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SWEET GREEN LAND

A blog of Japanese fly fisherman living in Otago, New Zealand

During the Holiday

現在約3週間の休暇の真っ只中。

前回のクリスマスフィッシュをキャッチした後、ポイント開拓で新たな川にトライしに出かけて、



まあまあいいヤツのライズを仕留めた。

これよりデカイのも掛けたが、ブッシュの奥深くまで突進されて捕れず...

でもいい川です!

日本からの釣り友がやってきて、自分も良く行く川の上流域へ。
友人の友人であるオージーのおじさんと、そのまた釣り友のスコティッシュのおじさんがキャンプを張っているホリデーパークで合流。
 
いつも釣っている中流域と水色は同じくティーステインドカラーながら、バイカモの生い茂るフラットランドを流れるスプリングクリーク的な雰囲気。


素晴らしいCentral Otagoの風景です。

釣りは二手に分かれて、自分はスコティッシュのJohnnyと組んで回ります。


歳のわりには川を歩くのが早い(笑)

Johnnyの釣りの腕はかなりのハイレベルで、いろいろ勉強になった。
彼はMatauraに住んでいるMatauraのスペシャリストらしいので、今後いろいろ教えてもらおう。

かつては北島にも住んでいたらしく、Rotoruaの話とか日本の釣りや文化のの話とかしながら、初対面だけど楽しく釣りが出来た。


自分のSAGE VXP590-4とJohnnyのSAGE SP590-3
新旧のSAGE(VXPもすでにカタログ落ちですが)を並べて。さすがにSP年季入ってます!


中流域よりちょっとサイズは小さめながらも、いいブラウンが出ました。

翌日は朝一、友人がライズしていた推定5~6lbのいいヤツを掛けたものの、自分のネッティングミスから再び走られて、足にティペット絡みついてロスト(泣)

その後もいくつかライズを見つけて、これからって時に無情にも雨...


けっこうザーザーと降ってしまった。

雨は2時間弱で止みはしたが、その後の川は状況が一転して全くライズがなくなった。

さらに翌日は確実に魚を捕るためMatauraに。

ライズはあまり起こらなかったが、何とか2015のファーストフィッシュをキャッチ。


今年はMatauraのブラウンでスタートだ。



友人が帰ってからも、半日釣行でいいのが3本出た。


サイトで見つけてニンフを食わせた。


この56cmは対岸のボサ下でライズを繰り返していたのをドライで。


これはニンフで釣った51cm。





さらに1泊2日で単独釣行。


毎年恒例、夏はやっぱりキャンプ!

この川のブラウンは現在Willow Grubに熱狂的にライズ中。
長時間にわたってシッピングライズを繰り返し、ウイローグラブを捕食し続けている。

ウイローグラブも川によって若干サイズが違うようだ。

この川のは小さく#18~20くらいだろう。自分の巻いた#16のウイローグラブには見向きもしてくれない。

ウイローグラブはあきらめて他のフライを試す。

何か打開策はないのか?

1つだけ反応するフライを見つけた。

前々日に対岸のライズを仕留めたときと同様、


#16クイルボディーのCDCダンだ。あの時も#16パラシュートアダムス、#16ウイローグラブと流してもダメで、これがいいレーンを流れると1発で出た。

ライズの対象はウイローグラブで間違いないんだけど、サイズの違うウイローグラブは全くダメ。でもネバリ強くこのCDCダンを流し続けると、そのうち食ってしまうといった感じ。



48cm。



55cm。



そしてこの56cmとすべて同じCDCダンで。


掛けてからは5Xティペットでの限界ファイト。

NZで5Xなんて初めて使ったよ。。


これも同じフライで46cm。


とまあ、いろんな川のいろんなブラウンを釣って試行錯誤中です。

夏になって、水中にいる魚を見つけてドライ&ニンフで仕留めるストーキングから、メインはライズを見つけてそれと対戦していく釣りに。

非常にエキサイティングな反面、テクニカルでとてもシビアな釣りでもある。


まあ、これがNZ南の釣りなんですね。
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