ったはず。しかも入魂のファーストフィッシュが自己ベストのブラウン、8lb73cmだったし、自己ベストのレインボー、7.5lb67cmも先月このロッドで釣った。ツキもありそう。

けっこう気合入っちゃったなあ~、このロッド。




これで、自分のNZ1年目のシーズン(2012-2013)が終了。トータルの釣行日数は77日でした。来週から川に行くぞ!

BD Present Fish!

今週末が2012-2013シーズン最後の釣行。

明後日10月1日に2013-2014が解禁になるので、来週からはリバーフィッシングに復帰だ。


7時35分にLake Rotoruaのいつものスポットに到着。



が、予報とは違って南風でババ荒れじゃないか...


このレイクの北東にあるこのエリアが荒れるのは南風の時だ。

この冬から春にかけて、常に魚(レインボー)をストックして、安定した釣果をもたらしてくれたこのスポットだけど、やはり釣れなくなってしまう時がある。それは南系の風が強く吹きつけて、レイクのNEのコーナーにあるこのエリアに濁りが流れて来る時だ。チャンネルの流れ出しのカレントが利いているこのスポットは水が集まってくる場所。ここに濁った水が集まってしまうと、トラウトがこのスポットから姿を消すわけではないけど、口を使わなくなる。
それがこのスポットをさんざん釣り込んだ自分なりの結論。

 

つまり、今朝はまさにその釣れないコンディションなのはやる前から明白。

とりあえず1時間ばかり釣ってみるものの、やはりバイトすらなし。


鳥たちも陸に避難中。


まいったな~。もう2ヶ月あまり、ずーっとこのスポット頼みなんで、ここが潰れてしまうと、確実に釣果が見込めるスポットはない。

西岸にあるWaiteti Stream のマウスに様子を見に行く。こっちは全然静かだけど、魚っけもなし。



Lake Rotorua は面積79sqkmで、北海道の
屈斜路湖や支笏湖と同じくらいのビッグレイク。ちょうど写真中央の奥、かなたの光が指しているコーナーがさっきまでいたチャンネルのエリア。風裏の西岸からはNEのチャンネルの荒れ具合は全く伺い知ることが出来ないほど。




南風が避けられる、隣のレイク、Lake Rotoitoの南岸のスポットへ移動。



Lake Rotoiti,Ruato Bay
全くライズなし。バイトもなし。


ここはストリームの流れ込みがあって、

吐き出し口はこんな感じだけど、ストリームの水は超クリア。以前、ここの前にくるぶしくらいまでちょっとウェーディングしてたら、後ろの吐き出し口から60cmくらいのレインボーが出てきて、自分の股の間を通って弾丸のようにレイクに戻っていってビックリした。このストリームをトラウトがスポーニングで上がるんですね。


ダメだな~。少し風弱まった気がするし、朝のスポットに戻ってみよう。
で戻ります。


幾分風は収まったものの、まだ荒れてるな~

いいや、早めに昼寝しちゃおう(まだ12時を回ったくらい)。で昼寝。。。



2時くらいに目が覚めるとだいぶ風が弱まってる。

ん~、これならいけるかもしれない。少し日も差してきたし、少しだけ水が澄んできたようにも見える。


釣り再開。流れ出しのカレントの主流はかなり濁っていて、その手前が若干クリアだ。食ってくるとしたら手前のクリアな水の濁りとの境目付近だろう。

そして狙い通り、開始からまもなく、スイングの流し終わりでドンとのってきた!

やっとキタァーーーッ!!



丸々太ったメスのレインボー。55cmだけど5lbある。今日は長かった...

フライは昨晩巻いたオレンジのマラブーパターンだ。

そして約1時間後、2発目ヒット!



スリムだけど、長さが57cmあるので4lb超え。



さらに1時間後、フライのカラーをブラックに変えて3発目!

でも、初めの突っ込みに耐えている途中でフックアウト~~

う~ん、残念...

粘り強くフライを流していると、1時間に1発くらいだけど、バイトがある。

5時くらいに、カラーをオレンジに戻したフライに4発目がきた。



これは重い。。。ちょっとデカそうだ。

1度バァーーっと走ったけど、後はボトムに張り付いて全然浮いてこない。でけえぞ、これ。でもなんか走りにスピード感がないなあ。

あれ、もしかしてブラウン??

6月にこのSAGE ONEを新調して、入魂釣行でブラウンを釣って以来、もう3ヶ月ずーっとブラウン釣ってない。冬の間このスポットでも、他でもすべてレインボーだったからなあ。

でもあまりの浮いてこなさに、だんだんブラウンに違いないという確信に変わる。


KIWIのおっさん2人がギャラリーでファイトを見学してる。

デカイブラウンとのファイトはとにかく持久戦。アクロバティックなレインボーと違ってそんなに走ったり跳ねたりしないけど、とにかく浮いてこない。川だと ブッシュとかに突っ込まれることも考えてファイトする必要があるけど、オープンウォーターのレイクはゆっくりやり取りすればいい。自分の焦りだけが禁物。 早く姿を確認したくて逸るとミスる。


ようやく水面で反転したときに黄色の尾びれが見えた。

いいサイズのブラウンだ!おおーーっ、久々のブラウン!!

2回ネットに入れようとするものの、まだ元気で入らない。ギャラリーがいても焦ってはいけない。

どれぐらいやり取りしたんだろう?7~8分くらいか??

3回目に水面まで浮かせた時、自分から沖側のブラウンに向かって歩み寄って、一気にネットイン。


やったーーー!!!

 
ギャラリーのおっさん2人から喝采をもらう。



うーん、オスのいいブラウンだ。左の胸ビレがクルンとめくれてるけど、それ以外は綺麗な魚体。7lb、63cmある。



まだうねりが残ってて、撮影も大変。誤ってリモコンシャッター押しちゃったり、もうビショビショでグチャグチャ。。。

ハイ、やっとニコパチです!


何気に今日は自分のバースデイなのだ。

これはきっと、Lake Rotoruaからの”Birthday Present Fish"ですね!


うれしーーー!!!


この後、すぐに今日の5発目をキャッチ。ちょっと小さめ、45cmを欠けるくらいのレインボー。撮影前にネットから脱走。

バイト多発で、すぐに6発目。これは途中でフックアウト。本日2回目のバラシ。

この後ショートバイト1発をはさんで、7発目。


45cmくらいのレインボー。Good Fighterだったけど、これはハッチェリー(養鱒場)産の稚魚放流から育ったやつですね。

これでバイトが一段落したので終了。今日からDaylight Savingでサマータイムになり、時計の針を1時間進めたので、夕方が明るくなった。7時だけど、昨日までは6時だったわけだ。

いや~、今日は朝、荒れすぎて不発で、一時はどうなるかと思ったけど、終わってみれば7本掛けて、2バラシ、5キャッチといい釣りでした。

ナイスフィッシュを誕生日にプレゼントしてくれたLake Rotoruaに感謝!

今夜はホリデーパークに泊まって、明日は朝だけやるつもり。