Fly Fishing 2014/05/01 Back in NZ Waters 久しぶりの更新になってしまいました。 しばらく日本に帰らなくてはならなかった事情で、今年のドライフライシーズン、NZの夏はすっかり釣り逃してしまった。。。 ようやくNZの釣りに復帰です! 最近はかなり気温も下がっていて、もう冬の始め。 ニューイヤー遠征以来のRotoruaのトラウトストリームにて。 今日は快晴の1日になりそう。 8時半スタートフィッシング! チェコニンフィングで釣り上がる。 ジャングルのように木に覆われたこの川では、この季節、この時間帯は光がまだ当たらない。 魚はいるけど全く反応しない。 たまにカツッって感じにアタックしてくるバイトはあるけど、ハリに乗ってこない。 この様子だと、釣れ始めるのはたぶん10時過ぎくらいかな。 まあ、ゆっくりやりましょう。 予想どおり、ファーストフッシュは10時ちょっと前でした。 オーバー50cmのまあまあナイスフッシュ。 やっぱりNZのレインボウはいいなあ。 10時半くらいから、ようやく食いが立ってきた。 多くの魚がスポーニング体勢に入っていて、コンディションは細めのヤツが多い。 ペアリングしているのもいるし、バイトも食性というよりは、侵入物を排除するためのアタックみたいなショートバイトが多く、バイトさせるまでにも時間がかかる。バラシ多数。 結局、午前中は45~53cmくらいサイズで4本。 車で移動して、遠征のときに爆釣した上流のスポットを見に行ってみよう。 43cmくらいの小さめが2本出たけど、状況は同じ。 4ヶ月前に爆釣した時ほど、魚も入ってないですね~。 レイクの様子も見に行ってみよう。 来週、日本からNZ大好きの釣り友がやってくるので、レイクの状況も見ておきたいのだ。 いつものチャンネルのスポットで、#8ウーリーバッガーをスイング&リトリーブ。 細いけど、コイツがすぐに反応。 続いてもう1発。 今度はマシなコンディションの50cmちょっと欠けるサイズ。 この2本で後は全く反応しなくなった。 まあ、魚が居るのは確認できたからいいか。 まだ冬につれるような5lb越えのデカイヤツは入ってきてない。 レイクは2時間弱で切り上げて、再びストリームに戻ります。 今日は平日で、誰も来ないともくろんでいたが、けっこう車が止まっている。 今週いっぱい、こっちはスクールホリデーだからその関係かもいれない。 真ん中のエントリーポイントから、今日まだ見ていないセクションをやってみます。 見える魚少ないな。。いるけど大した数ではない。 あいかわらず、バイトがあっても乗らなかったり。 ようやくフッキングさせることができた、今日のラストフッシュ。 スポーニングカラーのジャスト50cmくらい。コイツはグッドファイターでした。 NZレインボウのファイトを堪能できた。 渋いながら、ストリーム、レイクあわせてトータル9本。 なんだかんだ言っても、Rotoruaのフィッシングポテンシャルはいつも高いですね。 ブラウンは全く姿を見なかった。 よし、終わろう。 久しぶりのNZの釣りだったけど、けっこう楽しめた。 来週はブラウン釣りたいな~。 PR
Fly Fishing 2014/01/10 Christmas and New Year Fishing Road 2013-2014 ⑧ The End of the Road Day13 さあ、いよいよ最終日を迎えた今年のフィッシングロード。 2日間ノーフィッシュのあと、はたしてあと5本釣ることができるのか? 最後にどこで釣りをするかまだ考えがまとまらないまま、昨日のレイクに向けて出発します。 今日はこのロード中、一番の快晴になりそうだ。 釣りにはタフな1日になるかもしれない。 昨日やったボートランプは雨で増水していきなり深くなってしまった。 ウェーディングはちょっときびしいなあ。 ショアラインにアクセスできる場所をもう1箇所見つけて、今日はそこからウェーディングします。 開始から1時間くらいで風が強くなってきた。 まったくバイトがないまま、予定の10時を過ぎてしまった。風もかなり吹いてきてしまったし、この後の時間はもう難しいだろう。 このレイクはまた機会を改めてトライしよう。 レイクを後にして、いよいよ最後の釣り場へ。 TurangiからSH1でTaupoと走って、SH1とSH5の分岐点になるラウンドアバウトにさしかかる。 このままSH1をHamiltonに向かうなら左、直進がRotoruaに向かうSH5だ。 最後まで考えはまとまらなかった。 去年の感触なら、間違いなくホームリバーのドライフライで最後の勝負に出たと思うけど、今シーズンはちょっとあやしい。 またRotoruaっていうのもなんだけど、せっかくここまできたから目標は達成したい。 SH1をテイクする1本目でハンドルを切らずに、2本目のSH5をテイク。 Rotoruaにかける。 このロードはここから始まった。そして最後はまたここに戻ってきた。 川に着いてみると、車は1台も止まっていない。誰もやっていないようだ。 じゃあ、まずは一番下から行ってみようか。 午後1時、釣り開始。ロード3日目にあのデカいブラウンを釣ったベンドのプールから。 スタートから3投目くらいで早速のバイト! やっぱりRotorua!さすがRotorua! 久しぶりの魚だよ~ まずは43cm。96本目の魚。 ここから10分に1発のペースで3本! これも43cm。97本目。 そして50cm。98本目。 あの自分が釣ったブラウンもまだ居ます(笑) しっかりといつもの定位地にステイしてる。ただめっちゃスプーキーになってて、フライが流れてくるとすぐに下のブッシュに隠れる。 そのまま誰にも釣られないでたっぷりエサ食って、もうチョイ太くなったらまた勝負しような。 これで展開としては一気に楽になった。 真昼間のこの時間に30分で3本捕れたことはとっても大きい。 あと2本を残して時間はまだたっぷりある。 まだまだ見えている魚が居るので、このスポットでもう30分ネバってみたけどもう反応しない。 場所を休めないとムリだ。 ここから釣り上がるセクションは、主なキースポットが6箇所ほどあるんだけど、2箇所、3箇所目は不発。魚が居るのは見えているけどまったく反応しない。 今日はかなり暑くなったので2~4時くらいは一番キビシイと思う。水面がフラットな流れの緩いプールは良くないだろう。 4箇所目は上からの落ち込み下になる、比較的流れのあるプールで期待できる。 反応の悪いスポットに時間をかけずにそこへ釣り上がる。 そして読みどおり、期待の場所で99本目のバイト! いいサイズだっ! この場所も対岸のボサや下手のブッシュなどに突っ込まれて、今までさんざんやられているから油断はできない。 今日はランディングに成功!53cmのいいレインボウ。 ついに目標まであと1本!時間はまだ午後3時。いけるぞ! そしてこの場所でもう1バイト!100本目が FISH ON!! と思ったらフックアウト~ 今の魚、バイトが全く伝わってこなかったから、アワセのタイミングもおかしかったな。 これでバイトが途絶え、残りのキースポットも不発。 車で移動しよう。 最後の1本を捕りにどこへ入るか? 答えは決まっている。 そう、7日目にあの16バイト、11キャッチの爆釣劇を演じた、あの上のハニースポットをやるしかない。 ホントは夕方、最後にここをやろうと思っていた。まだちょっと早いけど行ってみよう。 ポイントに入ってみると1匹見えるのが居るけど、あまりたくさんは見えない。 キャストを開始します。 反応しない。 でもまだ日が高いからな。もう少し遅い時間がいいのは分かっているけど。 40分くらいだろうか?我慢の釣りでニンフを流し続けているとバイトがきた! よしっ!! ついに目標達成か! けっこうデカそうだ。対岸のバンク沿いに落ち込みをグイグイ上流に上っていって止まらない。 ボサに入られたらヤバそうなので、少々強引に魚を止めにかかると、ニンフが外れて吹っ飛んできた。 ああっ、またバレた~~ もー、何でだよっ! 100本めを2回もフックアップさせながらも捕れないなんて。。 別に焦っているわけではないんだけど、うまくいかないなあ。 このあともう1バイトきて、水中で魚がギラッと光って、頭を振ったのが見えたけどフッキングしない。 なんだよ~、これホントに99本で終わりっていうストーリーじゃないの?? クソ~、もう手が届きそうなのに、なかなか遠いあと1本。 遅いランチを食べて、ちょっとインターバルを置いてみる。 まだまだいい時間帯はこれからだ。 あと1本だから何も慌てることはない。 わかっていても、これが目標を設定した、釣らなければならない釣りの難しいところ。 なんだか1人トーナメントのような展開になってきたぞ。 再びロッドを手にとって釣りをリスタート。 次のバイトまで、けっこうな時間を費やした。 それでもこのスポットを信じてネバり続けられたのは、やはりあの爆釣を味わっているからだろう。 そして5時を回った頃、ようやく待望のバイトが! 今度はガッチリフッキングしたようだ。もう絶対にバラさないぞ。 ロード13日目、17時9分、ついに100本目となる43cmのレインボウをランディング!! ちょっと小さめだけど、目標達成はやっぱりうれしい! いや~、苦労したなあ、最後の1本。 この後いい時間帯に入ったのか、 101本目の52cmも。 ん~ん、なんて美しい、いいレインボウ。 夕方になって、ライズし始めた魚がいるのでドライフライにチェンジしてみる。 もう釣れなくてもいいし。。 何にライズしているのか正体は分からないけど、フライには出ない。本物にはたまにライズし続けてる。 このスポットを切り上げて、最後に真ん中のセクションにエントリーしてドライを試します。 こっちも1匹ライズしてるのがいるけど、やはりフライには出ない。 チェコニンフのリーダーに戻してラスト15分だけ再びニンフィング。 そして、このロードのラストフィッシュとなる 102本目、50cmのレインボウが。 いいコンディションのグッドファイターだった。 この川はメチャクチャ魚が多いけど、ドライフライへの反応があまりよくない。 去年の夏、1日ドライ1本勝負で通してみたことがあるけど2本しか釣れなかった。 ストマックはいつも こういうシャックみたいなものしか出てこない。ニンフは少し入っているが。 よし終わろう。13日間の長いロードが終了です。 毛を刈られちゃった羊くんたち。 夏だからそのほうが涼しそうでいいんじゃないか?(笑) 今回、メインで活躍してくれたLOOP EVOTEC696-4MF レイクのリトリーブで釣った2本を除いて、ちょうど100本のトラウトをすべてこのロッド1本でランディング。今回その半分くらいはオーバー50cmのグッドサイズだった。 よく頑張ってくれた。 いままでこのロッドでランディングした魚は200本近いだろう。 ロードの総括 今回は数は十分釣ったけど、なんだかRotoruaでワイルドレインボーのランディングテクニック強化合宿的な色合いになってしまった。 これだけ釣っても、デカいレインボーをランディングするのはやはり難しく、キャッチ率は70%くらいか。今回も140本くらいの魚は掛けたと思う。 釣り方の面でも、去年はもう少しいろいろな場所を回ったので、川によってはドライフライメインで楽しめたところもあったけど、今年はほとんどオンリーニンフィングだった。 あとでTaumarunuiの降水量をチェックしてみると、1月4日が5.4mm、5日が16.4mmと2日間で20mm強。大した量ではないけど、それであそこまで濁ってしまうとは、あの川は濁りやすいんですね。まあ、今後のためには勉強になった。 あの川はスゴイきれいなブラウンがいて、去年、Whakapapaの本流で釣った4.5lb、55cmのブラウンはそこまでの大きさではないけど、魚体の完璧さ、美しさの面ではいまだに自分が釣った "the most beautiful brown" です。 雨で川が濁る前でも、今年のWhanganui,Whakapapaはブラウンがほとんど全く姿をみせず、レインボウも細かったですね。 あそこのホリデーパークのオーナーは釣りする人なんだけど、この夏はブラウン1本しか釣ってないと言ってました。 去年とは何が違うの? と聞いてみると、 ”Temperature” だということです。 たしかに去年はもうチョイ暑かったなあ。 Turangi方面も初めてトライしてみたけど全くダメでした。今シーズンはあの辺りまで行動範囲を広げて、改めてじっくりやってみたいです。 あのナショナルパークのレイクも是非またトライしたい。 結果的に、一番近場のRotoruaが魚のサイズ、数、コンディションともに他を圧倒していた感じで、もう完全にトラウトパラダイスでしたね。 やっぱりRotoruaはいい!楽しい!! 去年はロード中にScott G2を折ってしまったりしたけど、今年は大きなトラブルもなく、無事に13日間のロードを終えることができました。 キャッチしたトラウト102本(レインボウ96、ブラウン6)。 NZ北島をトータル2200kmくらい走りました。 さあ、Aucklandに帰ろう。
Fly Fishing 2014/01/08 Christmas and New Year Fishing Road 2013-2014 ⑦ Struggling Days Day12 12日目の朝、再びTurangiへと走ります。 今日はまず、プロガイドK氏からその辺りにいるんならやってみたらと薦められた、ナショナルパークの真ん中にあるとある小さめのレイクに行ってみたい。 調べてみるとガイドブックにも載っていた。 オーバー10lbのトロフィーブラウンが居ることで有名なレイクらしい。 ショアラインへのアクセスは限られているけど、このボートランプの横でウェーディングしてみよう。 この日は朝から雨。前夜もまた雨が降り続いていた。 でもこのちょっと荒れ気味の天候はショアからのレイクフィッシングにはチャンスかもしれない。 開始からまもなく、いきなりバイトがきた! ところがなんとアワセ切れ... うわ~、やってしまった~~ 全く知らないフィールドで、始めてすぐのことだったので、つい右腕が反応してロッドを立ててしまったのがマズかった。 本来は左手で、まずはラインを強くドローして初期掛かりをさせてからロッドを立てなくてはいけなかったのだが。。 最近、レイクでもチャンネルの外とか、流れのあるところで、リトリーブ中のラインにある程度テンションがかかるシチュエーションでしか釣ってなかったので、こういう完全なスティルウォーターは久しぶりだったからなあ。 その後、バイトは続かなかったけど、デカイブラウンぽい魚が水面に背ビレをだしているのを見た。 やっぱり朝一のバイトもブラウンだったんだろうか? う~ん、クヤシイ~~ 雨風が強くなってきたので、Turangiに移動。 今日はこの辺りでTongariroに次いでメジャーな川、Tauranga-Taupo Riverにトライします。 Tauranga-Taupo River 雰囲気は最高の川だなあ。 雨が降っているけど、Taumarunuiの川に比べるとほとんど濁っていないし問題なさそう。 エントリーポイントから近い、ロウワーセクションを釣ってみますが、全く反応なし。 魚の姿が全く見えない川だ。 こういう川は魚が対岸の木やブッシュの下に入ってしまっているんだろうけど、際を丁寧に流してもダメだ。 ポイントはいくらでもあるんだけど、攻めあぐねます。プールも全くバイトなし。 けっこうな時間を費やしたけど、魚とのコンタクトは全くなし。 正直、どうやって釣ったらいいのか分からない。 途中から天気が回復してきた。 いい川なんだけどなあ。。 よし、もう一度、Tongariroに行ってみよう。 昨日とは別の場所に入ってみる。 ようやく1発来たと思ったら、 このチビトラウト。 ワールドフェイマスなTongariroでファーストフィッシュがこの魚。。 釣ったうちに入らない、ほとんどジョークです(笑) 昨日の夕方釣った場所の方がまだよさそうなので、また行ってみたけど、またしてもノーバイト。ローカルのアングラーが1本釣った。魚はいるんだけどなあ。 少し早めにTaumaurnuiに戻って、キャンプ場の近くをもう一度だけやってみるか。 SH41を戻ります。 すっかり晴れ上がったので、途中展望台で車を止めて、 Great Lake Taupoです。 スゲーなあ、この絶景!What a superb view !! やっぱりTaupoはスゴイ!! 魚が釣れず、車で移動してばっかりで、なんだか観光っぽくなってきた。 まあ、たまにはこういうのもいいか。。 Taumarunuiに戻って、一昨日の朝釣ったパワーステーション(発電所)のあるポイントを見に行ってみると、そこには衝撃的なシーンが... うわぁぁ~~、 なんじゃこの濁りはーー!! 昨日~今日の雨でさらに増水してWhanganui Riverは激濁り。 これでこの辺りの川は完全に終わった... 釣りをしないでキャンプ場に帰還します。 キャンプ場の前も同じWhanganui River。濁流と化してしまった。 たしかに雨は降ったけど、そこまでの雨ではなかったと思うが... これで2日連続のノーフィッシュ。 目標まであと5本と目前まできながら、明日が最終日。 完全に赤信号点滅です! 明日は朝、今日のナショナルパークのレイクをもう一度やりたい。 朝3時間だけトライしてTurangi経由、Taupo東周りで帰ろう。 TaupoからはSH1、Hamilton経由で、午後はホームリバーにかけるか、SH5、Rotorua経由でもう一度Rotoruaで最後の勝負かどちらかにしよう。
Fly Fishing 2014/01/08 Christmas and New Year Fishing Road 2013-2014 ⑥ Struggling Days DAY10-DAY11 朝一は、昨日釣ったWhanganui Riverの下流域、手軽にアクセスできるポイントをやります。 Whanganui River本流 開始早々にファーストバイト。本流レインボウの強烈な引き! 55cm、5lb近いナイスワンです。 いや~、本流のこのサイズをシングルの6番で釣るのはきついけどエキサイティングだな~。 もう1発は44cm。 このあとバイトが続かす、またWhakapapaのクロッシングポイントへ。 Whakapapaの本流を釣りますが、全くバイトなし。 クソ~、釣れねえなあ~ 透湿防水のウェーダーでも歩くとソックスの部分に汗をかくので、河原の熱い石の上にひっくり返して30分くらい干すといい。これはオススメ。 仕方ねえ。また川渡って、Whanganuiの上やり行くかあ。 再び桃源郷に向かう。 この日も反応はよくない。 粘り強く攻め続けて、 よっしゃー、きたーー! 54cm。昨日よりサイズはいいけど、なんだか魚が薄っぺらいなあ。。 別のプールで 45cm。 昨日50cmが出た大場所でもノーバイト。ここで釣れないなんて... 帰りにさっき54cmが出たスポットをもう一度やって 52cm。これはよく引いたけど、やっぱり魚は細い。 これくらいしつこくやらないと魚は出ない状態。まあ、とりあえず、わざわざ川を渡ってきた甲斐はあったかな。去年はこのプールで何発も釣れ続いて、釣り上がりがなかなか先に進まないほどだったのに。 夕方は、朝一でやったキャンプ場の近くのお手軽本流スポットでいいレインボウをかけたものの、一気にグオォォーーっと走られて、大岩か何かに突っ込まれてスタック。捕れなかった。 10日目、レインボウ5本で終了。トータル95、あと5本! 11日目です。 昨日釣りを終えた後、雨が降り出して夜間は降り続いていた。 今日はなんとか5本を釣る為に、別の場所を釣るしかないと思う。 Whanganuiの昨日、一昨日と釣った区間より上を釣るためにはもう少し上の橋から入れるんだけど、そこはパブリックアクセスがないので、橋のたもとのファームのランドオーナーにアクセスの許可を取り付けなくてはならない。農作業してていればいいんだけど、姿が見えない場合は家を訪ねていってドアを叩かなくてはならない。なので、あんまり行きたくないんだけど、もうそこしかないなあ。 行きます! 土曜日の朝だから姿が見えない。 ん~、どうするかなあ?寝ていたら悪いしなあ。 しばらく待っていると、オーナーが眠そうな目をこすりながら、ポストに新聞を取りに出てきた! ラッキー!! 無事に川へのアクセスのパーミッションをゲット! 昨夜の雨で少し濁りが入った。でもそんなにきつい濁りではないので、いつも自分が釣りをしてる川の感覚ではクリアーすぎるよりむしろいいかもと思われる。 ところがそんな期待とは裏腹に、釣りを始めてみると全くバイトがない。 去年よかったいくつかのスポットも完全に沈黙。 唯一のチャンスは、ストーキングで見つけた45cmくらいのブラウンがニンフを一瞬くわえたけど、ラインのテンションを感じてすぐに吐き出した。 あと30cmもないようなレインボウをバラシただけ。 こりゃダメだ。濁りで終わったか... エントリーポイントの橋のたもとにて。今回魚は釣れなかったけど、ここのNZの田舎の景色は素晴らしい。 釣りをやめて、キャンプ場に戻ってちょっと考えます。 このままWhanganui,Whakapapaを釣っていてもちょっと難しい気がする。一気に何かを変えたほうがいいのかもしれない。 ここからTurangiまで60kmとそう遠くない。 まだ釣りをした経験のないTaupo方面だけど、Taumarunuiを早めに撤収して行ってみるか? ここで初めて、Aucklandに来てから友達になった、日本人プロガイドのK氏にヘルプのコールをかけます。自分のNZフィッシングのご意見番です(笑) Taumarunuiの状況報告と、Turangiに行くという考えを告げると片道45分のドライブだから、Taumarunuiから通ってもいいんじゃないかというご意見。Taupo方面のいい話も聞くという。 なるほど、それならキャンプ場を移らなくてもいいし、そうするか。 Turangi行き決定です。 そうと決まれば即行動開始。シャワーを浴びて気分をリフレッシュ! ナショナルパークのSH41をTurangiに向けて走ります。 初めてトライする、かの有名なTongariro River なんだかちょっと多摩川っぽいなあ。河原の感じと丸石、あと橋脚のある橋っていうNZの川には珍しい、マンメイドストラクチャーがあるからだな。 違うのは水がブルーのクリアーウォーターなのとゴミが落ちてないことだ。 何人かローカルのアングラーが入っていて、みんな一様にTongariroご当地メソッドのデカいインジケーターにヘビーニンフでやっている。 自分の釣りでやってみます。3.8mmのタングステンニンフをタンデムで。 今まで本流も含めて、どこでもこの釣りで結果を出してきた。Tongariroだからダメって事はないと思う。 3時間ほどネバってみたけどバイトなし。 隣でやっていたアングラーが1本バラシていたけど、あとは誰も釣れない。 夕方は少しライズもあって、ドライフライを試すと、何回かフッキングしないような小さいのがパシャっと絡んできたけどダメ。 う~ん、難しいなあ。。 明日またトライしてみよう。Taumarunuiに戻ります。 11日目はロード始まって以来初のノーフィッシュ。痛恨のノーフィッシュです! 目標まで変わらずあと5本。