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SWEET GREEN LAND

A blog of Japanese fly fisherman living in Otago, New Zealand

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December, The Time of Brown Beatles

あっという間に12月も半ばですが、今年の夏は今のところ天気が良くないNZ、Otago地方。

晴れればそこそこ暑い日もあるものの、曇りがちですっきりしない天気の日が多く、まだまだ肌寒い。加えて風の強い日も多く、ちょっとめげますね。。

先週末も日曜日はサンダーストームの予報が出ていて、遠くまで行っても釣りになるかちょっとあやしかったので、ホームリバーの半日釣行になった。

風は強いながらも何とか釣りになるコンディションだったが、2時間以上やって、きっちりフッキングせずにすぐ外れてしまったのが1回と、あとはハリにのらないようなチビブラウンがドライにじゃれ付いてくるだけ。

ほとんどあきらめモードになりかけた3時半頃、ようやくニンフにまともなサイズがきた。

これが思いの他でかくて、



5lb,60cmのブラウンだった。


痩せているわけでもなく、いいコンディションでこのサイズのわりには大して引かない魚だったなあ。。

腹周りがなんだかやけにプヨプヨと柔らかい。

ストマックのコンテンツを採ってみると、


でたーー!毎年恒例、12月の風物詩、ブラウンビートルオンリーだ。

体長約1cmのカナブンですね。


この後40cmくらいのも1匹釣れて、食ってきたのはいつものスティックカディスのニンフなんだが、



ストマックからはやはりブラウンビートルが出てきた。フリースイミングカディスやニンフも少し入ってますけどね。



翌、月曜日も結局天気があまり回復せず、風は少し弱まったが前日同様の曇天。

また昼からの半日釣行だ。


ホームリバーの中流域、いつも釣っているストレッチよりもう少し上流の未開拓区間を探索してみることにした。

始めてすぐ、ドライ&ニンフのドライに40cm弱のブラウンがのってきた。#12のロイヤルウルフです。

もう今日はドライ1本勝負でどの程度出るか試してみよう。


カポン!とスゴイ捕食音をたてて出てくれたのはこの5lb、61cmのジャックだった。


#12 のブラウンビートルを丸呑み。

 
昨日の5lbより遥かにパワフルでグッドファイターだった。

体色もキレイだし、完璧な魚体ですね。

この魚がブラウンビートルに出てくれたのはかなり満足!


あとは40cm欠けるくらいの小型のブラウンが数本ブラウンビートルに反応。



始めて釣った未開拓のセクションはなかなか魅力的ないい流れでした。

いつも釣っている区間よりもう少し山岳渓流っぽい雰囲気。
もっともっと釣れても良さそうなのに、今年はこの川全体的にこんな感じだからなあ、今のところ。

もう少し夏らしくなったら、もっと良くなることを期待してます。

とまあこんな近況で、毎回1本は5lbクラスのいい魚は出るものの、反応する魚の数が少ないし、ライズが全然少なくて何だか盛り上がりに欠ける状況が続いている。

やっぱり夏は夏らしくあって欲しいものです。

夏が大好きなもので。。

これなら11月のほうが暖かかったといった感じのまま、前半が終わってしまった今年の12月です。


Tight Lines!


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