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SWEET GREEN LAND

A blog of Japanese fly fisherman living in Otago, New Zealand

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New 6wt rod has arrived from USA

先月LOOP EVOTEC696-4MFが折れてしまって、日本経由でスウェーデンLOOP社に旅立ってしまったので、バックアップ用に注文した6wtロッドがUSAから到着しました。

南島に来てからは、メインロッドは5wtより圧倒的に6wt。
あと2週間でクリスマス、ニューイヤーのホリデーも始まるし、どうしても1本は6番ロッドが必要だ。

今回はバックアップ用と割り切って、TFO,Airflo,Redingtonなどの低価格帯のロッドからいくつか候補を挙げて、最終的にセレクトしたのは、


ECHO CARBON690-4です。

 
ほんとは修理中のLOOPと同じ9’6”が良かったんですが、低価格帯のロッドにはあまりないんですよね。
ECHOはシドニーにいた頃にソルト用に買ったECHO2 890SW-4Xを持っていて、自分にとっては2本目。


リールシートがカッコイイ。


とりあえず使ってみて、入魂してからこのロッドのインプレッション、品評はFly Rods,Reelsのページにアップしたいと思います。
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Brown Trout Heaven

今週も日曜日はまたしても風強し。

朝は穏やかだったんだけど、昼くらいからはかなり吹いてしまって大変でした。

毎週同じ場所を叩き過ぎたか、魚の反応もかなり悪くなってきた。


それでもいつものストーキングでなんとかいい魚を捕獲!

フライはドライ&ニンフのニンフ、フェザントテイル#14。



51cmの美しいブラウン。


今週も釣れて少しほっとした。

同じ場所でネバって、見えていたヤツで上のドライ(アダムス#12)をガバッと取ったやつがいたけど、対岸のブッシュに突っ込もうと走って、止めにかかったらまたしても身切れっぽい感触でフックアウト。そんなにデカくない45cmくらいのだと思うけど、ブラウンはこのくらいのほうがむしろ引きが強かったりするんだよなあ。

先週、職場のサロンにヘアカットしに来たお客さんで、写真家志望の日本人の若者がいて 、一緒に行って写真を撮りたいというので、月曜日は一緒に連れて行きました。


SH87をTaieri Riverに向かいます。


せっかくだから写真は彼に任せていっぱい撮ってもらった。



ここの景色は何回来てもすごいな~と思う。

 

もう少しで到着だ。


エントリーポイントのブリッジに到着。


今日のTaieri 。先週よりだいぶ水も落ち着いたようだ。

今日は穏やかだし、これならメイフライのハッチが起こりそうだ。

いい釣りが出来そうな予感。


じゃ、いってみよう~


まだライズがない。


 なのでドライ&ニンフからスタート。


この場所でまあまあデカそうなのがニンフを食ってきたが、すぐに外れてしまった~。。


スタートから1時間くらい経過すると、ライズがポツポツと始まった。ドロッパーのニンフは外してドライ勝負にでよう。


なかなかフライへの反応がない。

ピックアップのときに回収中のドライに小さいのがガバッとでた。

休憩してパンを食べていたら、カディスが自分の右腕に止まった。

カディス試してみるか?

NZのカディスはかなりダークなトーンだ。

フライボックスに1本だけ入っていた、暗めのエルクで巻いたエルクヘアカディス#13を結ぶ。


ダウンクロスに投げて、ロッドティップでチョコチョコとフラッタリングさせながら、水面をスケーティングさせるとガボッとのってきた。


ミニブラウンが釣れた~

 
同じメソッドで同じようなチビがもう1匹きた。

 

この後ちょっとサイズアップ。

3時前くらいからライズが頻繁になってきて、ナチュラルドリフトにましなサイズが出始めた。




1時間くらいの間、35~40cmの丸々太ったブラウンたちが好調に 釣れた。




結局カディス1本で、すべてのブラウンをキャッチ。

最後に55~60cmのいいのが出て、ファイト後半まで持ち込みながらも、水中でグルグルと回転されてフックアウトしてしまった~(泣)

今日はティペットが4Xだったので、テンションを掛けすぎないようにゆっくりファイトしたのがかえって裏目にでたかな。。
もうちょっと強気でネッティングしてしまったほうが良かったかもしれない。

せっかくカメラマンがいるからデカイ魚のいい写真を撮ってもらいたかったのに残念。。

今週はいい魚を数本落としてしまったなあ。

    

いや~、でもここはブラウントラウト天国だなあ。ドライフライへの反応がいいし、アベレージは小さめだけど魚の数が多いし、景色もいいし、とにかく楽しい。

ここもDunedinから80kmの距離で1時間のドライブ。気軽に来れる近場です。


4時間くらいの短時間釣行だったけど、いい釣りでした。



また来週もこよう!

Disassembling SHIMANO FREESTONE XT-LA 5・6

 
5/6wtロッド用に愛用しているSHIMANO FREESTONE XT-LAですが、ドラグの調子がいまひとつになってきていたので、前回日本に帰国したときにオーバーホールに出して、ドラグワッシャーを交換してもらった。

それから調子良かったんだけど、最近またいまひとつで、自分でオーバーホールしたいけど、

 
このドラグハウジングの防水シールカバーの外し方がわからない。

小さな丸い穴が2つ開いているから、ここに専用の工具を入れて回すのかな?
でも分解図にも専用工具の情報はないしな。。


こっちはXTじゃない、安いほうのFREESTONE LA3・4


防水シールのカバーなしでドラグ板がむき出し。

これならシャフトのEワッシャーを外してパーツを抜いていけばいい。

何かないかな?

と探していたら、


百均で買った、先円の小さいペンチがあった。

合うかな??


目いっぱい広げたら届いた!先径もうまく穴にフィットしたし。

少し力を入れて回してみたら、回った!!
逆ねじではありません。緩めるのは普通に反時計回し。


これでドラグハウジングの防水シールカバーが外れて、安いほうのLAと同じ状態に。
XT-LAとLAの一番の違いは、このドラグが防水か防水ではないかです。


オーバーホールして、ドラグワッシャー用のグリスをたっぷり入れてやった。
ついでに音出しピンとバネを抜いて、クリック音無し仕様にしちゃいました。

クリック音無しのほうが高級感があっていいです。

ドラグもめっちゃ調子よくスムースになったし、これでバラシ方がわかったので、今後は自分でいつでもオーバーホールできます。


Gusty Weekend

今週も飽きもせずにいつもの川へ。

この週末(自分の週末は日、月)は2日とも天気がよろしくない模様。
雨はそんなに降らないようだけど、風がかなり吹く予報。

ストーキングではほどほどの風はいいカモフラージュになってプラス要因だけど、吹き過ぎると魚が見えなくなってしまうのでキビシイ。

どうかな~~




とりあえず準備の段階では晴れている。いってみようか~

いつも最初に入る橋ではなく、もう1本下の橋から入るポイントからスタートしてみる。

朝からすでに風がビュービューだ。


う~ん、魚が見えない。


水はクリアーなので、水中で動くものがあれば魚だと判断できるけど、ボンヤリしている状態の魚がほとんど見えない。

風で魚も沈み気味のようだ。

90分ほどやって、1匹フライに向かって浮いてきて食いそうだったけど、口を使わず。


移動です。いつも最初に入るほうの上の橋へ。

最近、かなりフライを見切られるようになってきたのでフライを変えよう。



上のドライを#10スティミュレイターから#12アダムスパラシュートに。
下のニンフを#12ゴールドビーズから#14ノンビーズのフェザントテイルニンフにしてフライの存在感を落とす。


このタイミングで少し風が収まってくれた。これなら見える。

手前に1匹と奥のフィーディング場になっている丸い浅瀬に乗っかって旋回しているのが3匹いる。


よし、チャンスだ!


まずは手前のヤツから狙うか。



1投で仕留めたのは53cmのメス。太くていい魚だ。


釣られちゃってちょっと悔しそうな表情に見えるブラウン君


なんだか変なもん咥えちまったなあ~ってか(笑)


こっちもピントがボケちゃいました。

 

リリース後、瀬に乗っかっていた3匹のうち1匹をこれまた1投で食わせたのに、残念ながらフッキング後すぐに抜けてしまった。

これでこのスポットの魚はスプークして終わり。

またまた風が強くなって、雨も降ったり止んだりで、荒れ模様の天気。

 
よし、午後はTaieri Riverに行こう。



SH85を走ってTaieri Riverへ向かいます。


かなり怪しい雲行きになってきた。


でも到着する頃になると晴れ間が。


天気は何とかもってくれているが、水が濁ったなあ。。

少し増水して水位はいいんだけど、木が倒れていたり、かなり荒れた痕跡が見受けられる。

最後にここを釣ったのは3週間前だけど、その時はライズも起こってこれから楽しくなりそうな雰囲気だったのだが。


フッキングしないような小さいのがドライに絡んできただけで、全くライズが起こらない。

これは少し水が落ち着かないとダメですね。


風が強いから雲の流れも早いなあ。。



空けて月曜日はいつものように半日の釣り。

いつもの川のいつもの場所で、


43cmの小さいブラウン。


そういえば、この川で50cm以下のブラウンを釣ったのは初めてだ。

昨日の朝やって、釣れなかったポイントでも今日はやりました!


 
51cmのブラウン。


この魚も見つけてから1投で仕留めた。


偶然おもしろい写真が撮れた。元気が良すぎて、宙だって飛んじゃいます!(笑)
 

今日も手がかじかむくらい寒い。

なので早めに終了。


ちょっとサイズが落ちたのと、先週からメスしか釣れてないなあ。
まあ毎週やって、比較的反応のいいオスは自分で釣ってしまったのもあるな。

今週末はとにかく風が強くて、どうしても6wtラインが必要だったけど、6wtのLOOPが折れてしまったので、5wtのVXPで6wtラインを投げて乗り切りました。


最近「1投で仕留めた」とか、「2投で仕留めた」というフレーズをたびたび使っているけど、ある意味、これがこの釣りのすべてといってもいいかもしれない。

つまり1投で釣れるのではなく、1投で仕留めなくてはならない釣りだということだ。

ターゲットを発見したら、まずは観察して魚がこれから向かう方向を読み、その1.5mくらい前方に静かにフライをプレゼンテーション。

小さな着水音と、水面に浮いているドライフライの存在に魚が気付いてそっちを注目する。

魚がゆっくり泳いでいくと、上からスーッとニンフが落ちてきて、魚の視線レベル、もしくはやや上で宙吊りになる。

これが自分の考えるベストなアプローチで、すべてが上手くシンクロするとかなりの確立でブラウンは口を使います。

着水点が魚の1.5mくらい前方というのはちょっと遠いようだけど、ドライよりニンフを食わせること念頭においているので、ニンフの沈下時間を考慮してドライだけの時よりはちょっと遠めです。

ファーストキャストがややショートしてしまったり、投げ直すにしてもせいぜい1回(魚が最初のミスキャストしたフライに気付いていないのが前提)。

3回以上キャストし直したりしていると、その魚が釣れる確立は劇的に下がると感じています。

だから、この1発で決めるセンスを磨かなくてはなりません。

ず~っと同じ所にいる魚に関しては、風とか、ライトコンディションの変化を利用したり、フライのカラーチェンジなどでネバッたあげくにバイトに持ち込める場合もあるけど、基本は1発勝負!

だからおもしろいんですけどね!



もう今日から12月かあ。時間の経つのは早いなあ。