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SWEET GREEN LAND

A blog of Japanese fly fisherman living in Otago, New Zealand

Christmas and New Year Fishing Road 2013-2014 ⑥

Struggling Days  DAY10-DAY11


朝一は、昨日釣ったWhanganui Riverの下流域、手軽にアクセスできるポイントをやります。

 
Whanganui River本流


開始早々にファーストバイト。本流レインボウの強烈な引き!



55cm、5lb近いナイスワンです。
いや~、本流のこのサイズをシングルの6番で釣るのはきついけどエキサイティングだな~。


もう1発は44cm。

このあとバイトが続かす、またWhakapapaのクロッシングポイントへ。

Whakapapaの本流を釣りますが、全くバイトなし。


クソ~、釣れねえなあ~
透湿防水のウェーダーでも歩くとソックスの部分に汗をかくので、河原の熱い石の上にひっくり返して30分くらい干すといい。これはオススメ。

仕方ねえ。また川渡って、Whanganuiの上やり行くかあ。


再び桃源郷に向かう。


この日も反応はよくない。

粘り強く攻め続けて、


よっしゃー、きたーー!



54cm。昨日よりサイズはいいけど、なんだか魚が薄っぺらいなあ。。

別のプールで


45cm。

昨日50cmが出た大場所でもノーバイト。ここで釣れないなんて...

帰りにさっき54cmが出たスポットをもう一度やって


52cm。これはよく引いたけど、やっぱり魚は細い。

これくらいしつこくやらないと魚は出ない状態。まあ、とりあえず、わざわざ川を渡ってきた甲斐はあったかな。去年はこのプールで何発も釣れ続いて、釣り上がりがなかなか先に進まないほどだったのに。

夕方は、朝一でやったキャンプ場の近くのお手軽本流スポットでいいレインボウをかけたものの、一気にグオォォーーっと走られて、大岩か何かに突っ込まれてスタック。捕れなかった。

10日目、レインボウ5本で終了。トータル95、あと5本!





11日目です。
昨日釣りを終えた後、雨が降り出して夜間は降り続いていた。
今日はなんとか5本を釣る為に、別の場所を釣るしかないと思う。

Whanganuiの昨日、一昨日と釣った区間より上を釣るためにはもう少し上の橋から入れるんだけど、そこはパブリックアクセスがないので、橋のたもとのファームのランドオーナーにアクセスの許可を取り付けなくてはならない。農作業してていればいいんだけど、姿が見えない場合は家を訪ねていってドアを叩かなくてはならない。なので、あんまり行きたくないんだけど、もうそこしかないなあ。


行きます!

土曜日の朝だから姿が見えない。

ん~、どうするかなあ?寝ていたら悪いしなあ。

しばらく待っていると、オーナーが眠そうな目をこすりながら、ポストに新聞を取りに出てきた!

ラッキー!!


無事に川へのアクセスのパーミッションをゲット!

昨夜の雨で少し濁りが入った。でもそんなにきつい濁りではないので、いつも自分が釣りをしてる川の感覚ではクリアーすぎるよりむしろいいかもと思われる。

ところがそんな期待とは裏腹に、釣りを始めてみると全くバイトがない。

去年よかったいくつかのスポットも完全に沈黙。

唯一のチャンスは、ストーキングで見つけた45cmくらいのブラウンがニンフを一瞬くわえたけど、ラインのテンションを感じてすぐに吐き出した。

あと30cmもないようなレインボウをバラシただけ。

こりゃダメだ。濁りで終わったか...


エントリーポイントの橋のたもとにて。今回魚は釣れなかったけど、ここのNZの田舎の景色は素晴らしい。

釣りをやめて、キャンプ場に戻ってちょっと考えます。
このままWhanganui,Whakapapaを釣っていてもちょっと難しい気がする。一気に何かを変えたほうがいいのかもしれない。

ここからTurangiまで60kmとそう遠くない。
まだ釣りをした経験のないTaupo方面だけど、Taumarunuiを早めに撤収して行ってみるか?

ここで初めて、Aucklandに来てから友達になった、日本人プロガイドのK氏にヘルプのコールをかけます。自分のNZフィッシングのご意見番です(笑)

Taumarunuiの状況報告と、Turangiに行くという考えを告げると片道45分のドライブだから、Taumarunuiから通ってもいいんじゃないかというご意見。Taupo方面のいい話も聞くという。

なるほど、それならキャンプ場を移らなくてもいいし、そうするか。

Turangi行き決定です。

そうと決まれば即行動開始。シャワーを浴びて気分をリフレッシュ!


ナショナルパークのSH41をTurangiに向けて走ります。


初めてトライする、かの有名なTongariro River

なんだかちょっと多摩川っぽいなあ。河原の感じと丸石、あと橋脚のある橋っていうNZの川には珍しい、マンメイドストラクチャーがあるからだな。

違うのは水がブルーのクリアーウォーターなのとゴミが落ちてないことだ。

何人かローカルのアングラーが入っていて、みんな一様にTongariroご当地メソッドのデカいインジケーターにヘビーニンフでやっている。

自分の釣りでやってみます。3.8mmのタングステンニンフをタンデムで。

今まで本流も含めて、どこでもこの釣りで結果を出してきた。Tongariroだからダメって事はないと思う。

3時間ほどネバってみたけどバイトなし。

隣でやっていたアングラーが1本バラシていたけど、あとは誰も釣れない。

夕方は少しライズもあって、ドライフライを試すと、何回かフッキングしないような小さいのがパシャっと絡んできたけどダメ。

う~ん、難しいなあ。。

明日またトライしてみよう。Taumarunuiに戻ります。

11日目はロード始まって以来初のノーフィッシュ。痛恨のノーフィッシュです!
目標まで変わらずあと5本。
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